最近、度重なる不祥事などが原因で不振の株価を背景にした株式離れが深刻ですが、それに伴い、為替の動きが激しくなったこともあり、FXが人気です。それと同時に、FXで大儲けした人の脱税も度々取り上げられるようになってきました。すごい金額を稼いでおいて、良くぞ脱税なんかしたなと思うものですが、実はこれ本人は知らず知らずのうちに脱税してしまっていたということがあるようなんです。
ようするに、税金のことをすっかり忘れてしまっていたということです。(もしくは、納税の必要があるなんて知らなかった?) FXの確定申告はサラリーマンの源泉徴収や株の特定口座とは違い、その責任が投資家に一任されています。利益が少ないから良いのかも、とか、申告の仕方がわからなかったので申告しなかった、というのでは後で痛い目をみることになりますよ。
もし、税務署の調査が入るまで申告をしていないとどうなる・・・
もし、税務署の調査が入るまで申告をしていないと、どうなるのでしょうか?本来納めるべき税金に対して、15%の無申告加算税と延滞金を課せられます。さらに、悪質と判断されるような場合には、35〜40%の重加算税の上乗せがあります。
確定申告をしておくとお得になる場合がある!
確定申告を怠ると、かなりの損だということは分かってもらえたと思います。よしっ、確定申告をするぞ!となりましたよね。そんなあなたに、朗報です!なんと、確定申告では、税金は支払うだけじゃなく、お得になるケースもあります。
所得税とは、1年間に稼いだお金に対してかかる税金のことです。この稼いだお金の総額から、必要経費を控除してもらえるので、所得税が少なくなります。必要経費分を申告することによって、納めすぎていた税金が戻ってきます。通常サラリーマンの場合は、会社で年末調整を行ってくれますから、確定申告は不要です。しかしあなたがFXをしていて、利益が出ていたら申告の必要があるかも知れません。 また、損をしていたから関係ないというものでもなく、他の所得と相殺できるケースもあります。チェックしてみましょう。
詳しくは、国税庁のサイト<確定申告特集>にアクセスしてみてください。税務署に直接でんわをしても教えてくれます。
FXの確定申告時の注意点!課税方法が取引の方法によって異なる
FXにかかる税金は、金融商品の種類によってまちまちなので複雑です。とくにFXは、取引の種類によって2種類の納税方法に分かれるので注意が必要です。
まず、あなたの行っている取引が「店頭取引」なのか「取引所取引」なのかを確認してみましょう。取引所を通さずにFX会社と投資家との間で直接やりとりするのが「店頭取引」。ほとんどの方がこの取引方法だと思います。もう1つが、東京金融先物取引所が運営する「くりっく365」を通じた「取引所取引」です。
良くわからないという場合は、口座を開いている金融機関で確認できます。

