diary
   多次元直列日記 2012. 6 メニューに戻る
6月2日 (土)  シャルロット・ペリアン

目黒区立美術館で開催中の〈シャルロット・ペリアン展〉へ。いえの近所で、歩いて数分で行けるので、週末に訪れるには持って来い。

ペリアンの仕事が、日本との関係に重点を置かれ紹介されている、資料性も高い展覧会。戦前、日本に招待された際には、ペリアンに支払われた月給は大臣よりも高かったのだとか。国策として、産業デザインの活性化が望まれていた時期であるが、この支払条件からも、日本政府がそれをかなり重要視していたことがうかがい知れる。

(イマム)


6月1日 (金)  『20世紀建築の発明』完成など

普段それほど慌ただしい生活を送っているわけではないけれども、本日は盛りだくさんだった。

11時、恵比寿にて、鹿島出版会の川尻さんとお会いし、でき上ったばかりのアンソニー・ヴィドラー著『20世紀建築の発明 建築史家と読み解かれたモダニズム』を受け取る。僕がはじめて一冊翻訳した本。この本については、また後日詳しく書きます。

13時、渋谷にて、桑沢の授業。キリスト教とイスラム教。ロマネスク建築、ゴシック建築、イスラム建築について話す。建築史の授業なので、いろいろな時代、地域の建築について毎回話しをするのだけれども、毎度登場する話題は、なぜわれわれは建築を建てるのかということ。

16時、麻布十番にて、オーストラリア大使館の現場(小さい工事です)。根切りが終わって、月曜には捨てコン打ち。

18時、霞が関にて、新建築社の橋本純さんと打合せ。最近引越を終えたばかりの、新建築社の社内を拝見。30名ほどの方が、広々としたワンルームできびきびと働いている。

(イマム)  

20120601-1.jpg



| 1 | 2 |