diary
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9月5日 (月)  ロシア大使館でビザ申請

ビザ申請のために、飯倉のロシア大使館へ。ロシア大使館は、外務省飯倉公館の向かいにあり、その関係はポリティカルには面白い。外交官時代の佐藤優氏は、この間を行き来したのだろう。

ビザ申請のためにわざわざ足を運ぶのは面倒ではあるが、最近は入国審査も簡略化され、パスポートにスタンプが押されないことも多い中、ロシアのビザなどはなかなか豪勢で、パスポートに彩りを加えてくれるので良い。

今回は、モスクワ建築大学での国際ワークショップのための訪露だが、こうした場合は、まずモスクワ現地の招待者が招聘状というものを取得し、それをこちらに送り、その招聘状をもってビザの申請を行う。なので、東京での申請は、まあ形式的なものと言えるかもしれない。

春に行ったオーストラリアの場合もビザが必要であったが、大使館の公務であったので、大使館が手配をしてくれた。しかも、エレクトロニック・ビザなため、ビザが下りましたという通知のみで、特にパスポートに記載されたり、書類が発行されたりするわけではない。オーストりラリアに入国の際に、パスポートを提示するとコンピューター上で確認されるというわけだ。

(イマム)


9月3日 (土)  猿楽町、鶯谷町、桜丘町、南平台町、鉢山町

工学院の後期の都市デザインの授業は、毎年都内の異なるエリアを選んで対象としているのだが、今年は、代官山と渋谷のあたり、町名で言うと、猿楽町、鶯谷町、桜丘町、南平台町、鉢山町。今日の午後は、そのエリアを、3時間ほどかけて歩く。

猿楽町はいまどきの店舗も多数あり一番活気があり、南平台は落ち着いた高級住宅街、鶯谷はちょっと時間が止まったような雰囲気があり、それほど狭くないエリアに、いろいろな表情の場所がある。このあたりは、2カ月ほど前にも一度歩いて横断したが、課題の対象と思ってじっくりと眺めると、また異なった側面が発見できる。

さて、このエリアに何を提案できるであろうか。

写真は、セルリアンタワーから南平台方面を見降ろしたもの。

(イマム)

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9月2日 (金)  芝浦のオフィス

夕方田町の建築会館でミーティングがあったため、同じ田町駅の反対側に最近できた、妹島和世さんの〈芝浦のオフィス〉を見学。ほとんどがフィックスのガラスファサードで、オフィスとして大丈夫かとまず思うが、実際には、半分ほどは多目的のイベントスペースのようだ。実際に、リーズナブルな料金で借りることができる。

SHIBAURA HOUSE http://www.shibaurahouse.jp/information/

1階はカフェとなっているので、誰でもはいれる。コーヒーを飲みながら、ゆっくりと見学。

建築会館では、サステナブル建築デザイン賞委員会。昨年のブリティッシュ・コロンビア大学の東京スタジオで行った〈シブヤツリー〉のプロジェクトをプレゼ。

(イマム)

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9月1日 (木)  防災の日

調べものがあり、有栖川公園の都立中央図書館へ。公園の入り口で、休館日であることを知り、呆然。蒸し暑い中、30分以上歩いて出かけたのにもかかわらず。

気を取り直して、広尾の交差点にある槇文彦さん設計の30年ほど前の建物を撮影。

今日9月1日は、1923年に関東大震災の起きた日である。そのため、防災の日となっているが、3.11のあった今年は、特に意味深い日である。

(イマム)

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