diary
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4月12日 (火)  理科大初日

理科大の今年の授業初日でガイダンス。

昨年は英語でやろうとしたが、思ったほどうまくできなかったので、今年は敷地をロンドンにした。ジョン・ソーン美術館の隣に計画をしてもらう。中間提出は、英語でまとめて、AAスクールの島崎君に見てもらう。

この授業、そうそうたる建築家が揃っているのだが(だが西沢平良さん、藤本壮介さんは多忙で本日欠席)、今年の一押しは、福屋粧子さんのユニットだろう。実際に東北の被災地を回ったうえで、何が提案できるか一緒に考えるのだそうだ。

僕も3.11に関連したテーマに課題を切り替えるか考えたが、中途半端ならばやらないほうがよいと判断して、当初通りの課題とした。

(イマム)


4月11日 (月)  KK打合せ

楓幼稚園打合せ。セミナーハウスも打合せ。

鎌倉は、そこここに満開の桜が。

(イマム)


4月10日 (日)  投票

まったく盛り上がりと選択肢を欠いた都知事選の投票。

(イマム)


4月8日 (金)  短いエッセイを書く

ある連載原稿を書く。全6回の最終回。原稿用紙3枚ほどのエッセイなので、何を書くかが決まれば1時間もあれば完成。〆切の当日になって考え始めても、きちんと予定通りに書きあげることができる。

5枚以上の原稿になると、このようにぱっと書くことはできない。

当初予定していな内容を取りやめて、自然(災害)と建築の関係について書く。

(イマム)


4月1日 (金)  中越も被害あり

山本君と一緒にアートフロント・ギャラリーにて、北川フラムさんほか関係者の方々との打ち合わせ。来年の大地の芸術祭についてであり、3年に一度のこの大イベントは、すっかり我々のサイクルに込まれている感があるが、今回はこの震災を受けて例年とは異なった切迫感がある。

もちろん東北の状況に比べれば軽度とはいえるが、それでも東北の直後に起きた中越の地震も現地にかなりの傷跡を残している。しかしその状況は、ほとんど報道はされていないのではないか。例えば、MVRDV設計の能舞台など、地震でエレベーターシャフトが曲がったそうだ。現代建築ですらそうした被害があるのだから、古民家など倒壊したものも少なくないのだろう。今年は例年以上の大雪で、週に2回雪かきをしなければいけない状況であったが、もともとが過疎の地域が多く、とても手がまわっていなかったという。比重0.5とされる重い雪が屋根に数メートルのった状態で、大きな地震に襲われればひとたまりもない。いまだに雪が多く残るので、被害状況の確認は出来ていないようだ。本格的な、調査、対応は、雪解け後になるだろう。

(イマム)


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