diary
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3月10日 (木)  坂倉準三とはだれか

「坂倉準三とはだれか」(松隈洋著、王国社、1900円+税)を読みました。私は坂倉建築研究所の出身ではありますが、創設者である坂倉準三は私の生まれた頃に亡くなってしまっているため当然、面識はありません。本書は主に、いろいろな媒体に掲載された文章がまとめられたものなのですが、一般にはそんなに情報の多くない坂倉準三その人の概説としての的確さとともに、その没後、現在の坂倉建築研究所にいたる状況の経緯までもきちんと収録されているところが松隈さんらしい内容で、私が坂倉事務所の大先輩方から飲み会のたびに聞かされて来た話、そのままのような雰囲気です。現時点で最もよい坂倉入門書といえるでしょう。定番の坂倉本があらたにできたことを嬉しく思います。
私も本文中に名前を挙げていただき、その系譜の末席に連なることに、身が引き締まる思いがしました。<写真1>
(山本)

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3月7日 (月)  京都古建築研修旅行

3月5日〜7日、京都での古建築研修旅行。
学生、教員含め、約30名が参加。今回の引率のリーダーは国広ジョージ先生。みんなで、京都駅近くの旅館に宿泊。
5日、賀茂御祖神社、京都御所、銀閣寺慈照寺を訪問。
6日、醍醐寺へ。上醍醐への登山は、予想以上にハードだった。
7日、南禅寺の金地院、知恩院、高台寺、建仁寺を訪問。建仁寺では、国宝茶室である如庵の写しを見学。
7日、帰京。

(みなみ)


3月3日 (木)  設計授業ミーティング、『知覚のテクスチュア』

大学へ。研究室にて仕事。
3限目、研究室会議。
15時、国士舘大学理工学部・建築学系の、計画系教員の設計授業ミーティング。専任教員の国広ジョージ先生と僕の方で進行を務め、非常勤講師の先生方にご参加いただく。
都留理子さん、木島千嘉さん、鯨井勇さん、丸山洋志さん、ミシェル・ヴァン・アカーさんほか、いろいろな先生方が集合。
また、来年度から非常勤として設計や計画系の授業をやっていただく、渡辺純さん、前田紀貞さん、遠藤克彦さん、小池孝子さんも参加。
より良い設計教育を目指して、いろいろとディスカッション。

アトリエ・アンプレックスの作品集『知覚のテクスチュア』が、南洋堂書店およエクスナレッジ社にて、販売されています。下記。

http://www.nanyodo.co.jp/php/detail_n.php?book_id=N0080483&SBID=f0d23d06&sbcnt=0&pic_list=p&cate=architect&p=0&p_ar=%C6%EE%C2%D9%CD%B5

http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/N0080483

(みなみ)



3月2日 (水)  建築系文学フリマ、建築系ラジオ合宿

3/10、および3/14~15に、下記のイベントが行われます。
どなたでも参加できるので、参加希望者は事前予約の上、どうぞ。どちらも、僕も参加します。

・3月10日、17時より南洋堂にて
建築系ラジオ全体討議「建築系文学フリマ──僕たちもできる、自費出版への道」
http://architectural-radio.net/archives/110307-5528.html

・3月14日〜15日、丹沢ホーム(原広司設計)にて
「建築系ラジオ 春合宿2011」
http://architectural-radio.net/archives/110309-5523.html

(みなみ)


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