diary
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9月19日 (日)  仮設建築博物館オープン

国士舘大学世田谷キャンパスのサンクンガーデン内にて製作中の竹ドームによる仮設建築博物館が、仮オープン。
これは、竹による巨大ドーム内に、入れ子上に茶室や展示スペースを作り出した、仮設建築で、学生たちが実際に作っているもの。
この日はオープンキャンパスの日と重なり、この施設とともに、模型やパネル等の展示を、様々な方に観ていただくことができた。

仮設建築博物館は、インスタレーションとしてこれ以降も日々、作り続けていくので、みなさんも良かったらお越しください。僕もひんぱんに現場に行っています。
10月2日(土)には、ここに敷設した茶室に、学内の茶道部のみなさんと、茶道部の顧問で裏千家の先生である遠藤久美子先生も来て下さり、お茶会を開催予定です。

(みなみ)


9月17日 (金)  六本木 / 教授会、バウハウス展ほか

(coming soon! imamu)


大学へ。
2限目、教室会議。
13時、教授会。
14時、大学院工学研究科委員会。
その後、研究室にて仕事。
17時、汐留のパナソニック電工ミュージアムへ。バウハウス・キッチン展のオープニング・レセプションに出席。
その後、アトリエへ。もろもろ仕事。

(みなみ)

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9月16日 (木)  研究室会議

大学へ。研究室にて仕事。
2限目、2年生の「建築の環境構成」の授業。
午後、キャンパス内のサンクンガーデンにて建設中の、project b2/仮設建築博物館の現場を確認に行く。
1ヶ月のみの仮設施設とは言え、直径10m、高さ5mのドーム内に茶室他の構築物を作る作業は、小規模な住宅を建てるのと同じ規模で、思っていたよりも迫力がある。やはり、建築は1分の1で作るのが、手応えがあって面白い。参加学生たちも、頑張っている。他大学や他の学校からも、ときどき、学生が参加している。

4限目、研究室会議。卒論の指導ほか。
5限目、建築スタジオにて、南研の堀上君、松本君と、建築系ラジオのデザイン・レビューの収録。
その後、研究室にて某新聞の原稿執筆ほか、もろもろ仕事。

(みなみ)


9月15日 (水)  秋期授業スタート

大学へ。
この日から、秋期の授業スタート。
2限目、院生ミーティング。修士論文の進行状況報告や、プロジェクト・ミーティングなど。
3~4限目、3年生の「設計スタジオ4」の授業。
5限目、南ゼミナールの授業。
19時、学内にて伊藤哲夫教授の誕生日パーティ。
その後、研究室にて仕事。

(みなみ)


9月14日 (火)  豊田工専でのレクチャー / 打ち合わせなど

来月の10月30日(土)に、豊田市の豊田工業高等専門学校にて、レクチャーをやります。建築系ラジオの五十嵐さん、松田君と僕の3人が行く予定です。
15時〜17時に行うので、良かったらどうぞ。テーマは、「建築学生にできること」。

●豊田高専SD研究部主催講演会開催のお知らせ

毎年開かれる豊田高専の学園祭に合わせまして、SpaceDesign研究部主催による講演会を開催いたします。
「建築学生にできること」と題しまして、職能としての建築だけではないなにか、建築学生にできることはなにかを建築系ラジオなど、幅広い活動をされている講演者の方々に語っていただきます。
進路に悩んでいる人、自分にできることはなんだろうと考えている人、多くの方の参加をお待ちしております。

・日程:10/30(土)15:00〜
・ 場所:豊田高専 一般学科棟2階 造形デザイン室
・ 講演者:五十嵐太郎、南泰裕、松田達
・ 参加費:無料
・ 定員:100名(先着順)
・ SD研究部HP:http://sdken.web.fc2.com/

豊田工業高等専門学校については、下記です。

http://www.toyota-ct.ac.jp/indexj.html

日刊建設工業新聞の9月13日号が届く。この号では僕は、論説欄にて「厚みを増す韓国の建築デザイン」というコラムを寄稿しています。

『建築と社会』2010年8月号(日本建築協会)が届く。
この号では「研究の風景」のコーナーで、見開き2pに渡って、国士舘大学南研究室の紹介をしていただいています。下記。

http://www.aaj.or.jp/kentiku_syakai.html

(みなみ)




芝浦工大の金子君、帆足君と一緒に昼食を食べながら打合せ。帆足君から、出来たばかりの修士論文「ユルバニスト菊竹清訓による建築。都市計画の実証的分析」をもらう。途中ずっと内容を聞いていたので、こうしてまとめるとこちらにもある感慨がある。労作です。

金子君からは、商業建築で連載中の戦後インテリアデザインの聴き取り連載のコピーをもらう。こちらも貴重な記録。きっと後日これが発展した研究としたまとまることでしょう。

午後、工学院大学後期の授業「都市デザイン」の初日。今日は課題説明やグループ分けなど。工学院も始まると、週4日大学で、ほとんど自由時間がなくなる。

夜は、FORO08のミーティング。トークや展覧会について。

(イマム)


9月13日 (月)  1st project review / アートスタディーズ

(coming soon! imamu)


大学へ。
2限目、建築スタジオにてproject b2のミーティング。
午後、アトリエへ。
15時30分、建築史家の倉方俊輔さんと、建築学会イベントである、Archi-TVの学生2名が来所。10/2に建築会館で行われる、Archi-TVのイベントについての打ち合せ。

その後、倉方さんと一緒に、京橋のINAX GINZAへ。美術と建築の連続シンポジウムである、アートスタディーズにパネリストとして出演。
18時、シンポジウム開始。この日は、倉方俊輔さんと美術評論家の藤枝晃雄さんがゲスト講師となり、1970年代の批評について討議が行われた。

(みなみ)



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9月12日 (日)  土曜オープン・アトリエ

午前中、金沢駅で入江さんと待ち合わせ、金沢21世紀美術館へ。予想以上に、ガラスが近かった。
じっくり時間をかけて、建築と美術作品を観賞。同美術館内のレストランでランチをとった後、藤井博己さんが金沢に設計している、海浜公園そばのオブジェを訪れる。
その後、金沢駅へ。入江さん、松田君とカフェで少し話した後、小松空港へ。
飛行機で羽田に飛び、夜、帰京。

ちなみに、今度の9月25日(土)に、下記の形で第5回めの土曜オープン・アトリエを開きます。
良かったらお越しください。

http://www.atelierimplexe.com/openatelier.html

(みなみ)


9月11日 (土)  学会発表

朝、ホテルを出て富山大学へ。建築学会大会に参加。
研究室の学生による、研究発表、およびセッションの司会を担当。
他の研究発表を聴講したり、ポスター展示を観覧したり、知り合いの研究者と交流したりで、16時頃、ほぼ学会大会の予定をこなし、大学を後にして富山駅へ。
そのまま、富山から電車で金沢へ。

金沢にて、琉球大学の入江徹さん、松田達くん、五十嵐淳さんや地元の学生たちその他のみなさんと合流。たまたま、アトリエワンの貝島桃代さんに会い、茶屋街で一緒に飲む。
その後、貝島さんたちが共同で運営している長屋にお邪魔し、貝島さんに案内していただく。
その後、松田君や入江さんほかのみなさんと、遅くまで飲む。
学会大会は、なかなか濃密な旅に。

ちなみに、現在、南研究室で進めているproject b2の作業が、佳境に入っています。下記の南研究室ツイッターにて、部分的に作業写真がアップされています。今日は、ご近所さんの姉妹研究室である、昭和女子大学の杉浦研究室のみなさんも、来てくれていたようです。

http://twitter.com/minamilab

(みなみ)


9月10日 (金)  建築学会大会へ / 木材会館

午前中、新幹線と在来線を乗り継いで、東京から富山へ。
建築学会の北陸大会に参加するため。
夕方すぎ、富山着。椙山女学園大学の村上心先生その他のみなさんと合流し、懇親会。

(みなみ)


今日はUBCの学生を連れて、東京の東側へ。まずは、東雲に行き、山本理顕さん、伊東豊雄さん、隈研吾さんたちの集合住宅を見学。

葛西に移動、谷口吉生さんの展望施設、水族館を見学。水族館の見学はこの暑い日にはぴったり。透明な水の中を泳ぐペンギンを見ているだけで、すっかり和む。

新木場に移動。昨年最も話題になった建物のひとつ「木材会館」の見学。実は僕もはじめて。設計を担当された日建設計の山梨知彦さんに連絡をして見学の可否を訪ねたところ、何とご本人が案内してくださるという。しかも事前には、僕は英語が苦手だから通訳は今村さんに頼みますよとのことだったが、実際には山梨さんがほとんどずっと英語で説明をされ、こちらは楽をした。

この建物、まずはファサードが印象的で見事だが、実によく考えられており、法規、構造などさまざまな点で創意工夫がなされ、それが見事に組み立てられている。ということを、建築自身の口から聞けたのは、学生にとって得ること多かったと思う。(もちろんご相伴預かった僕にも。)また、建築家本人のパーソナリティにも接するということもいいな経験で、山梨さんは大企業の偉い人にありがちな尊大なところがまったくなく、さまざまな質問にも実に率直にに答えてくださった。

ついでながら、こうした建築見学の予習に重宝しているのが、雑誌『建築技術』。学生に建物の説明をする際に、建築家のデザイン、計画の意図、こうしたものが成立する日本の文脈についてももちろん説明するが、なるべく、構造、設備、法規、施工などについても説明するようにしている。というのも、外国から来て、日本の建築はすごいと驚いて、そのデザインを習おうとしても、実際にはそうした技術的裏付けがないと不可能だからだ。建築雑誌の出ている建築家自身の言葉や図面を見ているだけでは、実際に作れるようにはならない。なので、構造や施工などの説明がある『建築技術』は予習に役に立ち、見学前に『建築技術』に出ているかをチェックして、あればそれを行きの電車の中で読むようにしている。そうしたことからも、今回のように実際に建築家自身から、さまざまな側面についての説明を直に聞けるというのは、とてもありがたいことです。

(イマム)

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9月9日 (木)  カナダ大使館展覧会 / 建築系ラジオ更新,project b2

午後は、UBCのスタジオにて第一課題のピンナップ。6チームの発表を聴く。

夜は、ジョージさんと一緒に、カナダ大使館での展覧会のオープニングへ。文化担当官の方々と共通の知り合いの近況などお話しをするが、いつかこのギャラリーで建築の展覧会もという話題も。。このところ、カナダ度が高い日々ですね。展覧会は、ジャガード織りの、カナダと日本の作家のグループ展。

(イマム)


建築系ラジオが更新されました。下記。

http://www.architectural-radio.net/

今回の討議は、「書物の現在と未来」というテーマで、『情熱大陸』にも出演されたブックディレクターの幅允孝さんや、ユリイカの8月号でホリエモンにインタビューしている阪根正行さん、南洋堂書店の中沢雅子さんなどが出演しています。
書物というものの行方を占う、きわめて興味深い話が展開されており、必聴の特集です。

それから、来週の9月13日より、国士舘大学世田谷キャンパスを舞台に、竹や様々な素材を使った製作ワークショップ、project b2がスタートします。どなたでも参加できるので、参加者募集中です。詳細は、下記。

http://www.luchta.jp/information/events/index.aspx?EC=404

事務所にて仕事。
午後、南研究室修士2年の福原くん、佐藤くんが来所。プロジェクトの打合せ。
夕方、銀座へ。千葉学さんが設計された店舗である、「田屋」の内覧会に出席。その後、近くの資生堂ギャラリーで開催されている、石上純也さんの展覧会を観る。
その後、アトリエに戻り、仕事。

(みなみ)


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