多次元直列日記 2012. 5 |
5月31日 (木) 東京スカイツリー 東京スカイツリー、みなさんより一足早く行ってきました。スカイツリーを体験し、それを記事にしてもらうというおいしい仕事。 最初のミーティングは、ムーミン・カフェ。締めは、浅草のうなぎ屋。唯一の心残りは、お土産もの屋のレジが長蛇の列で、お土産購入をあきらめたこと。資生堂の限定品クッキーの缶が、すごくよかったのに。 (イマム) |
5月30日 (水) バスク風煮込み 5年に一度の一級建築士事務所登録の更新。管理建築士制度などができた影響で、必要書類が増えていて、さらに面倒。午前無事提出。 午後、工学院大学の授業。京王八王子駅を降りると、目の前に全身黒服の見覚えのある方が。建築家の川口正道さん。お誘いして、以前試してあたりだったお店で、一緒にランチ。バスク風煮込みが美味で、その後授業でなければ、ワインを飲むところなのに。 (イマム) |
5月29日 (火) うさぎ屋のどら焼き ブリティッシュ・コロンビア大学の今年のスタジオの場所が、ようやく決まりそうであり、本日見に行く。上野広小路。すぐそばに老舗和菓子屋「うさぎや」。名物のどら焼きをお土産に買う。 (イマム) |
5月26日 (土) まちづくり大学院最終講評会 東大まちづくり大学院の授業も、本日早くも最終講評会。 建築家川口正道さんの事務所が東大に近く、このあたりに来る機会も今後は減るだろうと思って、訪問する。事務所を拝見し、また近くの最近建てられたご自宅の、アプローチに施された丹精込めた植栽を見せていただき(写真)、倉庫を改装したというオープンテラスのあるイタリア料理屋さんに連れて行っていただく。 講評会は、まずはゲストとしてお呼びした松下希和さんに、自己紹介を兼ねて、ハーバードのレムのスタジオでのシッピングのリサーチなどについて話していただく。 また、講評会のオブザーバーとして、渋谷の街に関連する方にも来ていただいていたのだが、その内の一人は元警視副総監。こちらで用意したお題が「リスク・アンド・サーチ」であり、対象エリアに円山町が含まれていた。そのため発表への、元警視副総監の立ち会いは支障ないかと心配したが、その方は類い稀なる聡明さとユーモアとで、次々とコメントをくださった。おかげで、講評会の厚みが増した。 (イマム) |
5月22日 (火) 雨の鎌倉 (coming soon! imamu) |
5月16日 (水) CCTV完成 CCTVがついに正式に完成したようですね。OMAからのリリースです。 CCTV in Beijing completed www.oma.com (イマム) |
5月9日 (水) 訳者後書き脱稿 アンソニー・ヴィドラー著『20世紀建築の発明』の訳者あとがきを脱稿。 (イマム) |
5月8日 (火) 杉本博司 ハダカから被服へ」展 来日中のジョージ・ワグナーさん、マシューさんと一緒に、原美術館にて「杉本博司 ハダカから被服へ」展を観る。 あくまでも個人的意見であるし、限られた数の展覧会にしか足を運んでいないものの、現在東京で行われている展覧会のうち、ベストだと思う。 クリストバル・バレンシアガの1948年のドレスの、なんてチャーミングなこと。その写真の黒の...諧調には、写真という決して新しくないメディアの持つ表現力に、虚をつかれる。 三宅一生のプリーツの写真はあまたあるが、イッセイのプリーツとはここまで美しかったのか。 ギャラリーの窓は塞がれておらず、自然光が入ってくる。わざとである。 http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html (イマム) |
5月7日 (月) 墓地デザイン 鎌倉の浄妙寺へ。お墓のデザインがまとまったので、石屋さんと打合せ。お墓の世界では、まだ寸、尺を使っているそうで、僕の図面の寸法を、寸に置き換えていく。見積を依頼し、7月の旧盆までには完成の予定。 (イマム) |
5月3日 (木) 生誕100年 ジャクソン・ポロック展 本日は、国立近代美術館(写真)で開催中の「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」へ。ポロックの青年時代の佳作から、死の直前の作品までを概観できる。生涯を通した彼の作品の変遷をなぞると、表現として成立するかしないかの境界を、彼は極めようとし続けていたように思われる。ある臨界点に近づこうとする芸術家の作品や生の試みが、われわれを畏怖させることがあり、それが芸術の経験であるともいえるが、ポロックはそのことが画布に刻印されている例ではないか。 (イマム) |