diary
   多次元直列日記 2012. 12 メニューに戻る
12月31日 (月)  大晦日

いよいよことしも終わりです。毎度ながらこの日記、書きたいと思ったことの半分も書けませんでした。来年は、もう少し書こうと思いますので、どうぞ続けてお付き合いのほどを。
今年デザインしたものを、3点載せておきます。
左:オーストラリア・ハウス
中:オーストラリア大使館バイク・シェッド
右:浄妙寺の墓
では、皆さん良い年をお迎えください。
来年も、多くの方とお会いできることを楽しみにしています。

(イマム)

20121231-1.jpg 20121231-2.jpg 20121231-3.jpg



12月22日 (土)  JAPANESE JUNCTION / 松永耳庵の茶道具展

まずはケン・タダシ・オオシマさんと一緒に、ジャパン・ジャンクション展を訪問。朝一番であったので、会期一番乗り。2012年は、20あまり建築関連の展覧会を見たが、最後に、おそらく最も楽しく刺激的なものを見たようだ。今回は会場が広いので、各プロジェクトにそれなリのスペースがあり、詳しく内容を知ることができる。扱っているテーマや表現の手段が独特で、それを各自のものとしてやりきっている感がある。プロジェクトを、重層的な角度から粘り強く進めることで、ある到達を見せている。会場がまた素晴らしい。古い木造家屋を一部壊し、一部手当をし、趣のある、といって古民家のような重量感はなくどちらかと言えばいくぶん貧相な、そうした場所にプロジェクトが撒かれているので、一体となってライブ感がある。とてもいいものを見せていただいた。展示されている学生さんと企画をされた方々に、敬意を表します。
 この会場は来年は使えないようですし、また今年のこの展覧会はある程度評判を呼びそうですが、来年どこかの企業のギャラリーでなどとなると、とたんにつまらなくなりそうです。来年の展開を見守りたいと思います。

ジャパニーズ・ジャンクション
http://japanesejunction.jp/

続いて、東京国立博物館にて、「松永耳庵の茶道具展」を見る。本館の小さな展示室の一室で行われている小ぶりなものだが、ほとんど目立たなく、こんなお宝をまとめて見せて、さすがはトーハク。井戸茶碗〈有楽〉、蒲生氏郷作の竹茶杓、茶入〈宇治〉をはじめ、耳庵旧蔵のめばしいものが並ぶ。利休直筆の書状など、はじめて見たのではないか。日本の電力を再編した〈電力の鬼〉松永耳庵が、こうした茶道具を弄っていたことの面白さ。
東博の、谷口吉郎設計の東洋館が、年明けからリニューアルオープンようです。どのような展示に変わったか、楽しみです。

松永耳庵の茶道具展
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1572

(イマム)


12月15日 (土)  影の色

本日は、銀座メゾン・エルメスで開催中の「影の色」杉本博司展に出かける。杉本博司がエルメルメスとコラボレーションをし、色彩のグラデーションが鮮やかなスカーフを展示。マネキンに捲かれたスカーフの色に見とれる。

続いて、銀座ブルガリタワーにて、友人が手掛けた「イタリア至高の輝き展」の、贅を尽くした宝石の数々を見るが、宝石は見慣れていないためその価値が分からず。

(イマム)


12月14日 (金)  バトル

建築家/理論家であるクリストファー・アレグザンダーは、日本で盈進学園東野高等学校(1984年完成)手掛け、それは彼のパタン・ランゲージの理論を大々的に実践する機会でしたが、同時に多くのトラブルを引き起こしました。その時の経験を、『バトル』とのタイトルで出版すると予告し早28年、もう出ないものと思っていたら、この秋に出版されたようです。500頁の大部。

(イマム)

20121214-1.jpg



12月7日 (金)  別荘再訪

本日は、5年前に設計した真鶴の別荘を訪問。

(イマム)

20121207-1.jpg



12月6日 (木)  幼稚園打合せ

本日は、静岡の幼稚園にて打合せ。写真は、3年前に設計した木造の園舎。

(イマム)

20121206-1.jpg



12月3日 (月)  UBC fainal review

午前、UBCのみんなで隈研吾さんを訪問。(写真左)

午後、UBCのスタジオの最終講評会。(写真右)

(イマム)

20121203-1.jpg 20121203-2.jpg