

私の脳はカラカラ音がするぐらい、単純に出来ているのではないかと思う時がある。それはシリアスが続かない所にある。何故なのか分からないけど私はすぐに笑ってしまう。それも心の底から笑っているのだ。暗いタムムちゃんを見てケラケラ笑う。そして「明るくなりなさい」と強要する。
はじめちゃんが亡くなっても、タムムちゃんといる時の私は、何時も明るく何が楽しいのか分からないが声を出して笑っていた。タムムちゃんは私がポロポロ泣き顔を見せると「泣くな!」って怒る。暗ーいタムムちゃんは明るい私が良いのかも。しかしそれは二人の時だけ許される事。
やってしまった。悩んでいる友人を見て思い切り笑ってしまった。
また一人私は友を失った。仕方無い、自分でも説明のしようがないのだからそれは受け止めるしかないのだ。唯思う。「笑う門には福来たる」何て事信じている自分を抑えられない。無理して笑っていないから怖い。
もう体に染みついているのだ。
私は友が悩んでいると、その悩みを根こそぎ
何処かに掘り投げて
「いいから、いいから笑ってごらん」
と気楽さを友に求めてしまう。
明るい友を求めてしまう。
当然友は怒る。
しかしそれしか私には出来ないのだ。
悩みって本人が乗り切るしか道はないもの。
だからひと時でいい。
笑って一瞬悩みを忘れてもらいたい。
こんな方程式、私自身どうしてこうなるのか
分からないのだから・・・友は離れる。
私は自分しか見ないのかも知れない。
しかしその自分に対しても深刻さがない。
悩んでいても大変な事があっても
何処か他人事のようにポーンと放り投げる。
「自分に責任を持つ」
って恥ずかしくて言えないから
きっとこれは俗にいう
現実逃避かしら。
おこちゃまかしら。
それともただのアホかしら。
ポンポンと肩を叩いて「58歳だよ」って
言ってみるのだけど、そんな自分も恥ずかしい。
何時になったらきりりと生きて行けるんだろう。
なーんちゃって
深刻ぶっている自分がとにかく恥ずかしい。
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