お風呂の紹介
  けっとう   もえぎ
 結東温泉萌木の里には、二つのお風呂があります
  内風呂『桃源の湯』

信濃と越後の国境に秋山といふ処あり
大秋山といふを根元として十五ヶ村をなべて秋山と呼ぶなり
文政十一年九月八日の事なりき その日は秋山に近き見玉村の不動院に一宿
次の日
桃源を尋ぬる心地して秋山に尋ね入りぬ
                           牧之

本館栃の実館から、渡り廊下を通って桃源の湯へ。
決して大浴場と言えるような広さではありませんが、ほのぼの落ち着けるお風呂です。展望窓からの眺めも四季折々に楽しめます。今は紅葉した見倉の山と静かな山里の景色が広がっています。『知足の賢者』となった気分で心静かに・・・
お湯はさらりとした肌当たりで透明な弱アルカリ性低張性温泉。
  露天風呂『山彦の湯』

本館栃の実館から、山沿いに2分ほど小途を歩いて山彦の湯へ。
脱衣所を抜けると岩で造られた野趣あふれる露天風呂が待っています。屋根も渡り廊下もない本当に露天!ダイナミックな山と空の眺望を満喫できます。男湯と女湯は別々で段差を利用して目隠しになっていますから、女性の方もご安心ください
写真は16年10月下旬、山彦の湯から見る苗場山。
 露天風呂は冬期間お休みです。

源泉名 結東温泉
泉質 ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)
泉温 源泉 40.1℃
適応症  一般的適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、
慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
 泉質別適応症
切り傷、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症