新潟県側は『越後秋山』長野県側は『信州秋山』と呼ばれ、東を苗場山、西を鳥甲山にはさまれた谷間の村々です。各集落ごとにと言っていい程、たくさんの温泉があります。また東北日本の秘湯にたいていあるように、この地にも『平家落人伝説』があります。 萌木の里は越後秋山の結東(けっとう)集落近くにあります。 結東集落では小正月行事の『どうろく神』(さいの神・どんど焼きのこと)に、厄年の男女が雪の上で盛大に銭を撒き、皆が我勝ちに拾いあいます。この時ばかりは親も子もないそうな・・・。 結東神社前には江戸時代後期の悲惨な飢饉の際、片貝町佐藤佐平治翁からの救援を受けた実情が書かれています。 |
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2004.5月撮影
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ここで新潟長野県境を越え、信州秋山へと入ります。