ホームゴッホの考えた「三幅対」とは?ゴッホが考えた構成

ゴッホが考えた構成

1 2 3 4 5 6 7

 ゴッホは、書簡574(1889年1月28日)の手紙で、「ぼくは、頭の中で、こういうキャンバス〔ラ・ベルスーズ〕を、ヒマワリのキャンバスの間においてみる。そうすると、ヒマワリの絵は、同じ大きさの燭台あるいは枝付燭台になり、全体は従って、7ないし9のキャンバスで構成されることになる」と述べています。

多分、上に示したようなことを考えていたのだと思います。上の構成に、背景が青緑のところ(3と7)に、背景が黄色のヒマワリを入れてみます。

1 2 3 4 5 6 7

 もし、皆さんが1〜7の方向、もしくは7〜1の方向に、ゆっくり歩いて観て行くとしたら、上の構成と下の構成、どちらを選びますか?


 私なら上の構成です。下の構成なら、絵は二種類なので、2枚ずつで十分でなことになり、面白みに欠けると思いませんか?ところが、上の構成なら飽きることなく見られ、〔ラ・ベルスーズ〕を奇麗にヒマワリが、サポートしていってる感じがします。



55・フィンセント