奥穂高岳・前穂高岳 行動記録

 

 

参加会員:2名

登山日:平成19(2007)年9月18〜21日

登山形態:縦走・12日(前日、沢渡駐車場で車中泊)

自宅〜沢渡(乗用車)、沢渡〜上高地(バス)、上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘周辺幕営地(泊)

〈翌日〉奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢〜上高地、上高地〜 沢渡(バス)、乗用車で帰宅。

 

918()

15:30

自宅から自家用車で出発

21:50

沢渡の岩見平駐車場着(車中泊)

 

919(水)

5:30

始発バス乗車(前日、松本電鉄に電話で確認した始発バスは7:20という話だったが、実際には5:30発が来て4ヵ所ある沢渡駐車場からは計20名くらいが乗車)。上高地駐車場で朝食と登山準備。駐車場の売店もようやく店開き開始。

 

 

6:45

上高地駐車場出発。いよいよ涸沢へ向かう。雲一つない好天で風が心地よい。

6:48

河童橋。岳沢の風景が相変わらず素晴らしい。真っ青な空。

6:55

おや? 猿が3匹 !上高地では珍しいと思ったら、後から来るワ来るワ、背中に赤子の親子猿。1匹、3匹、また2匹とぞろぞろ、ぞくぞく登山道を上高地に出勤か?

 

7:24

明神池入口通過

8:11

徳沢園通過。村営徳沢ロッジは100m下流。

8:23

新村橋前通過。

9:00

横尾着。横尾ロッジは新築され昔の面影は全くなし。休憩15分。のんびりのテントが34張り。休憩する登山者20人くらい。

 

9:15

横尾出発。青一色の好天、風もあり絶好の登山日和。

10:13

涸沢の徒渉地点。何とここには吊橋が完成しているではないか !びっくり!!「徒渉した先に湧きだす山水は大腸菌がうようよいる。」と昔の山渓に書いてあったが、今は何の表示もなし。10分休憩。

 

 

10:25

出発。

11:05

何の変哲もない登山道で5分休憩。体の変調を感じる。少しおかしい。

11:41

向こうに涸沢ヒュッテと吹き流しが見えるが、体がいうことを効かない。

12:05

涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐道標にたどり着く。トボトボと歩く。

12:19

涸沢ヒュッテ着。長椅子で横になり約30分休む。その後、昼食にして少し休憩。

13:23

涸沢ヒュッテを出発してパノラマコースを穂高岳山荘に向かう。すぐ雪渓あり。

14:10

パノラマコースとザイテンコースの合流点。10歩歩いては10秒休みの連続。息が上がり、股の筋肉が上がらない。

 

15:33

『穂高岳山荘まで20分』と岩に書かれている。立ち止まったり短時間の休憩をしたりで、やっとここまで来た。

 

15:56

穂高山荘着。着いてみるとガイドブックのコースタイムとほぼ同じ所用時間。

17:00

夕食。

18:00

外はまだ明るいが横になる(就寝準備)

 

 穂高山荘付近での夕日と雲海 岐阜側

  これほどバテた山行は思い出せない。ガイドブックに書かれているコースタイムは老人対象なのか、バテた体でもほぼコースタイムどおりだった。一日中雲一つない好天で爽やかな風が吹きぬける。こんな登山日和なのになぜかバテた。岐阜側一面の雲海に沈む夕日が素晴らしい。小屋の従業員もカメラ片手に夕日を堪能しているようだ。珍しい風景なのかと小生もパチリと一枚。

 

920(木)

  起床すると一面の雲海。昨夕は夕日の沈む岐阜側の雲海が素晴らしかったが、今朝は東側が素晴らしい。遠く浅間山と八ヶ岳、南アルプスの山々、富士山が雲の上に浮かぶ。今日も良い天気だ。体調は大丈夫か?

 奥穂の稜線と夕焼け雲海

6:18

穂高山荘前出発。昨晩は何となくウトウトしていたような気がして体力早朝の奥穂 登山中が心配。

7:02

奥穂高山頂。360°の眺望。近くは前穂、槍、常念等、遠くは、白馬岳、富士等、上高地も見える。満足!!

 

7:17

前穂高岳に向けて出発。

7:25

『南稜の頭』通過。

8:16

最低コル通過。ここから稜線コースを辿らず一般的なトラバースを行く。

8:37

前穂高岳頂上と岳沢への分岐着。

9:15

前穂高岳山頂着。ここは一段と素晴らしい眺めだ。56のコルから登ってきた小父さん曰く「ずっと天気をみていて、これだと跳びだしてきた。こんな恵まれた山行は久しぶりだ」。雪崩で流された岳沢小屋付近にブルーシートが見える。ジャンダルと奥穂

 

 

10:00

下山開始。

10:25

前穂と岳沢の分岐着。さぁ、これから鎖と梯子の連続だ。気をつけて下りよう。

10:44

『雷鳥広場』通過前穂より下山途中

11:10

『岳沢パノラマ』通過前穂より下山中の上高地風景焼山

11:38

『カモシカの立場』通過。まだまだ梯子と鎖場の連続。

12:20

米国の青年と通訳?の女の二人連れが登るかどうか迷っていたので、無理と言って下山させる。

 

12:25

岳沢小屋跡。管理人がビールやソフトドリンクを仮小屋で売っている。管理人は道標作りをやっていたが、再建の道はきびしいとの登山者のもっぱらのうわさ。登山の支度をしていないアベックがここまで登ってきている。ここは2180m。上高地は約1500mだから、ここから600m下りると登山者の1人が言う。ここで昼食。

 

 

 

13:00

岳沢小屋跡出発。

13:58

『風穴』冷たい風がふきでてきて心地良い。苔むした岩塊の間から冷風が出てくるが、この付近一帯にこんな所がある。岩塊の間ばかりでなく、苔むした倒木の間からも冷風が吹き出ている。岳沢小屋からは石段下りの登山道。10分休憩。

 

 

14:09

再び下山開始。

14:36

『岳沢登山口』の立派な道標。ここは上高地だ、観光客がうろうろ。

14:50

『河童橋』通過

14:55

上高地バスターミナル着

 

 15:15発のバスで沢渡岩見平駐車場。『上高地ホテル』に「日帰り入浴可」と看板が出ていたので650円で汗を流す。しかし、風呂に小さな蛇の先客がいてフロントに伝えると大騒ぎ。女湯の方に逃げたなどと大騒動の中、湯を後にする。 17:00出発。自宅着22:30

*あとがき*

9月下旬になろうとしているのに、季節はずれの小笠原高気圧が張り出し、日本列島は連日35℃を超す猛暑続きで、落雷もなく安定した天気が続いている。

 

 穂高での夜の気温はそれほど冷え込まず、これまでの夏山合宿の中で最も暖かかった気がする。

 

 穂高岳山荘のトイレは、水洗で尻を拭いた紙は専用バケツにポイ。環境保全に小屋も努力している様子が伺える。

 

 沢渡から上高地までの独占企業である松本電鉄の「いいかげんさ」には呆れる。前日に沢渡からの始発時刻を直接会社に問い合わせたら「720分です。」という答えだったが、実際には525分に停留所に切符売りが来て「530分の始発バスが間もなく来ます」という。また、帰りに上高地バスターミナルでは「1510分発のバスが間もなく出ますのでお急ぎ下さい。」というので、皆慌てて乗れば定刻に発車しない。「どうしたんだ。」と聞くと「1515分発です。」と言う有様。上高地バスターミナルで「沢渡への最終バスは何時?」と聞くと「17時ちょうどです。」の答え。すぐ前に置いてあるバスの時刻表には1800分発が最終。実際にはどちらかと聞くと、しばらくして「お客さま次第です」と訳の分からぬ答えが返ってきた。それぞれがばらばらに仕事をしているようで、規律が弛んだ会社だとの印象が強い。これでは客に迷惑がかかってしまうだろう。