佐倉本探索日記 2003年(2)
 満開佐倉文庫だよりに掲載した日記のうち、佐倉本の収集に関した記述を、 佐倉本探索日記として収録しています。

(2003年9月18日〜12月31日)


12月31日
 知人のSさんよりメールをいただく。
内藤陽介著「外国切手に描かれた日本」という本に、 長島さんの切手が1ページ半にわたり,切手の写真入りで解説 されています。
出版社は光文社。定価800円 光文社文庫89です。
とありました。
ありがとうございます。ホームページに紹介します。
さっそく、注文しましたので、本が届いたら概要を掲載します。
ここ数日、大掃除。
寄贈を受けながら、紹介していない佐倉本が何冊かありました。
後日、紹介します。

12月24日
 『郵政トピックス』(2003年12月1日 日本郵政公社) に、津田梅子の話が掲載されていました。
千葉県文書館で「幕末の房総」が催されています。
期間は、平成16年1月17日までです。
冊子は「幕末の房総」が手に入ります。
『ちばがす』(NO175 2003 AUTUMN 千葉ガス) に、昭和42年に撮影された京成駅前の写真が掲載 されています。
『佐倉市教育センターだより Vol・1』(平成15年12月12日 佐倉市教育センター) に、佐倉学の話があり、拙著『電子図書館 満開佐倉文庫』が 紹介されています。

12月18日
 『房総風雅史』(思文閣)が出たとの情報メールをいただきました。
本書に、佐倉藩主の使用した茶器などが掲載されているそうです。
本日、満開佐倉文庫に受贈図書あり。
『いんば沼』 23号(平成14年12月 印旛沼環境基金)
『まんが印旛沼物語 メガキスの襲来 印旛沼を救え』(平成12年1月 印旛沼環境基金)
『なかま』 NO326号(平成15年12月 佐倉市立中央公民館)
*拙著『電子図書館 満開佐倉文庫』の紹介話あり。
満開佐倉文庫にて大切に保管し、活用させていただきます。
ありがとうござました。
なお、満開佐倉文庫に受贈いただいた本は、ホームページに掲載し、 本の紹介をいたします。
佐倉や印旛沼の文字が出てくる本を自費出版された方、 よろしくお願いします。

12月17日
 北川太一・山田清吉編『光太郎と葉舟』(1989年5月 文治堂書店) 購入。
水野葉舟は、印旛沼を何度か訪れ、作品に残しています。
本書は、高村光太郎と水野葉舟の交友関係を往復書簡から 検証していった内容で、印旛沼は出てきませんが、 彼の考え方がわかります。
本書は、発行が古いのですが、京成佐倉駅前の、まき書店に ありました。
原田郁の歌集『牛車の花嫁たれを呼ぶ』 (平成15年6月15日 1,100円 文芸社) 購入。
原田さんは、佐倉市在住。
新刊案内の更新をしようと思っています。
そのため、しばらく「文庫たより」の更新間隔が長くなりそうです。

12月14日(日)
 午前5時30分〜6時
テレビ朝日 タイトルは「生きる×2」
どうぞ、ご覧ください。
佐倉ウオッチャーの私としては、ビデオも撮ろうと思っています。
合田道人『案外、知らずに歌っていた童謡の謎』(祥伝社) に、佐倉、印旛沼という文字があるとの情報をいただく。
江坂彰『定年後に笑う人』(2003年2月 1,200円 PHP研究所) に、長嶋さんを例にとった話がありました。

12月11日
 『女性セブン』(12月18日号 小学館)に 「ねえ、見て見て!わが家のイルミネーション」という特集があり 佐倉市染井野にお住まいの方と、イルミネーションに飾られた家が 紹介されているとのこと。
情報をいただき、さっそく『女性セブン』を買い求めてきました。
女性週刊誌であろうと何であろうと、佐倉が出ていれば買い求めます。
また、何かありましたらお知らせください。

12月9日
 『夕刊フジ』(12月4日付け)に、高橋尚子選手の記事あり。
新聞をいただく。高橋選手が丸亀ハーフマラソンに出場するとのこと。
頑張ってください。
『週刊新潮』(11月27日号)をいただく。
連載「口べたの老中 堀田正睦」(野口武彦)があるなんて、 知りませんでした。ちなにみ、本号は、連載第22回となって いました。見落としていましたね。

12月2日
 〔情報〕
絵本を読み聞かせている佐倉市在住の木原サトエさんが、 テレビ出演するという情報をいただく。

11月28日
 乙川優三郎『武家用心集』(平成15年8月 1,500円 集英社) 購入。
「(*庄三郎)は、19歳で江戸に遊学し、そのあと下総の佐倉で佐藤 泰然に学んだ彼は24歳の青年医師になっていたが、」
と、ありました。
梅原徹『江戸の旅人 吉田松陰』(平成15年2月 4,800円 ミネルウァ書房)
吉田松陰が、アメリカ船を追って伊豆の下田に行ったとき、佐倉藩士 木村軍太郎に会った話を掲載しています。

11月27日
 尾崎義文『水辺の風景 春夏 印旛沼〜鹿島川』(平成15年9月 1,800円 学習研究社協力)購入。
尾崎さんの写真集には、印旛沼の桜や、水面に映る風車 などの写真が掲載されています。
本書は、京成臼井駅北口にある東友ブックスだけで 販売されています。お早めに。
『週刊ベースボール』(昭和49年10月28日号)
「長嶋茂雄の引退と巨人軍」
『週刊サンケイ』(昭和55年11月10日号)
「さよなら90番 栄光は不滅だ!長嶋茂雄」
購入。

11月26日
 山本一力氏の著書『草笛の音次郎』を購入。
臼井・佐倉が出ていました。
ゆっくり読もうと思います。

11月23日
 昨日の話の続き。
今朝の新聞を見ましたら、本の書評があり、 山本一力氏の著書『草笛の音次郎』が取り上げられていました。
本書では、佐原が出てくるようです。
昨日の『草笛の音次郎』についての佐倉本情報は、 佐倉と、佐原を間違えたのではないかと思いますが、どうでしょうか・・・。
とにかく、購入してみましょう。

11月22日
 本日発行の地域情報紙『エリート情報』(11月22日 270号)
に、尾崎義文氏が写真集『水辺の風景 春夏 印旛沼〜鹿島川』
を、自費出版したという記事が掲載されていました。
購入しようとインターネットで検索しましたが、見つかりませんでした。
発行したばかりの山本一力氏の『草笛の音次郎』に、 佐倉が出ているとの情報をいただきました。
さっそく、調べてみます。

11月20日
 森村誠一『新選組』上、下(祥伝社文庫)購入。
目次の次に、主な登場人物の紹介があり、佐藤 泰然(順天堂創設者)の実子、松本良順の名前 がありました。
「松平容保が新選組のスポンサーであれば、 良順は後援会長のような存在である」
だそうです。
分厚い上下の本で、読みごたえがあります。

11月19日
 新選組の本は、どのようなものを購入しようか 迷いましたが、まず童門冬二『新撰組』(成美文庫) を購入しました。
新選組の、「選」は、「選」でも「撰」でも、どちら でも良いと、童門氏は書いています。
私は「選」で書きます。これまた、確たる根拠はありません。
鳥羽・伏見の戦いに敗れた近藤勇、土方歳三は 江戸にもどりますが、江戸城で鳥羽・伏見の 戦いを聞いた幕人があったと童門氏は描きます。
この幕人が、佐倉藩士依田学海のことです。

11月17日
 『フライデー』(11月28日 講談社) に、高橋尚子選手の記事がありました。
佐倉市にある寮の前で取材を受けた ものです。
来年のNHK大河ドラマは新選組。
本屋に新選組関係の本が並んでいます。
その量も、半端じゃありません。
ところで、この新選組にかかわりのあった「佐倉に ゆかりのある人」として、松本良順、依田学海が います。 2人は、新選組の話に出てくることがあります。
松本良順は、新選組関係のほとんどの本に出てきます。
なにせ、新選組の屯所が西本願寺にあったとき、 屯所を訪ねて、土方歳三に一般人と病人の部屋 を分けるように指示しています。
また、江戸に帰った近藤勇、沖田総司の傷の手当てを しています。
この場面は、小説に必要でしょう。
佐倉藩士であった依田学海は、近藤勇、土方歳三が 鳥羽・伏見の戦いから江戸にもどったとき、 江戸城でその様子を聞きました。
勇は、脇の歳三に聞いてくれといい、 歳三は「もはや槍や弓の時代ではありません」といった 場面です。
新選組ファンなら、ご存知のことと思います。
この場面が、依田学海だったんですね。
さて、本屋に並ぶ新選組の本を
どのように収集しようか悩んでいます。

11月16日
 知人のHさんより、佐倉本情報のメールをいただく。
「今日、古本屋で木村軍太郎の出てくる本を 発見しましたので、お伝えします。
海原徹著『江戸の旅人 吉田松陰』(ミネルヴァ書房) という本で、2003年6月の発行です。
松陰の下田でのエピソードの中に、軍太郎が出てきます(2ヵ所)。
わりと新しい本なので、新刊書店ででも御覧ください。
松陰関連の書籍は無数にあるので、軍太郎への言及も多いでしょうね。
いちいちチェックするのがさぞ大変なことでしょう」
ありがとうございました。ご協力に感謝します。
おっしゃるとおり、大変です。
とても、一人では確認できません。
皆さんのお力に支えられています。
何かありましたら、ご教示ください。

11月15日
 以前、佐倉に住んでいた有森裕子さんの著書
『わたし革命』(平成15年11月 1,500円 岩波書店) 購入。小出監督の話があります。
『週刊ベースボール』(11月24日 350円 ベースボールマガジン社) 購入。アテネ・オリンピックのキップを手にした長嶋ジャパンの記事です。
でも、長嶋さんの写真は、ほとんどありません。

11月11日
 本日も雨。この時期、こんなに雨が続いたでしょうか。
昨年は、我が家ではストーブを出していましたが、 今年はまだです。そろそろストーブがほしくなってきましたね。
電話で、拙著『電子図書館 満開佐倉文庫』に掲載した 佐倉にゆかりのある本で、漏れ落ちている本のご教示いただく。
白石良夫『最後の江戸留守居役』 (1996年7月 ちくま新書)という本で、佐倉藩士依田学海の 日記をもとに書いた本です。ご教示ありがとうございました。
斉藤悌市『吾が人生に悔いはなし』(平成15年5月) を、いただきました。
旧制佐倉中学の話。佐倉の歩兵第57連隊に入隊した話など があります。
満開佐倉文庫に保存して、活用させていただきます。
ありがとうございました。

11月10日
 本日は10日。10日といえば、佐倉では天台宗のお寺、 甚大寺で金毘羅様が開かれます。
無病息災、家内安全などを祈願してくれるもので、 お寺に入る道筋には店が連なります。
今日はあいにくの雨でしたが、賑わっていました。
長嶋さんの雑誌を購入。
『Number』 10 (昭和55年9月5日 文藝春秋)
大特集「長嶋茂雄へラブコールを!」
『Number』 37(昭和56年10月20日 文藝春秋)
大特集「長嶋茂雄に贈る堤義明インタビュー」
『Number』 62(昭和57年11月5日 文藝春秋)
大特集「長嶋茂雄への手紙」
『Number』 80(昭和58年8月5日 文藝春秋)
大特集「長嶋茂雄・男の決断」
『別冊週刊読売』12月号(昭和49年12月10日)
特集「さらば栄光の背番号3 長嶋茂雄」
『週刊ベースボール』(昭和55年11月9日)
「ああ!長嶋茂雄」
さて、この雑誌をどのように整理しようか・・・。
今は、考えないでおこう。

11月9日
 漫画 松田尚正『燃える男 長嶋茂雄の伝説』 (1990年6月 講談社) 久しぶりに長嶋さんの漫画を探しました。
漫画といえば、わちさんぺいさんが「ナガシマくん」という 漫画を書いていました。この本を探していますが、 見つかりません。
長嶋さんの本で、カタカナ文字が入ったものとして
佐藤有『ヒア・カムズ・ザ・サン長嶋』(昭和58年11月 国際情報社)
原哲明『今こそラブコール長島』(昭和57年7月 シャピオ)
があります。
長嶋さんと広岡さんの共著がありました。
『勝者の組織論』(1989年10月 講談社)
意外な組み合わせと思いました。
ねじめ正一『天使の相棒』 (平成15年10月 1,600円 発行ホーム社 発売集英社)
ここでいう長嶋さんの相棒は、立教大学の同期杉浦忠投手です。

11月8日
 昨日は、パソコンの調子が悪く、 すぐにメモリー不足となり、凍ってしまいました。
そのようなわけで、インターネットにたどり着け ませんでした。
昨日の野球は、ハラハラしながらテレビ観戦をしました。
長嶋ジャパンがアテネオリンピック出場権を得たので 大満足です。
でも、来週あたりには雑誌が一気に出るんでしょうね。
ここのところオークションをやり過ぎて金欠状態です。
そのような中で、来週を迎えなければなりません。
新潮、文春、読売、朝日、毎日、ポスト、大衆、現代、 フラッシュ、フライデー、ベースボールマガジン、ナンバーなど。
考えただけでも、きつそうです。
さらに、暮れから正月にかけてオリンピック特集でも出される ことになるでしょう。それに練習風景も追う雑誌が出て くるでしょう。
これから本屋通いが続きそうです。

11月6日
 東海林さだお『東海林さだおの大宴会』 (平成14年12月  朝日文庫)
「いえ、長嶋さん風に言うと」とありました。
養老孟司『まともな人』 (平成15年10月 700円 中公文庫)
「それなら、長嶋監督だって貴乃花だって、 オリジナリティーを主張する権利がある」
と、ありました。
田中真澄『50歳からの定年予備校』 (平成15年7月 講談社+アルファー文庫)
「ベルリンマラソンで、高橋尚子選手が」と、 ありました。
ザ・リバティ編集部編『過去世物語』 (1998年1月 幸福の科学出版)
「長嶋の前世は、スペインの花形闘牛士。
まさに国民的英雄であった」と、ありました。
朝日新聞社編『100人の20世紀 下』 (平成12年12月 朝日新聞社)
長嶋さんが紹介されています。
前野重雄『前野重雄の球界遺産』
(平成13年3月 集英社)
TV「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士である 前野さんが、長嶋さんのヘルメットについて語って います。
横山泉『変革期の真健康法 リーダーは倒れず』 (1998年7月 テーミス)
本文ではなく、本の表紙に巻いた帯に 「長嶋重雄氏、蜷川幸雄氏ら財界トップや有名人の 主治医が初めて明かした、リーダーのための本当に役 立つ健康法」と、ありました。
『少年ジャンプ』(平成15年11月 集英社) 裏表紙に高橋尚子選手のゲームの宣伝がありました。
ゲームは、11月13日、発行とありました。

11月4日
 別冊宝島『鬼平犯科帳 盗賊のすべて』 (平成15年11月 1,000円 宝島社)
購入。
ま、題名の通り、盗賊の名前がずらりと並んでいます。
そして、その盗賊の相関関係も図式で描かれています。
佐倉ゆかりの(?)盗賊もいましたから購入したしだいです。
ただ、本には盗賊の出身地が知るされていませんので、 出身地がわかったら、さらに面白いだろうなあと思いました。
『鬼平犯科帳』の著者で、長谷川平蔵生みの親でもある 池波正太郎氏は、どこ出身の盗賊を多く描いたのだろうか なんて、興味を覚えますね。
ちなみに、佐倉藩領出身の盗賊は二人いました。

10月20日
 恩田陸『ねじの回転』 (平成14年12月 集英社)
2・26事件を扱ったSF長編小説。
終戦まで佐倉には連隊が駐屯していました。
中でも歩兵第57連隊は知られていますが、 この2・26事件が起ったとき、57連隊は鎮圧部隊 として東京に出動しました。
文章では、
「既に佐倉と甲府の連隊は上京して兵舎に入って いたし」
としか記されていませんが、佐倉という文字が2か所に 出てきます。

10月19日
 古書店で
畑田国男『長嶋さんの大法則』 (1995年4月 ベースボール・マガジン社)
軍司貞則『長嶋さんの秘密』 (1955年4月 ソニー・マガジンズ)
青田昇『長島巨人軍はいかにして勝つか!!』 (1993年1月 こう書房)
巨人軍・長嶋監督研究会『長嶋さんちのないしょ話』 (1993年7月 ゼニスプランニング)
日本プロ野球名球会編『ON対決語録』 (1995年6月 小学館)
プロ野球取材班『ON新時代の対決』 (1995年2月 マサ・クリエイティブ)
ZARD BEST『The Single Collection 〜軌跡〜』
「果てしない夢(ZYYG,REV,ZARD&WANDS  featuring 長嶋茂雄)収録」
購入。

10月18日
 宮脇俊三編『鉄道廃線跡を歩く ]』 (平成15年10月 2,000円 JTB)
今、鉄道の廃線を歩くことが流行りだそうです。
本書には、今は廃線となった佐倉ー物井間の記載が あります。
懐かしいと思う人、エッ、こんなとこ走っていたのと思う人、 あなたはどちらでしょうか。私は前者です。
いやー、思い出しますね。蒸気機関車の石炭の臭いと煙。
そんな年なんですね。
きちっとした地図がありますから、本書を持って歩けます。
廃線を探している皆さん、佐倉にお越しください。
土門周平『陸軍大将 今村均』 (平成15年8月 2,100円 PHP研究所)
昭和7年、今村均大佐は、佐倉町に駐屯していた歩兵第57 連隊の連隊長となった。そのころの話があります。

10月16日
 谷沢永一『知らない日本語 教養が試される341語』 (平成15年7月 1,400円 幻冬舎)
この本に、長嶋さんをヒマワリといった野村監督の言葉が 引用されています。
「野村氏の場合は、自称だったが、男性が花のニックネーム をつけられたら相当なものといえる」
とありました。
内田儀久『電子図書館 満開佐倉文庫』を読んだ方から 佐倉本のご教示をいただきました。
池波正太郎『鬼平犯科帳』 17 特別長編鬼火 (1990年 第6刷 304頁 文春文庫)
「木挽町一丁目にある堀田家(下総・佐倉十一万石)の 中屋敷(別邸)へ二十名ほどの人数を待機させることにした」
とあります、とのことでした。
ありがとうございました。付け加えたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。

10月15日
 『完全版 プロ野球人国記』関東編1 (平成15年10月 2,400円 ベースボール・マガジン社)
本屋で、この本を見たときには即座に買おうと思いました。
懐かしい顔が眼に浮かびます。長嶋さんははもちろん、木樽、谷沢、掛布。
古い話ですが、木樽が銚子商時代には、応援席で木の樽が掲げられ ていました。
そのころの思い出が、昨日のように蘇ってきます。
このような本に出会ったときには心がときめきますね。
また、プロに入ったけれど活躍することもなく消えていった あの選手は記されているだろうか、記されているとすれば どれくらいの行数であるか、などと思ってしまいます。
文中には、
「千葉の球史は、1895年、かつては藩校だった『佐倉集成校』 から、始まったという説がある」
とありました。
へー、そうでしたか。でも、「説」ですから、そうでないともいえます。
ここは佐倉にかかわりのあることですから、きちっとしたいですね。
1895年って、和暦でいうと明治28年になります。明治28年といえば
日清戦争が終わった年です。
戦争が終わった年に、佐倉で野球をやっていたんですかね・・・。
少し、時間をかけて調べたいと思います。

10月14日
 我が家には、いろいろな古書店から古書目録が送られて 来ます。
昨日、我が家に送られてきた『書遊楽宴』という目録は、 これまでにない、すばらしいものでした。
近ごろは、インターネットでも古書検索ができますから 小冊子となって送られてくる古書目録も、ネットに対抗して 創意工夫が求められているのでしょう。
まず、オールカラーで、カラーの色がすばらしく、書の読みまであります。
また、時代を追って掲載されており、その時代の文学傾向を 囲み記事で記しているのです。
とにかく読みやすい目録、読み進めたくなる目録です。
この目録は、いくつかの古書店が集まってつくっており、 その中の1店が、私が買い求めている古書店でした。
巻末には各店の宣伝があり、それを眺めていたら浅倉屋書店という 古書店が眼に入りました。いわく
「貞享年間(1684〜88)、もと佐倉藩士の出であった吉田 庄左衛門の創業と伝える」とありました。
へー、浅倉屋書店は佐倉と関係があり、そのことを堂々と店の 口上に使っているんですね。でも、考えてみたら佐倉の出身を 看板にするなんてすごいと思いませんか。
これも、ユニークな佐倉本として収集しておきましょう。

10月8日
 雑誌に
『長嶋茂雄巨人軍監督復帰詳報号 始動長嶋巨人』日刊スポーツグラフ (平成4年12月 日刊スポーツ出版社)
『帰ってきたミスター』報知グラフ ’92−4 (平成4年10月 報知新聞社)
『長嶋監督&フレッシュ巨人』報知グラフ ’93−1 (平成5年3月 報知新聞社)
「永遠なれ長嶋伝説」
「マンガに登場するミスター事典」『FLASH』 (1993年4月 光文社)
「燃えろ長嶋巨人」『フライデー』(平成5年4月 講談社)
「長嶋茂雄の365日」『週刊ベースボール』(平成5年11月 ベースボール・マガジン社)
このような長嶋さん特集がありました。

10月7日
今、評判の養老孟司『バカの壁』 (平成15年9月 680円 新潮社)
を読みましたら、なんと長嶋さんを例にした話が ありました。

10月5日
 稲越功一『男の肖像』(1981年7月 集英社)
著名人の一人として、45歳の長嶋さんの写真が ありました。
大和球士『栄光の背番号3 長島茂雄』 (1978年2月 恒文社)
佐倉の話も充分にあります。
長島を熱烈に愛する記者グループ『巨人よ、長島を返せ!!』 (1992年7月 リム出版)
巨人よ、長島をもう一度監督にせよ、という題名通りの内容です。
田中俊雄『私は長嶋茂雄が好きだ』 (平成13年11月 文芸社)
私も好きです。
ジョアン・ペロケティ・千葉剛・三瓶眞弘・神康介『エコライフと経済』 (平成15年4月 1,900円 南雲堂)
英語総合教材で、英語の問題集です。中に、長嶋さんの話がありました。
英語ですから私には内容がわかりませんが、長嶋監督が胴上げされている 写真と、天覧試合でホームランを打った場面の写真がありました。内容は、 そのようなことでしょう。
コシノジュンコ『COLLECTION』 (1999年9月 ゴマブックス)
長嶋さんとコシノジュンコさんの会話があります。

10月3日
 ようやく『陸上競技マガジン』(10月 ベースボール・マガジン社)が、 発売されました。
陸上の第9回世界選手権パリ大会女子マラソンで、佐倉在住の 千葉真子選手が銅メダルをとりました。その記録があります。
千葉さんは、普段、佐倉で練習をしています。

9月30日
伊集院憲弘『機上のVIPたち チーフパーサー追憶のフライト』 (平成15年9月 1,400円 廣済堂出版)
長嶋さんの機上での話があります。
永沢光雄『強くて淋しい男たち』 (平成14年8月 880円 ちくま文庫)
長嶋さんの話があります。
影山貴彦『華 メディア・エンターテイメントの世界』 (平成15年8月 1,200円 世界思想社)
長嶋さんの話があります。
注書きがあり、国立国会図書館の蔵書検索で「長嶋茂雄」を 検索すると、113件出るそうです(平成15年6月現在)。
しかし、単行本と文庫本が混ざっているため、実際の件数は 少ないだろうとありました。
やはり、長嶋さんの出版を調べている人がいるもんですね。

9月29日
 『世界陸上競技選手権パリ大会 PARIS 2003』 (平成15年9月 1,000円 新紀元社)
女子マラソンで銅メダルをとった、佐倉在住の 千葉真子さんの記録や写真が掲載されています。
古書店から
『ビッグデイズ』 創刊号 (1992年8月 大阪日日新聞社)購入。
長嶋一茂氏が語る父としての長嶋さんでした。
『PLAYBOY』 NO・70 (昭和56年4月 集英社)
長嶋さんへのインタビュー 「始動直前」がありました。
『PLAYBOY』 NO・114 (昭和59年12月 集英社)
「長嶋茂雄VS長嶋一茂」という 話がありました。
『PLAYBOY』 NO・159 (昭和63年9月 集英社)
「長嶋茂雄から一茂への手紙」が ありました。
『PLAYBOY』 NO・227 (平成6年5月 集英社)
長嶋さんへのスペシャル・インタビュー 「必ず復活しますよ、必ずね」 がありました。

9月28日
「郷土の新刊案内(平成13、14、15年度)」更新しました。

9月26日
 清水義範の青春小説『青山物語1974』 (1994年5月 光文社)
ストーリとは直接の関係がありませんが、 長嶋さんが現役を引退するころの社会は、 オイル・ショックの大不況、物価高、省エネ、 オカルトブームだったそうです。
私も、その時代を生きていたのですが、もう 長嶋さんが引退するころの社会情勢は忘れて しまいました。
斎藤斗志二『21世紀への開拓者たち』 (1985年5月 サンケイ新聞社)
長嶋さんへのインタビューがあります。
長嶋さんは、色紙に「努力」という言葉を書いたことが ないそうです。努力精進なんて、プロなら当たり前、 だそうです。

9月25日
 澤宮優『打撃投手』(平成15年8月 2,000円 現代書館)
打撃投手の歴史は記録がなくてよくわからないが、近藤隆正氏は、 自分が巨人の専属で投げた打撃投手の最初だといいます。
川上さんの時代につくられ、投げた相手は長嶋さんだったとあります。
工藤健策『名将たちはなぜ失敗したか』 (平成15年5月 1,600円 草思社)
長嶋監督の采配について記しています。
織田淳太郎『ニッポン野球珍事件記録大全』 (平成15年4月 1,500円 東京書籍)
いや、とにかくおもしろいエピソードや記録があったものです。
優勝をしていないのに「優勝の歌」を出してしまったり、 1試合に2度出場した選手や、1試合で勝利とセーブを あげた投手がいたそうです。
でも、やはり別格は長嶋さんでした。
某ラジオ局に出演したときに、「長嶋シゲルです」 と、何度も言っていたそうです。
また、長嶋の「嶋」の字は、現役時代は報道各社の協定で 「長島茂雄」で統一されていたそうです。しかし、 平成4年オフの巨人軍監督再就任をきっかけに、「島」と「嶋」 になってしまった。(理由は長嶋さんの希望)
そこで、報道各社は再び協定を結び、「長嶋茂雄」となった、 とあります。
ですから、出版本もそのようになっているのではないでしょうか。
ともかく一読あれ。笑っちゃいます。
古書店から梶原一騎作・古城武司画『長島茂雄物語 巨人の太陽』 (昭和50年1月 読売新聞社)を購入。
臼井の話や佐倉の話が出てきます。

9月21日
 「zone」制作プロジェクト『TBS人間解析ドキュメント zone 天才のセオリー』(平成12年8月 1,500円 徳間書店)
に、高橋選手がシドニーオリンピック出場を決めた名古屋国際女子マラ ソンの話などがあります。
また長嶋監督へのインタビューがあり、背番号3への思いを語っています。
二宮清純『600字の風景』(平成12年12月 1,800円 光進社)
に、小出監督、高橋尚子選手の話があります。小出監督は少年のこと鹿 島川でナマズ捕りをしていたということで、つけられたあだ名は「ナマズ」 だったそうです。TBS系の深夜番組で人気のあった「スポーツ・ラブ2000」 の話をまとめた本です。
増島みどり『醒めない夢 アスリート70人が語った魔法の言葉』 (平成12年7月 1,500円 ザ・マサダ)
に、小出監督、高橋尚子選手、鈴木博美選手、有森裕子選手の言葉があ ります。
松田千枝『マラソンの贈り物 家族とともに』 (平成12年11月 1,800円 求龍堂)
本書の帯の推薦文が小出監督の言葉です。
中村直文『命運を決める一瞬 新・女子マラソン伝説』 (平成13年1月 1,300円 日本放送出版協会)
高橋選手がシドニーオリンピックに出場するまでの経過や、出場が決まってからの 練習、そしてオリンピックでの優勝までを描いていますが、高橋選手の時間経過に 合わせるように弘山晴美選手、浅利純子選手、山口樹里選手などの選手を 描いています。
文中、高橋尚子選手と新人のころから親交のあった選手として、佐倉市 在住の吉井みちこさんという名前も見られました。
二宮清純『人を動かす勝者の言葉』 (平成14年7月 1,400円 東京書籍)
に、高橋尚子選手、小出監督の言葉があります。選手のプロ化について、 高橋選手が語っています。
折茂鉄矢『勝負強さの探求』(平成15年4月 1,300円 PHP研究所) に、勝負強さの事例として、長嶋選手や高橋選手の話があります。
児玉光雄監修『強くなるメンタルトレーニング トップアスリート16人』 (平成14年3月 1,200円 成美堂出版)
に、高橋尚子選手のトレーニングコラムがあります。
新畑茂充・関矢寛史『やさしいメンタルトレーニング』 (平成13年5月 2,300円 黎明書房)
に、高橋選手の話があります。
牧原清『ビジネス・エンジニアリングの基本』 (平成14年7月 1,600円 社会評論社)
に、小出監督、高橋選手が金メダルを取れた理由を分析し、それをトヨタ 自動車や、本田技研の話に広げていくビジネス書です。
原作うおりゃー大橋・漫画富士山みえる『まんが 笑いと感動!スポーツ秘話』 (平成14年3月 金の星社)
に、高橋尚子選手の話が描かれています。
造事務所編『20世紀名言集【スポーツマン編】』 (平成12年8月 1,400円 情報センター出版局)
に、長嶋監督、小出監督、有森選手、高橋選手の言葉があります。
高岡英夫『スーパースターその極意のメカニズム』 (平成13年1月 1,600円 総合法令出版)
に、長嶋監督、小出監督、高橋選手の話がありました。
横山泉『変革期の真健康法 リーダーは倒れず』 (1998年7月 1,905円 テーミス)
長嶋監督の主治医である横山氏が、長嶋茂雄流ストレス燃焼法を 紹介しています。

9月19日
 佐倉市在住の作家神渡良平『天明に生きる』 (平成14年11月 1,600円 致知出版社)
小出監督の話があります。印旛沼周辺を駆ける選手たちのことにもふれ ています。
芦田富雄『彼らの転機』(平成15年7月 1,400円 日本経済社)
に、高橋尚子選手が故障してリハビリを受けていたころの話があります。
康奉雄『怪物 松坂大輔と日本のミラクルキッズ』 (平成11年9月 1,600円 早稲田出版)
に、高橋尚子選手の話があります。
SANCTUARY BOOKS監修『Dear Girl』 (平成15年7月 980円 サンクチャリ出版)
女優、歌手、スポーツ選手などの印象的な言葉を、イメージ写真で紹介するもので、 高橋選手の言葉もありました。
『アナザー・ヒーロー』(平成15年4月 1,500円 小学館)
フジテレビが放映している「Another HERO」を基にして構成された本です。
この中に、高橋選手を陰で支えたシューズ造りの人の話があります。
『英雄神話 SPORTS 特集高橋尚子』 VOl・18 (平成14年10月 552円 徳間書店)
思う存分、高橋選手の写真や話があります。
二宮清純『「超」一流の自己再生術』 PHP新書 (平成14年4月 660円 PHP研究所)
小出監督が、選手のプロ化について、何故、必要かが述べられています。

9月18日
 阿川佐和子『ガハハハのハ この人に会いたい3』 文春文庫 (590円 平成15年6月 文藝春秋)
阿川さんが、小出監督、高橋選手とお会いして話したことが まとめられています。インタビューは、佐倉の合宿所で行われた ようです。とすると、阿川さん、佐倉に来たんですね。
鬼塚喜八郎『念じ、祈り、貫く』 なにわ塾叢書78 (平成13年11月680円 ブレーンセンター)
鬼塚氏は、スポーツシューズ「アシックス」の取締役会長。
本書に、高橋選手がシドニーオリンピックで履いたシューズの 裏話が掲載されています。
二宮清純『スポーツを「視る」技術』 講談社現代新書 (平成14年10月 700円 講談社)に、
シドニーオリンピックの女子マラソンの話があります
いやー、佐倉にゆかりのある人が出てくる本があるもんですね。
順次、紹介していきます。



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