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福島温泉旅行記
by でん2

去る2002年11月2日〜3日にかけて、
アフばばメンバー
による福島競馬場観戦ツアーが行われました。

このページでは、旅行記という形で、その様子を紹介しています。(すみませんが、写真はないです。)

かなり長いですが、もしよろしければ読んでみてください。


【経緯】


アフばばの活動としては、メールでのG1予想大会、

コア?なメンバーによるPOGの他に、

年1回程度、アフばばの集い(競馬場でのレース観戦〜残念会)を催してきました。

レース観戦は府中あるいは中山で行われており、残念会はメンバー宅をお借りして実施していましたが、

数年前より、競馬と温泉をセットにして、時間を気にせずのんびり飲みたいものやね〜、というような動きがありました。

アフばばメンバーは皆社会人ということもあり、なかなか実現しませんでしたが、今回、ついに!

福島競馬場&温泉ツアーを開催する運びとなりました。


【準備】

温泉が近くにあり、それほど遠くなく、メンバーの都合がつきそうな時期に開催しているなどの

各種条件を当てはめていった結果、福島競馬場&飯坂温泉をターゲットに絞りました。

日程としては、1泊2日で競馬観戦に行った後、もう1日休みがあった方がよいだろうということで、

10月12〜14日、11月2〜4日の3連休の2つを候補にしました。(参加可能人数による多数決で11月2〜3日に決定

ツアーは、JTBのパンフから選びました。

これは、旅行会社の主催する旅館・往復の新幹線つきのツアーの方が、個人で手配するより割安なためです。

秋の3連休は宿・交通機関の混雑が予想されるため、9月から参加可能者を確認し、早々に宿を手配しました。


【1日目】


いよいよ福島ツアーの初日が来ました。

集合は、JR東京駅の八重洲北口改札内、11:00AMです。

ところが、11:00AMになってもたらっこ氏現れません

11時10分過ぎ。八重洲中央口で待っていたというたらっこ氏が現れ、

メンバー7名(げるまん、えびす、たらっこ、こぼ、たーざん、こがっきー、でん2)が無事揃いました。

何かあれば携帯に連絡があったはずだけど・・・・はっ!!!

幹事のでん2氏、まるこから連絡用に携帯を借りてきたのはよいが、日頃から持ちなれていないこともあり(いいわけ)

電源が入っていませんでした。。。

電源を入れてみると、不在着信が5件。

・・・・・・・・・・・す〜み〜ま〜せ〜んでした〜。(^_^;)ゞ


弁当などを買って、11:32発仙台行きの新幹線やまびこ号に乗り込みました。

連休初日だけあって、大宮くらいからは満席状態でした。

乗っていたやまびこ号は、東海道新幹線でいうとこだま号に相当するらしく、結構たくさんの駅に停まりました。

でも、乗り心地は快適でした。

13:21に無事やまびこ号は福島駅につき、我々は駅に降り立ちました。


ぶるっ。福島は、東京より気温が低いような気がします。

午後1時半という陽の高い時間なのにこの涼しさ。。。ちょっと明日の競馬観戦が心配になりました。

新幹線の改札を抜けると、コンコースにいきなりJRAのコーナーが。

昨秋のG1の勝ち馬のパネルが展示してあります。

福島競馬場の近くまで来たぜー
という感じで、ちょっと気分が盛り上がります。

とりあえずは福島競馬場行きのバス停の位置を確認しようということで、コンコースを進みます。

まわりの様子を見ているでん2氏は、何か違和感を感じました。

・・・新幹線の改札を抜けて外に出たつもりだったのに、まだ改札内のようです。

しかしでん2氏手元には、もはや切符はありません。。。

そうです。新幹線の自動改札を抜けるときに、改札に通した切符を取ってくるのを忘れてしまっていました。

あやや。。。

新幹線の改札まで戻り、駅員さんに事情を話すと、「精算済」という紙をくれました。

これで、在来線の改札口から外に出られるとのことです。

新幹線の改札口の上に「切符の取り忘れに注意!」と書いてあることに、今さらながら気づくでん2氏でした。

でん2氏、念願の福島到着で興奮し、舞い上がっていたようです。とほほ。

後から聞いた話では、でん2氏の次に改札を通ったげるまん氏が、

でん2氏のとり忘れた切符が自動改札機の中に回収されてしまうのを、目撃していたとのことです。。。。


競馬場に行くバス停の位置を確認し、早速温泉宿に向かうことにしました。

「福島交通飯坂線」なるローカル鉄道に乗って、目的地は終点の飯坂温泉駅。

電車に乗る前に、明日の競馬新聞を買わなくては。

コボ氏でん2氏は、駅ビルの売店で、到着したばかりの日曜版の競馬新聞をゲットしました。

福島では、デイリースポーツ系の「馬三郎」は販売していませんでした。


電車で20分くらい揺られ、飯坂温泉駅に着きました。

駅の横には川が流れ、なにやらのんびりしたムードです。

駅を出ると、横にコンビニがありました。

早速入って、夜のための飲み物、おつまみを調達します。

コンビニでは、結局、ワイン3本、ビール7〜8本、その他おつまみなどを購入しました。

ワイン3本・・・宿の食事は結構量があるはずなので、そんなにたくさん飲めるのかとでん2氏ちょっと心配でした。

コンビニを出ると・・・・結構雨が降っていました。

青空も見えているのに・・不思議な天気です。

一行はどうするか思案しましたが、頑張って宿まで歩いていくことに決めました。

たーざん氏を先導に、温泉街の通りを一列になって歩いていきます。

温泉街は、あまり栄えておらず、営業をやめてそのまま廃屋となっている宿や施設が結構ありました。


途中、若干道に迷いましたが、ついに宿に到着しました。

今日の宿の名前は「祭屋湯左衛門」です。

道中の寂れた街並みからしてどんな宿かとちょっと不安でしたが、結構きれいな外観です。

宿に近づくと、お出迎えの方も出てきました。

宿に入ると、一見ふすまみたいな自動ドアがあり、その中はロビーになっていました。

ロビーのソファに座ると、お茶とゆべし餅が出てきました。

とにかく、宿に無事到着です。

ぱくっ。(^Q^)

宿泊用紙に記入を終えると、部屋へごあんな〜いです。

人数が7人ということで、2部屋です。

川側1室(4人)、山側1室(3人)になります。

誰がどちらの部屋になるかは、コンビニの前でグーパーをして決めてありました。

川側がげるまん氏、たらっこ氏、たーざん氏、でん2氏、山側がえびす氏、こぼ氏、こがっきー氏です。

川側の部屋の方が広いので、全員で集まるときは川側の部屋を使うことにしました。

宿は5階建てで、部屋は4階の奥の方でした。


部屋に入ると、ちょうど時間が午後3時過ぎということで、早速TVをつけて競馬観戦です。

さすがご当地。東京の12CHでやっている競馬中継とは違う、独自の競馬中継番組を放送していました。

川村ひかるがいないのは残念ですが、「誠の決断」のコーナーもなく、新鮮な感じがしました。

4時前になり、我々一行を担当するという仲居さんが挨拶に来ました。

通常ならお茶を入れてもらえるところですが、競馬中継に熱中している我々を見て、お邪魔しては・・・

ということで、そのまま退席されました。(もちろん我々の同意の上です)

部屋のテーブルの上には、お饅頭が置いてありました。

見た目は茶褐色の地味なお饅頭でしたが、

食べてみると、皮がしっとりとしていて、なかなかの美味でした。

メンバーの中には、お土産に買って帰った人もいるのではないでしょうか。


競馬中継が終わると、夕方6時半からの食事の時間までフリータイムです。

こがっきー氏は外へ散策に、残りのメンバーは早速温泉に入りに行きました。

さあ、ついに温泉でのんびりです。

温泉へは宿のB1Fの入り口から入ります。

脱衣所から浴室のドアをあけると、室内は湯煙で曇っていました。

洗い場は6人分くらいで、そんなに広くありません。

でも、入浴している人がそれほどいなかったので、不自由はありません。

湯船は内湯が1つ、そして外にジャグジーの露天、普通の露天風呂、寝湯の3つがありました。

お湯の温度は熱すぎもせずぬるすぎもせず良い感じ。

湯質には、硫黄くさいとかの特徴はありませんでした。

話などしながら湯船に使ってのんびりしていると、次第に日が暮れてきました。

はぁ〜、極楽極楽

温泉にのんびりつかった後は、部屋に戻り、だらだらと夕食の時間を待ちました。

が、ちょっと待ちきれず、乾杯の予行演習などしてしまいました。


6時20分頃になり、いざ夕食へ!と部屋を出ました。

食事は1Fの「しのぶの間」と聞いており「の間」かと思っていましたが、行ってみると「信夫の間」でした。

「信夫の間」の中には、時代劇でよく出てくるような食膳が左に3つ、右に4つ、向かい合わせで置いてありました。

全員が大きな卓を囲んで着席するスタイルを想像していたので、ちょっと意表をつかれました。

以下、食事のメニューでん2氏の感想などを・・・・(ちょっと記憶があいまい)

 (食前酒)
   量はちょびっと。甘くてぶどうジュースみたい。

 (日本酒お猪口に一杯/りんごジュース)
   JTBのお客へのサービス。どちらかを選択できる。

 (前菜)
   小さい巻貝とイカの塩辛と魚身2切れ。まあ普通。

 (お造り)
   まぐろなど3種類くらいの魚が入っている。普通。

 (おひたし)
   原材料はちょっと不明。紫色の草も混ざっていた。結構美味しかった。

 (ほたての焼き物)
   しょうゆ味。固形燃料で温め。普通。

 (芋煮)
   サトイモ、きのこ、牛肉などを薄味の出汁で似たもの。固形燃料で温め。
   まあまあの味。

 (魚の煮物)
   前菜の魚とちょっと似ていた気がする。
   あまり記憶が定かではない。

 (茶碗蒸しもどき)
   見かけは茶碗蒸しだが、味は茶碗蒸しとは言い難い。
   底の方にタピオカのような謎のぐにゅぐにゅした物体が沈んでいた。
   普通の茶碗蒸しの方がよかった。

 (てんぷら)
   えび。きす。いちじく。あともう1品あったかも。
   いちじくのてんぷらというのは生まれて初めての体験。悪くはない。

 (ごはん)
   ごはんです。おかわりは無限にさせてくれそうだった。

 (味噌汁)
   なめこ&豆腐だった気がする。

 (漬物)
   ご飯用。特徴なし。

 (デザート)
   洋梨のコンポート。クリームがのっていて結構美味しかった。
   食後のコーヒーが飲みたくなってしまった。

割烹「一力」の料理などを食べ、舌が肥えてしまっているせいもあり、少々厳しい評価となってしまいましたが、

質・量とも満足のいくお食事でした。

ごちそうさまでした〜。げふ〜っ


食事が終わると、部屋に戻ってちょっと一休みです。

なんとなくテレビなんかつけたりして。

8時40分からロビーでなんかイベントがあるらしいのですが、まだ結構時間がありました。

明日の福島競馬観戦での企画の準備でもしましょうか・・・などと考えていたのですが、

山側の部屋のメンバー(えびす氏、こがっきー氏、こぼ氏)が誰も川側の部屋に現れません。

もしや・・・と思い山側の部屋を見に行くと・・・早くも寝てます寝てます

しかも、部屋の電気を消して、布団に入って、本格的に寝入ってます。。。。

とりあえずは放っておきましょう。

とにかくおなかがいっぱいなので、テレビでも見ながらごろごろしていることにします。

うだうだ〜うだうだ〜。

テレビでは珍しい動物を紹介する番組が流れていました。


8時を回ると、山側の部屋からもぼちぼち人が現れはじめました。

テレビでは、昔アメリカ(だったと思う)で起きた銀行強盗の話をやっており、なかなかこれが面白いのです。

8時半を回ったところで、学校のように館内放送が流れました。

そうなんです。

8時40分から、1Fロビーで太鼓の実演会があるそうなんです。

太鼓は見たいのですが、テレビの銀行強盗の話も佳境に入っていました。

うーん、テレビで早く結末やれー、という感じです。

8時40分になったらしく、下から太鼓の音が聞こえてきました。

イベントが始まったようです。

ようやくテレビが結末らしきものを放映し、皆で1Fロビーに向かいました。

ドンドンドンッ。

ロビーでは、6〜7名の男性が、激しく太鼓を打ち鳴らしていました。

大太鼓の音がずしんとおなかに響きます。

ドンドコドンッ。

一旦演奏が止み、演奏者達が一枚上着を脱ぎました。

そして、そこから速いテンポに変わりました。

・・・演奏が終わると大きな拍手が沸き起こりました。

なかなか迫力があってよかったです。


太鼓の演奏の後、ロビーではダーツ大会が始まりました。

ダーツといっても、プスッと針が突き刺さるやつではなく、先にマグネットがついていて金属の的(看板のようなもの)を

めがけて投げ、的の特定部分にダーツがぴとっと吸い付けば当たりになります。

賞品は、夜食のラーメン券、コーヒー券、500円のお土産券、そして、一番小さい「当たりエリア」に吸い付くと

無料宿泊券が当たります。

チャンスは、一人一回きりです。

宿の人のアナウンスに従い、浴衣を着た宿泊客が次々にダーツを投げます。

ふむふむ。

どうやら、普通のダーツのように上から投げたのでは、全然的に吸い付かないようです。

アンダースローで放ることにしましょう。

しばらくして我々の番が来て、次々と投げましたが、残念ながら誰も商品を獲得することができませんでした。

は明日の競馬にとっておくことにしましょう!?(負け惜しみ)


宿のイベントが終わり、部屋に戻りました。

激しい太鼓の音を聞いたせいなのか、夕食がほどよく消化されてきたようです。

川側の部屋に集まり、まずは明日の福島競馬観戦での企画の準備をしました。

企画の内容は、1日の全レースのうちから7レースの勝負レースを選び、各レース毎に5人が注目馬を指名し、

その指名馬5頭の3連複BOX馬券を購入し、一攫千金を狙おうというものです。

持参したトランプを使って、引いたカードの数字の大小により予備抽選を行い、

勝負レースと、各人の予想レースが無事決まりました。

明日に向けての準備は終わりました。

後は、飲むだけです。

かんぱーい。

ぐびぐび。

アフばばメンバーの食欲、酒欲はすさまじく、みるみるうちにワイン3本が空き瓶となり、

でん2氏
の心配は杞憂に終わりました。

でん2氏は、飲み会の最中、一人再度温泉につかってきました。

宿の宿泊客はそれぞれの飲み会で忙しいらしく?浴場はすいていました。

露天風呂に入って空を見上げると、やはり肉眼で見える星の数が東京よりかなり多いように感じました。

夜11時過ぎに宴会は終了しました。

缶ビール3缶、おつまみ少々を残して、あとはメンバーの胃袋の中に収まりました。

いよいよ明日は競馬観戦です。

皆さん、がんばりましょう〜。

夜には若干激しいいびきも聞こえてきましたが、百戦錬磨?のアフばばメンバーは、

そんなことはものともせず、すやすや眠りにつきました。


【2日目】

夜が明け、福島計画2日目が訪れました。

結構雲はあるものの、何とか持ちこたえそうな天気です。

たーざん氏、こがっきー氏、こぼ氏の3氏は、朝から温泉につかってきたようです。

さすがです。

7時20分頃、昨晩の夕食と同様、1Fに向かいました。

朝食です。

夕食と同様、左に3つ、右に4つの食膳が用意されていました。

以下、食事のメニューでん2氏の感想などを・・・・(ちょっと記憶があいまい)

 (海苔)
  普通の海苔です。味付け海苔ではなかったです。

 (いかの刺身)
  朝から刺身ということで、ちょっと贅沢な気分です。もぐもぐ。

 (焼き鮭)
  宿の朝食というと、あじのひらきとか焼き鮭は定番ですよね。

 (豆腐の豆乳煮)
  豆乳の中に豆腐が入っており、固形燃料で温めて食べます。
  豆腐を食べると、結構おなかが張りますよね。
  表面にできた湯葉を食べるのがポイントみたいです。

 (ラジウム温泉玉子)
  温泉街だけあって、温泉玉子が名物だったようです。
  宿に来る途中のお店でも売っていて、ちょっと気になっていました。
  ただの温泉玉子ではなく「ラジウム」という名前がついているところが
  ちょっと期待させます。が、味は普通の温泉玉子でした。

 (ごはん)
  ごはんです。朝もおかわりは無限にさせてくれそうでした。

 (しじみの味噌汁)
  貝の味噌汁は、でん2氏の好物です。美味し〜。

 (漬物)
  あんまり記憶に残ってないです。


食事が終わると、出発の準備です。

出発時刻は、8時10分です。

来るときは歩いてきましたが、帰りは駅まで送ってもらうことになっていました。

1Fのロビーにはお土産の売店があり、また、日曜日ということで、小さな朝市が開かれていました。

朝市では、地元の物産品を売っていました。

各々、お土産などを物色していると、出発の時間が来ました。

チェックアウトして、ワゴン車に乗り込みます。

行きに歩いてきた道とは違う道を通って、駅に向かいました。

ちなみに、コガッキー氏は、学生時代、飯坂温泉の自動車教習所に通っていたそうで、

このあたりの道は路上教習で通ったことがあるそうです。


飯坂線に20分ほど揺られ、福島駅に着きました。

昨日確認しておいたバス乗り場へ向かいます。どこの競馬場でもそうですが、競馬場へ向かう人は

競馬新聞/スポーツ新聞を片手に歩いているのですぐわかります

一行は、競馬新聞を入手した後、そそくさとバスに乗り込みました。

余談ですが、府中や中山での開催については、夕刊紙や一般スポーツ紙を買うと全レースの馬柱が載っていますが、

福島で販売している一般スポーツ紙は、福島で売っているにもかかわらず、東京の新聞と同じ内容で、

福島のレースの馬柱が載っていませんでした。

そのため、少々お値段は高くなりますが、専門の競馬新聞を購入しました。

バスはほぼ満員となり、発車しました。

「競馬場前」というバス停で降りるのだと思っていたのですが、ぞろぞろ人が降りるのに従い、

違う名前のバス停で下車しました。

バスを降りると、道路を挟んだ向かい側の左前方に福島競馬場が見えました。

・・・ついに来ました。

感慨もひとしおです。


横断歩道を渡り、競馬場へと向かいます。

早速、入場料100円を払って、ゲートをくぐります。

福島は結構寒いので、できれば禁煙の指定席にでも入りたいねと前日に皆で話していたこともあり、

係の人に指定席の販売窓口を聞いたところ、中央入口の方との答えでした。

パドックを通り、中央入口の方に向かう途中でふと見ると、

結構自由席もがらがらです。

とりあえず自由席に陣取ってみたのですが、そこは競馬場、かなりの喫煙率で、タバコの煙が漂ってきます。

どうしたものかと思案していると、良い観戦場所がないかと探しに行っていたたらっこ氏から携帯にTELがあり、

禁煙の自由席を確保できたとのことでした。

おおっ、それはすばらしい、ということで、禁煙の自由席にレッツゴーです。

競馬場では禁煙席は人気がないらしく、それほど大きなエリアではなかったのですが、結構空いていました。

場所としては、ゴール板をちょっと過ぎたあたりのスタンドで、位置取りとしてはなかなかよかったです。


そして、いよいよレースが始まりました。

各人、競馬新聞、パドック映像、返し馬などを見ながらの予想です。

前半、えびす氏の調子がなかなかよいようです。

口数の少ない人は調子が悪いのでしょう。


4レース、最初の企画対象レースです。

このレースで、いきなりゲルマン氏の指名した穴馬が2着に粘りこみました。

企画で購入したBOX馬券は惜しくも外れましたが、ゲルマン氏見事馬券を的中したようです。


お昼を挟んで、レースは続きます。

パドック映像→本馬場入場→レース→次のレースのパドックという流れで、観戦は進んでいきます。

競馬場の上にはどんよりした雲がかかっていましたが、ガラス張りのスタンドの中での観戦はなかなか快適です。

何レースかは忘れましたが、レース発走直前に地震がありました。

スタンドはぐらぐら揺れ、ガラス張りの部分がミシミシという音をたてました。

レースの発走も、若干遅れたような気がします。

競馬場のスタンドは、耐震構造的には強いのでしょうかね。


9レース以降は、中山、京都のレースもオーロラビジョンで放映されることもあり、

自分個人の予想あり、企画の予想ありで、結構せわしない状態でした。

福島のメインレースの福島民報杯、中山のメインレースのアルゼンチン共和国杯

京都のメインレースのファンタジーS、そして福島の最終12Rがばたばたばたっと終わり、

その日のレースは終了しました。

企画の方は、予想7レース中、的中したのは配当1110円の1レースのみでした。

残念です。。。

個人の馬券の方は、全滅というわけではなく、収支プラスになった方もいたようなのでよかったです。

この日、福島競馬場では、翌日盛岡で行われるJBCの前売りも行われていました。

後日談になりますが、コボ氏は、JBCの馬券を購入し、見事的中したとのことです。


日も暮れて、競馬場を後にした我々は、バスに乗って福島駅に戻りました。

まだ帰りの新幹線までは1時間半くらいあったので、旅費の精算等もあるし、お茶でもしようということになりました。

目の前にあったマクドナルド、ミスド、ドトールには十分な空席がなく、どうしましょうという感じだったのですが、

駅ビルの上の喫茶コーナーで、無事席を確保することができました。

喫茶コーナーのメニューは、ホットケーキセット400円、ピラフなど立川の白十字を彷彿させるものがありました。

が、オーダーする際になり問題がわき起こりました。

 メンバー「ケーキセット」
 店員  「ケーキが売り切れです」
 メンバー「ツナトーストセット」
 店員  「ツナトーストは売り切れです」
 メンバー・・・・何だったらありますか・・・

聞いてみると、この日は喫茶コーナーが大繁盛で、ホットケーキが1つ、ピザが2枚、バタートーストが4枚しか

残っていないとのことでした。

我々は、それら残っているものの中から、重ならないように注文をしました。


喫茶コーナーで旅費の精算を行いながらちょっと時間をつぶした後は、お土産や夕食の購入のための自由時間です。

お土産ショップを物色してうろうろする人、お寿司を買う人、持ち帰りカレーを買う人、駅弁を買う人など様々です。

18:42分福島発のMAXやまびこ号で、我々は帰路につきました。

席は、2階建て車両の1階でした。一度2階にも乗ってみたいものです。

午後8時過ぎ、新幹線は無事東京駅に到着しました。

改札を抜けたところで解散です。

おつかれさまでした。


こうして、アフばばの福島計画は終了しました。

ほっ。

のんびりと温泉につかり、美味しいものを食べ、ゆっくりと競馬を見て楽しむことができました。

いずれは香港、フランスなど、世界を股にかける競馬ツアーをやりたいものですね。


おわり。

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