'00 北海道,四国ツーリング

9/14 11日目

 今日は非常にゆっくりとした朝だった。いや、昼だったと言うべきか。だらだらと朝寝を楽しみ、ここ鶴居キャンプ場に連泊する事にしたのでテントは撤収せず、12:20に出発。まず駐在所へ行き、昨日頂いた薬のお礼をしてから出発となった。目的地は言うまでも無い、摩周一番館でである。国道274号線、道道53号線で北へと向かう。弟子屈町に入り、お目当ての摩周一番館に到着。他にもZZR-1100,NS400Rなどの一団が来店していた。
肉じゃ〜!!
肉じゃ〜!!

 お馴染み、\980で焼肉食い放題のこの店。もちろん肉を食べずして何を食う? 昨年同様、カルビ・タン・レバー・豚等をひたすら食べ、食費を節約していた私の心を満たすには、相変わらず十分な充実感であった。宗谷岬と同様に、ここは北海道に来たら外せないスポットなのかもしれない。

生野菜じゃ〜
生野菜じゃ〜

 そう、我々は確かに肉によって幸福感に満たされた。だが、それ以上に我々を魅了したのは野菜サラダだった。それまで生野菜に縁遠かった我々は、注文したサラダのキャベツ、トマトに狂喜乱舞する。美味い、美味すぎる!! 怒涛の勢いで生野菜を貪り食い、その空き皿はテーブルに天高く積み上げられた。その数6個、この写真をご覧になれば、その様子全てを察知して戴けると思う。目がイッちゃってるしね。

 さて、心行くまで野菜サラダを食べ続け満足して外へ出ると、先に食べ終わったZZ-R1100のライダー一団がバイクの周りで休憩していた。すると、そのZZ-R1100のライダーが「あれ、もしかして昨日、帯広から摩周湖への国道走ってませんでした?」と尋ねられる。その時は、昨日の国道241号線が帯広から続いていると分からず「いや〜、多分走って無いですけど」と答える。

 するとその御仁、「いやね、そんな感じのサイドバッグを積んだ速いバイクがいたんですよ」と言う。あぁ、昨日阿寒湖へ行く途中に後ろにいたZZ-R1100かな?とも思ったが、昨日のライダーとは上着が違う。絶対バトルスーツ系のプロテクターを纏った出で立ちでは無かった。「うう〜ん、多分違いますよ」と答えて彼らを見送った。

 だが、よくよく考えてみると、昨日は天気がいまいちだったので、彼も雨具を着ていた可能性が高い。それに、Tの一言でそれは確信へと変わった。「こんな変なサイドバッグ、お前しかいないよ......」 はい、その通りでございます。でも、ZZ-R1100にBROSの底力を実感させたみたいでちょっと満足。37PSの荷物満載400ccだったんですよ、ZZ-R1100の人。(^^;
指で押せば動きそう......
指で押せば動きそう......

 さて、何処へ行こうか......という事で、私が行った事の無い摩周湖へTが案内してくれる事になった。その前に、都合良く発見したコインランドリーへ立ち寄り、溜まった洗濯物を洗濯機に放り込む。

 「摩周湖は霧が多い」とTは言うが、その通り道道52号線を登って行くと、道が深い霧に覆われ始めた。第一展望台に到着すると、霧の為とてもでは無いが、摩周湖全体は見通せない。だがTが言うには、去年訪れた時よりは視界が良いらしい。そう言えば、時折霧が一部分だけ無くなって湖面が見え隠れする。湖に浮かぶ島「カムイシュ島」も確認する事ができた。後で調べたら、この島湖底から200m以上もそびえる火山らしい。この山の周囲を中心として噴火が起こり、カルデラ湖である摩周湖が出来たのだろう。

 第一展望台の売店は観光客だらけだったが、木彫の実演をしている方が長野第一自動車学校の某教官にそっくりだった。体を温めた所で第三展望台へと向かうが、進めど進めど霧のお蔭で視界が悪く、展望台への入口が分からない。どんどん勾配を下って行き、なんだか嫌な予感がしていたが、予感通りJR釧網本線の踏み切りに出くわしてしまった。その先はすぐに国道391号線なので、そろそろ洗濯物が乾いてるかな......と弟子屈市街へと戻る事にした。

晴れている摩周湖の写真は、こちらが凄く綺麗です
360度の世界摩周湖

 コインランドリーへ戻ると、洗濯機は洗い終わって待機していた。さて、洗濯物を乾燥機で乾かさねばならないが、そこにはガス式と電気式の乾燥機両方が。ガス式が良く乾くのは知っていたが、ちょっと料金が割高だったので電気式に洗濯物を入れ、1時間分の料金を投入した。後にこのケチさが裏目に出たのだが、乾くまでの間弟子屈市街のコンビニで時間を潰す事に。

 さて、1時間後コインランドリーへ戻ってみると、洗濯物は生乾き。仕方なくもう20分間延長して続行させるが、Tが鶴居温泉の風呂上り後にTVのサッカーオリンピック予選応援を楽しみにしているらしいので、あまり長居は出来ない。結局、詰めの甘い乾き具合ながら、鶴居村へ向けて引き返す事になった。

 だが、天候が優れない為に日が隠れるのが早く、あたりは真っ暗になってしまった。おまけに霧のせいで路面は濡れ、対向車のヘッドライトで道路がどっちを向いているのかよく分からない。車重の重いCB1300に乗るTは辛そうだ。できるだけマージンを多く、なお且つ急いで鶴居村のコープへ。幸い時間的に余裕が出来たので、ゆうゆうと今夜の夕飯メニューを考える。すると、急に長野県民の血が騒ぎ、Tに「今夜はざるそばにしよう!!」と宣言。乾麺のそばと麺つゆを買い込んでテントへ戻った。あ、あと肝心のザルも。
そばを水場で茹でる
そばを水場で茹でる

 キャンプ場脇の鶴居温泉でお湯に浸かり、さっぱりとした気持ちになって休憩室のTVでサッカーオリンピック予選を見たら日本が勝った。早速テントへ戻って鍋とガソリンストーブを取り出し、ザルとそばを持って水場へ向かう。そばを茹でるには、大きな鍋とそこそこの火力、そして茹であがった直後の急激な水冷が非常に大切。なので、茹でには水場が最適の環境だった。人は奇異目で見てたけど......。

 
大事な急冷
大事な急冷

 順調にそばが茹であがり、すぐさま大量の水で急冷させる。茹で具合も重要だが、この作業でそばのコシが左右されると言っても過言では無い。ここ鶴居キャンプ場の水は冷たいので非常に助かった。試しに1本つまんでみると......うん、乾麺のそばでも上出来だ。
ずるずる〜、んめ〜
ずるずる〜、んめ〜

 早速麺つゆを作り、急いでテントへ持って帰って食べる。Tも「乾麺のそばってこんなに美味しいんだ」と感心してくれて、長野県民として至福の限り。一応、Tの地元である調布にも「深大寺そば」ってあるんだけどね。決して食費的には豪華じゃ無いけれど、「キャンプ場でそば」という貴重な体験に、とても充実した日だった。またやろっと。
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9/14


鶴居キャンプ場
12:20
40.0km
------------------>
D53,R274,D53,Other,R242
13:10
摩周一番館
14:45
10.4km
------------------>
R242,234,D52
15:00
摩周湖第一展望台
15:30
29.2km
------------------>
D52,R391,243
17:10
コインランドリー
17:30
40.5km
------------------>
R241,Other,D53,R274,D53
18:15
鶴居キャンプ場

124.7km走行 平均燃費22.9km

R=国道 D=道道 Other=市道,町道,村道,農道


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