9/13 10日目
何故か4:00に目が覚める。辺りには、ライダーのテントが20張ほど張られているが、当然の如くどこも動きは無い。それは、隣に張られた昆布ライダーのテントにおいても然りである。結局、昨日手を付けられなかった大根1本と昆布が山ほど余っているはずだが、はっきり言ってい・ら・な・いー。ここは、一足先に出発する事にする。静かに、素早く撤収していると、すぐ側で「ゴソゴソッ」と音がした。やばい!!大根持たされる!!!!と思ったら、それは同じく撤収作業をするチャリダーだった。彼らも朝が早い。
バイクに荷物を積み、出発しようとしていると地元のご老人に声を掛けられた。別に散歩の途中では無く、たまにキャンプをするらしい。「早起きだねぇ」と缶コーヒーを頂いた。そういう貴方も、出発しようとしてたけどね。結局6:00にキャンプ場を出発。深い霧の中国道40号線を南下する。今日はTと落ち合う日だ。釧路方面へ南下しなければ。
上興部鉄道記念館
名寄でガソリンを補給し、国道239号線を東へ進む。そういえば、このルートは旧名寄本線沿いだったな、と思ったら旧上興部駅を発見。駅舎は資料館になっていて、中へ入りたかったけど7:30に開いている訳も無し。トイレは綺麗だったので、有難く使わせて戴けて極楽極楽。ちゃんとホームも残っていて、キハ27が留置されていた。
何故この組み合わせ?
だが、その裏には何故かDD14の物と思われるロータリーヘッドが。旅客車と背中合わせになっているのは、なんか非常に違和感を感じた。一応自動連結器で繋いであったけど、もしこのまま走行したら、重心バランスが悪くて翼が接地しそう。
旧北見滝ノ上駅
西興部村役場近くより道道137号線へ入り、札久留峠を経て滝上町へ。町の中心部を走っていると......、バスロータリーに駅舎らしき建物を発見!! 速攻でUターンして行ってみると、旧渚滑線の終点だった北見滝ノ上駅だった。ここも資料館として残されているらしいが、例によって8:40という時間は開館する時間である筈が無い。
保存されていた操作桿
そこで駅の裏手に行ってみると、僅かな15m程のレールとモーターカー、それに場内信号機の操作桿が保存されていた。操作桿にはワイヤーがまだ接続されており、その先を辿って行くとプーリーを経て頭上の腕木式信号機へと繋がっていた。
上は停止 下は進行......だったと思う
ワイヤーはあまり錆びている様子も無い。もしかしたら......とレバーを手前に起こすと、頭上で「ガシャ」という静かな音と共に、停止現示から進行現示へと切り替わった。もう1本のレバーも完璧に可動。何故か、信号機の1本はロータリー広場を向いていて、ロータリーへ向けて現示を出せるらしい。なにに進行現示を出すのだろう、代替バス......なのか? (^^;
道道305号線 釜八峠頂上
ちょっとダートが走りたくなって、国道273号線から道道553号線を経て道道305号線に入り、ダートの釜八峠を通って丸瀬布町へ行く事にした。さすがに国道を外れると車の数もまばらで、自分のペースで気持ち良く走れる。ダート手前でオフ車とすれ違い、BROSは砂利ダートへと突入。バックミラーを見ると、そこにはもうもうと砂埃が上がっている。
程無く、路面は砂利から土主体となった。最近晴れの日が少なかったせいか、やや路面は湿り気味。だが、程良いペースで快調に走れるダートだった。途中2台程の地元車とすれ違い、日常でも一応の利用はある様だ。ダートを抜けて丸瀬布市街を抜け、道の駅「まるせっぷ」でチェーンに給油。ここの建物は、靴を脱いで入るという珍しい道の駅だった。
国道333号線を西進し、大雪湖方面へ向かう。ところが途中、留辺蘂町のガソリンスタンドで給油の際センタースタンドを掛けようとしたら、どうした事かBROSが横倒しに......。幸い、張り出したサイドバッグがクッションになってくれたが、ブレーキレバーは少々曲がってしまった。まぁ、これだけで済んだ幸運を喜ぶべきだったのかも。
糠平鉄道資料館
石北峠を越え、大雪湖を周って北海道最高所らしい三国峠を越え、帯広方面へ向けてひた走る。途中糠平温泉を通過すると、国道273号線の左側に「糠平鉄道資料館」の立て札が。一旦は通過してしまったが、トンネルを抜けた瞬間、左側の糠平湖にそのまま残る旧士幌線の鉄橋を発見! 即座にUターンし、鉄道資料館へと向かった。
今度は時間も問題なく(^^;、無事に入館料を払って入館できた。規模はあまり大きくないが充実した内容で、特に列車が運行されていた頃の運転台前面展望ビデオがあったのには驚く。現在いる糠平から一駅手前である黒石平駅からの映像を見ていると、恐ろしくじれったい位の速度で気動車は唸りを上げて勾配を登って行く。これでは、車との優劣に相当劣ってしまうのもやむを得ないだろう。糠平の駅に到着する寸前、先程国道から見えた鉄橋を列車は渡っていった。列車の前面から国道を見上げるのはおかしな気分だが、やはり現役当時に比べれば、先程見た鉄橋は疲れてしまっている。
旧糠平駅構内と場内信号機
やがて列車は、現在いる糠平駅へと到着した。ビデオを見ていたら、職員の方になんとコーヒーを入れて戴いた。今日はコーヒーに縁があるらしい。三国峠を越えてきた後で体が冷えていたので、有難く頂戴する。資料館の外へ出て改めて周囲を見回してみると、やはりビデオで見た現役時の駅構内とは様変わりしてしまっている。それでも、草ぼうぼうの構内を帯広方へ進んでみると、そこには場内信号機がポツンと建っていた。
再び国道237号線を南へ向かい、上士幌市街を道道468号線でショートカット。国道241号線を阿寒湖へと向かう。阿寒湖は、まりもグッズが豊富でインパクトのあるお土産を買うには最適なのだが、時間はもうそろそろ2時と少々心許無い。そこで、結構なペースで阿寒湖への道を登って行くと、後ろからZZ-R1100らしきバイクが。おぉ、これはこれはと、もっと結構なペースにする。案の定、ZZ-R1100はBROSを抜けない。荷物を満載した訳の分からないバイクに、ずっと先行されるのは......クックックと微笑む。だが、後にまたこのZZ-R1100と出会う事になるとは......。
無事、まりも羊羹を研究室に、養殖まりもを研究室の先生へと購入し、ガソリンを入れる。時間も時間だし、空の雲行きもちょっと怪しい。早くTとの集合場所である鶴居キャンプ場へ着きたい。すると、ガソリンスタンで「鶴居へ行くなら道道1093号線の鶴見峠を越えた方が早いよ、ダートだけど」と教えて戴いた。ならばその道にするか、と国道241号線より分岐する。
だが、既に空は僅かに小雨模様で、路面も半ウエット状態。それでも峠へ向けて爆走し、途中何台かの4輪を追い越した。適当にクネクネと曲がって峠の頂上を通過すると、後は直線主体のダートが続く。だが、スピードを抑えさせる為か、路面の進行方向と直角に深さ3cm位の溝が大量に彫ってある。お蔭で、60km程でその上を通過しようとすると、BROSは猛烈な上下動に襲われ、凄まじい勢いでコンテナが前方にズレてくる。
仕方が無いので、路肩ギリギリと溝の間を60km維持の勢いで下りまくる。また4輪を1台抜いて、ようやく約16kmのダートが終わった。今日チェーンは給油したばかりだけど、もう「キュラキュラ」と悲鳴をあげていた。小雨から変わった霧の中を突破し、鶴居キャンプ場に到着した。BROSは泥だらけ。何故かメーターケースまで泥がタップリ付着していた。
TのCB1300を探すと......おぉ、あったあった。「うぉ〜い」とテントへ声を掛けると、何故か反応が無い。もう一度掛けると「高野か〜? 風邪ひいた、熱があるんだ」と弱々しい返事が返ってきた。という訳で薬屋を探しに行く事に。取り敢えず、コープ正面の駐在所で尋ねてみると、「これを持って行きなさい」と風邪薬1箱丸々頂いた。感謝感謝でテントを戻り、Tに風邪薬を飲ませる。
しばらくすると、大分良くなった様子なので夕飯の買出しへコープへ。キャンプ場内を歩いて行くと、ライダーは15人程来ているらしい。だが、どのバイクよりもBROSが一番汚い。もちろんオフ車よりもだった。Tが言うにも「お前のが一番汚い」。今晩の夕飯は、昆布ライダーに少し分けて頂いた昆布を使った湯豆腐。Tも満足。
9/12 9/14へ
美深公園キャンプ場 6:00 |
38.9km R40 |
7:00 名寄 7:10 |
71.8km R239,D137,61 |
8:40 8:45 |
65.3km R273,D553,137,305,R333 |
| 10:05 |
166.7km R333,242,39,273 |
13:00 13:45 |
99.7km R273,D468,88,R241 |
15:15 阿寒湖 15:35 |
159.6km R241,D1093 |
| 16:15 鶴居キャンプ場 |
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R=国道 D=道道 Other=市道,町道,村道,農道