'00 北海道,四国ツーリング

9/09 6日目

 フェリーは揺れも無く苫小牧近海に近づいている様で、5時前に快適な気分で目が覚めた。天気の様子を見ようと甲板に出て見ると、どうやら北の方に分がある模様。吹き荒ぶ風に慄いて、ものの30秒程で甲板から離脱してしまった。そうか、ここは9月の北海道だったのだ......。

 2等船室へ戻って地図と睨めっこ。苫小牧から北上するとなれば、必然的に進路上へ札幌が現れる。そうだ、今日は札幌でラーメンを食べよう。去年は結局札幌でラーメンを食べなかったし、Tに連れて行ってもらった横浜ラーメン博物館の「純連」の本店にも行ってみたい。進路も決まって、いそいそと荷物をまとめ始める。やがて、入港開始の船内アナウンスが。車両甲板へ降りねば。
車両甲板 苫小牧港
車両甲板 苫小牧港

 車両甲板に降りてBROSに荷を搭載して、ふと辺りを見回すと意外に東北ナンバーのバイクが多い。荷物はみんな軽装だし、あまりロングツーリング向けとは思えないカスタムを施したバイクが目立った気がする。「宿に1泊とかして帰っちゃうのかなぁ」とか、「そんなに走らないからマフラーの音で疲れないのか?」とか考えていると、後ろの方に後輪にセットされた車止め外し忘れを指摘していただいた。感謝感謝、危ない危ない。

 フェリーの着岸が終わり、バイクがぞろぞろと下船を始めた。やはりグループが多いのか、大抵のライダーは下船したら後続を待つ為に停車している。私は単独なので、そのまま4車線の臨港道路を暖気も兼ねて流し、国道36号線を見つけて北へ。千歳空港の辺りから信号も無くなり、「あぁ、なんだか北海道の道っぽいな」と少し実感が湧いてくる。
排ガス微粒子充填済みの顔
排ガス微粒子充填済みの顔

 そのまま札幌市内へと突入し、清田区へと入ったところでコンビニへ寄り、朝食を済ませる事にした。だが、店先でパンを食べていてふと気が付く。「体が汚ない......」そう、その通り。昨日は1日排気ガスのシャワーを浴び続け、フェリーの中でも混雑が酷くて風呂へ行けなかったのだ。恐らく、顔の毛穴という毛穴にはディーゼル排ガスの微粒子が詰まりまくっている事であろう。いや、そんな事は鏡を見れば一目瞭然であった。

 このまま札幌へ突入しても、絶対にラーメン屋など開いている筈が無いし、こんな顔で、食べ物屋へ行ける筈も無い。そういえば、途中千歳市の辺りに温泉らしき建物があったのを思い出し、また千歳市へと引き返す事にした。我ながら、相変わらず無駄が多いのです。

 その温泉「えにわの湯」は、恵庭市の国道沿いにあった。開館は10:00らしいので、45分位時間が余っていた。仕方が無いので、荷物を整理したりして時間を潰す。さて、10:00にもなって開館した様子だし、いざ温泉へ歩き出してふと入口脇の案内を見ると、大人\1,600......!!!!!?? OH MY GOD! しまった、先に確認しておくのだった。
After Face
After Face
 仕方が無いので、同じ恵庭市内の「ラ・フォーレの湯」へと向かう。だが、ここでも開館時刻は11:00だったので、再び時間を無駄に費やしてしまった。だけど、久しぶりのお湯に浸かれば気分もスッキリ。湯上りに休憩室でコーヒー牛乳など飲んでいると、Tから電話が入った。どうやら、なんとか予定の調整がついて、今フェリーで青森から函館へ向かっているらしい。道東で落ち合う事を約束した。嬉しい。
す〜み〜れ〜
す〜み〜れ〜

 再び札幌市内へ入り、コンビニでラーメン店ガイドを立ち読みして純連を探す。ところが、該当する地名の通り沿いを走っても......無い。はて、もう一度コンビニで立ち読みをして、詳細な地図で確認すると、確かにこの周辺らしい。念の為、通りから外れた住宅地の中も探索してみると、やや、新横浜ラーメン博物館で嗅いだあの香りが......。なんと、陸橋の脇に位置しておりました。こりゃ、初めてでは分からんがな。

 次に驚愕させられたのは、もう14:00だというのに駐車場にまで続く人の列。一応並んでみるが、幸い回転は速かったので、20分程でラーメンにありつけた。うん、新横浜と変わらない味。相変わらずの新境地な味。それなりに満足して、店を出る事に。

 店を出て空を見上げると、全体的に雲行きが怪しい。でも幾分北の方が良い様に感じたので、札幌から北上しながらキャンプ場を探す事にする。あと、さすがにデジカメ付属の2MBメモリーでは満タンになってきたので、メモリーを買えそうな店も探す事にした。

 途中でカメラのチェーン店を発見した。このデジカメはスマートメディアを採用しているのだが、確か説明書には3.3V,8MBまでしか対応表記していなかった気がする。一抹の不安を抱きながらショーケースを覗くと、やはりラインナップの最低容量は16MBからだった。半ば賭けで購入し、早速店の外で試してみると......ダメじゃん、あぁぁぁぁ......。失意の中で\4,000の出費を後悔するが、まぁこれはこれで持っている事にした。

 そんな中、気を取り直して今日のキャンプ場を「月形皆楽公園キャンプ場」に決め、一路月形町を目指す。キャンプ場に到着して清掃協力費\50を払い、川沿いのサイトを探すと結構家族連れが多い。やはり札幌近郊だし、そういえば今日は土曜日だったっけ、と思いながらサイトは隅の方に決定。荷物を降ろし、いざテントを張ろうと組み立てていると......「バイクでいらしたんですか?」と家族連れグループのお父さんに声を掛けられた。結構酔っている様子。が、次の瞬間「まぁまぁまぁ、一緒に飲みましょうよ」と彼らのタープへ拉致された......。テント位張らせてくれ〜!!

 どうやら、3家族のグループらしい。ひたすら元気の良いお子様達の集団が走り回り、お父さん達は飲みまくり、奥さん方は買出し等に忙しい。いい加減日も暮れてきたので、とりあえずテントを張ると、「酔いつぶれたお父さん1人をテントに収容させてくれないか?」と依頼された。まぁ、ごちそうしてもらった手前快諾すると、1人の筈がもう1人テントに雪崩れ込んだ。テ ン ト が 壊 れ る 〜 !!

 最後にキャンプ場脇のラーメン屋へ行き、意外に結構おいしかったラーメンを食べて、家族連れは奥さん方の運転で札幌方面へと去っていった。今年の北海道初めてのキャンプだというのに、波乱から始まってしまった......。
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9/09


苫小牧港
6:50
51.4km
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D259,R36
7:40
札幌市清田区
8:10
38.8km
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R36
9:15
えにわの湯
10:10
11.3km
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R36,D45,Other,D45
10:30
恵庭温泉
12:10
35.8km
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D45,R36,D89,Other
13:15
純連(すみれ)
14:10
68.8km
------------------>
Other,D89,R12
15:30
月形皆楽公園

206.1km走行 平均燃費24.5km

R=国道 D=道道 Other=市道,町道,村道,農道


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