8/09 12日目
6:30に目が覚めたが、なんだか今日はすぐに行動する気にならなかった。ゆっくりとテントを片づけながらテントを畳むと、出発は7:20だった。この時間になると、キャンプ場を出発して行くバイクも目立ち始める。ここ静内といえば、週間少年サンデーに連載の「じゃじゃ馬クルーミンUP!」の舞台でもあるらしいので、牧場がたくさんありそうな所へ行ってみる事にした。
二十間道路の桜並木
静内市街から北東へ向かい、両側に牧場が続く二十間道路を走る。なるほど、確かに牧場と馬ばっかり。ただ、牧場同士が結構密集していたのが予想と違っていた。もっと、牧場同士の間隔が広い景色を想像していたのだけど......。渡会牧場は、もっと街外れにあるのだろうか??
再び国道235線に戻り、苫小牧市に寄って郵便局を探す事にした。好都合な事に、ツーリングマップルには苫小牧市の拡大図が載っていたので、苫小牧郵便局は難無く発見。いつも思うのだけど、市街拡大図だけでなく、通常縮尺のページにも郵便局の表記があると非常に便利......と思うのは私だけなのだろうか。
後は函館に向けて南下していけば良いのだが、行きと同じ海沿いを走るのもなんなので、支笏湖,洞爺湖と湖を回るコースに決めた。国道276号線の緩やかな坂道を登って支笏湖湖畔を走るが、特に立ち止まる事も無く先へ進み、道の駅「フォーレスト276大滝」が見えてきたので休憩。建物の中に入ると、な、なんときのこ汁\100〜!!。久しぶりの味噌汁は美味い〜。
きのこ汁も満喫したので、今度は国道453へ分岐して洞爺湖方面へと向かう。だが、大滝村昭園集落付近の道の様子がなんだかおかしい。と、ワゴン車と乗用車が事故っている......。散乱するガラスの破片の上を徐行していると、乗用車の中にぐったりした人がーーーぁ!!まだ事故は起きたてらしく、人が乗用車に集まっている。こりゃいかん、とバイクを停めて駆けつけると、もう幾人か乗用車の周りに集まっていた。
怪我をしている女性は命に別状は無い様だったが、足を動かせない状態らしい。ボンネットは大破し、ボンネットからはエアコンのガスが漏れていて、路面には多少ガソリンも漏れていてる。
既に救急車の手配は済んでいる様なので、何かする事はないかと辺りを見回すと、道幅の約3分の2が塞がれているで渋滞が起こっていた。そこで、居合わせたトラック運転手の方と交通整理をする事に。合図を出していると、大型トラックがタイヤのサイドウォールを強引に歩道の縁石に擦り付け、傾きながら縁石を乗り越えて行くのには驚かされる。
しばらくすると救急車と警察が到着し、女性が担架で運ばれていった。とりあえず警察の事故検分も終わったので、7人位で乗用車を路肩へと持ち上げ、またバイクを走らせた。乗用車の破損ダメージは結構あったが、怪我人1人で済んだのは不幸中の幸いだと思う。
有珠山と昭和新山を眺めながら、再び国道37号線に出て長万部方面へと向かった。長万部で国道5号線と合流したが、上陸してから走れなかった日本海側を走ろうと、国道230号線で北檜山町へ。ここからは、8月上旬に豪雨で通行止めになっていた区間。大成町からは海に張り出したガケの下を通り、晴れているので景色は良いけど険しさを感じさせられる。
どんどん南下して、上ノ国町から道道5号線を通ってJR江差線の湯ノ岱駅へ向かう事にした。何のCMかは忘れていたが、昔CMで湯ノ岱という駅名の駅舎が写っていたのを覚えていたからである。道道5号線は、北海道には珍しく谷筋を走る本州の様な道。道幅が細い区間もあって、なんだかちょっと嬉しかった。湯ノ岱駅に着くと、駅舎は洋風コンクリートの建物だった。確か記憶では木造だったと思っていたのに......。予想に反して有人駅であったので、程無く駅を後にした。
知内町ガソリンスタンドの給油機
道道5号線は木古内町で終点。この分なら今日中にフェリーで函館を出港できそうだ。それではと、最後に道の駅スタンプラリーのスタンプ帳を応募しに、道の駅「しりうち」へ向かう事にした。だんだん日が暮れてきたので、急ぎ気味で道の駅へ。道の駅しりうちは、観光協会?の建物と一緒のこじんまりした建物だった。危うく閉館寸前だったが、職員の方にスタンプを確認してもらって応募。結局周れたのは27箇所だった。約半分しか周れなかった事になる。もっと早くにスタンプラリーの事を知っていれば......。
国道228号線を引き返し、ガソリンを入れようと入ったガソリンスタンドに、最近なかなか見なくなった古いタイプの赤い給油機を発見。ふと、その横に目をやると、なんだか見慣れない物が......。あ、これはアメリカ石油史の本に載っていた、大昔の手回し給油機の写真とそっくりだ。店員の方に聞いてみると、「あぁ、そうだよ。譲ってくれって言う人もいるんだけれど、売らないんだ。じいさんの代に使っていたんだって。さすがに今は使って無いけどね。」と教えてくれた。思わず写真に収めてしまう。
函館フェリー埠頭にて
ガソリンスタンドを後にし、夕暮れの中を函館へ向かい、フェリー埠頭に着いた頃には丁度日が沈んでいた。時間は19:00、乗船窓口へ行くと20:10発の便があるので、それに乗船する事にして乗船を申し込む。フェリーに乗り込むと、およそ10台程のバイクが乗船していた。帰りのフェリー「べら」は、行きに乗った「びるご」とはうって変って昔ながらの......ちょっとボロ船の様相。空いている2等船室に横になり、テレビで水戸黄門がはじまってしばらくすると、汽笛が鳴って出港した。
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7:20 |
114.0km Other,R235,D71,Other,R235,R36 |
9:25 苫小牧 |
151.0km R276,453,37 |
12:50 長万部 13:25 |
187.1km R37,230,229,228,D5 |
| 17:05 |
94.2km D5,R228 |
19:00 20:10 |
0:10 |
R=国道 D=道道 Other=市町村道,農道