'99北海道ツーリング

8/06 9日目


 今日も5:00に目が覚めた。他のライダーより早く出発するとなんか気持ちが良いので、今日もいつも通りに6:00に出発。今日は宗谷岬を回って、できるだけ日本海側を南下する事にして、さっそく国道238号線を北上する。結局網走刑務所は見に行かなかったけれど、入場料\1,000以上は今回のツーリングでは無理な話。また何十年かしたら見る事にしよう。スタンプを押しに、道の駅「サロマ湖」に寄るが、まだ営業時間外なので閉まっている。こんな時は、だいたいトイレの中にスタンプが置いてあるのだが、ここは見つからなかった......。

 次は、サロマ湖より北西にある海沿いの湖、コムケ湖と海を仕切るダートを走る事にした。道は両側を水に挟まれ、路面もフラットで走りやすい。北海道の様に、ずっと良い路面の道を走り続けていると、荒れた道を走りたくなってしまう。リッターバイクでは決して思わない事かもしれない。ダートは面白いのだが、ふと見ると北の空が暗い様な気がする。嫌な予感がしてきた。

 ダートを抜けて、間もなく道の駅「オホーツク紋別」に着いた。ここもまだ開館時間では無かったが、トイレにスタンプが置いてあってスタンプを押せた。北の空は一層黒さを増している。国道238号線を再び走ると、すぐに雨が降っくる。合羽を着て走り続けると、道の駅「おこっぺ」に着いた頃には雨はかなりの強さになってきた。スタンプを押しに行くと、道の駅には雨を避けてここに泊まったらしいライダーが結構いた。時間も無いので、淡々と道の駅「雄武」「マリーンアイランド岡島」のスタンプを押す。枝幸町市街の手前で、スピード取締警戒中のパトカーを発見。茂みの中に隠れているパトカーは、これで2台目になる。

 枝幸を過ぎると雨は一応止んだ。しばらく進むと、道の駅「猿払」が見えてきた。スタンプを押そうとレストランのある一番大きな建物に向かうと、どうやらそこは違うらしい。あれ??と辺りを見回すと、敷地の隅にある小さなサイクリングターミナルが道の駅らしい。建物の前には香川県観音寺市ナンバーの、荷物を満載したスクーターが止まっている。まさか自走で!?と思ったら、持ち主が。「観音寺市からいらしたんですか?」と聞くと、「あぁっ、観音寺知ってますか!?」と嬉しそう。狛江市民の私にも、その気持ち良くわかります。さすがに北海道まではフェリーらしい。氏は道の駅のスタンプを全部押すのが目的だそうだ。う〜ん、凄まじい。

最北端だ〜
最北端だ〜

 道の駅「猿払」を過ぎると、宗谷岬まではほんの30km程。雨は止んでいるが、相変わらず空は鉛色。OUT RIDERでは綺麗な宗谷岬へのワィンディングも、今は寂しさを醸し出している。3月に宗谷岬へ行った弟は「ゴーストタウンみたいだった」って言っていたけれど、さすがに今の季節はバイクはおろか、車や観光バスがひっきりなしに出入りして騒然としている。最北端の碑の前も、写真を撮る人でごったがえしていて、「北まで来た......」と感慨にふける雰囲気でも無し。弟の様に、人気の無い時期に来るのが良いのかもしれない

稚内駅にて
稚内駅にて

 次は最北端の駅、稚内駅に行かねばなるまい。国道238号線で稚内空港の横を通過し、旧天北線の路盤を見ながら稚内市街へ。ロシア系の店が、ややくたびれた雰囲気の町で目立っている。稚内駅は丁度札幌行き急行の改札間際だったので、あまり広くない駅舎の中は混雑していた。さすがに、ここにはバイクは3台しか停まっていなかった。この駅にバイクでくる事になるとは......中学生の頃は考えもしなかった事だ。こんど列車で訪れるのならやはり冬場なのだろう。

道道106号線のどっか
道道106号線のどっか

 稚内を後にして、道道106号線をひたすら南下する。ひたすら真っ直ぐで、電柱すらも無い、曇天だった事ももあり寒々とした道だった。80km程度で巡航するが、エンジンの回転数は4,000rpm。すでにタコメーターの半分は使ってしまっていて、これ以上の回転数は巡航には使えない。高速道路の感覚で走っている車がどんどん抜いていくのを我慢しながら走る。こんな、なんにも無い所でガス欠になったらシャレにならない。エンジンのパルスは走っていて飽きないのだが、こんな時は少しビックバイクやツアラーが羨ましく思えてしまう。
 手塩市街手前で道道106号線は終点。これより国道232号線で南下を続ける。しかし、なんだか腹の調子がおかしい。道の駅「富士見」にスタンプを押すついでにトイレに行くと......どうやら当たってしまったらしい。結局トイレに1時間もこもる事になってしまった。こんな時、道の駅の綺麗なトイレは有り難い。
風車がいっぱい
風車がいっぱい

 腹を壊したおかげで、道の駅「富士見」出発は15:40。そろそろ今日泊まる所を決めて、風呂にも入らねばなるまい。丁度この先に豪華な造りらしい、「羽幌温泉」があるのでそこに決める。北海道には秘湯みたいな露天風呂もたくさんあるが、体を洗えないのは痛いし、蜂が嫌いな私では落ち着いて入れないので、どうしても\500位の温泉に入ってしまう。でも、シャンプーの類は完備されているし、冷房の効いた休憩室があるのは見逃せない。ここ、羽幌温泉の「サンセットプラザはぼろ」も満足の行く温泉だった。

 温泉から出て再び国道232号線を南下し始めると、苫前町に入った頃から左側の丘に風力発電用らしい風車が立ち並び始めた。丁度日本海側の雲の切れ間から夕陽が差し、異様というか神秘的な風景。それは何かの前触れだったのか、そこからすぐ、道路上に車が横転している事故が起きていた。怪我人はいない様だったが、まだ発生してから時間が経っていないらしい。なんで、長野県より格段に条件の良い道で事故が起きるのだろう......。

 いいかげん日が暮れそうなので、今日は留萌市までが限界らしい。なので、今日のキャンプ場は「黄金岬キャンプ場」に決めて、キャンプ場へ向かう。たが、キャンプ場に着いてみてびっくり、「せま〜い!!」そう、狭いのだ。道の脇に細長いサイトが20mあまり、それしかテントを張れる場所が無いのである。おまけに、夕陽がきれいで有名なキャンプ場らしいので、家族連れキャンパーでほとんど場所が無い。端の方にライダーのテントが集中していたので、あまり隣との間隔がとれないがお願いして入れてもらった。まったく狭いキャンプ場だ。

8/05へ 8/07へ

8/06
8/06
黄印=Start地点 緑印=Camp地点


呼人浦キャンプ場
6:05
115.5km
------------------>
R39,238,Other,D554,Other,R238
8:05
道の駅「オホーツク紋別」
8:15
198.7km
------------------>
R238
11:50
宗谷岬
12:05
32.0km
------------------>
R238,R40
12:40
稚内駅
13:00
92.6km
------------------>
D106,R232
14:40
道の駅「富士見」
15:40
43.5km
------------------>
R232
16:30
道の駅「ほっとはぼろ」
17:40
60.0km
------------------>
R232,Other
19:00
黄金崎キャンプ場

542.3km走行 平均燃費24.3km

R=国道 D=道道 Other=市町村道,農道


北海道ツーリング目次へ
戻る