BROSのマフラーは、通称「ショットガン・マフラー(というらしい)」。某YAMAHAのSRXのパクリではないか、という気もしないでもないが気にしない。こんな短いサイレンサーで消音できるのかといいますと、集合部にはちゃんとチャンバー室があり、容量を補っています。とはいえ、排気音量は他のHONDAのノーマルマフラーより少し大き目かもしれません。
シリンダーから伸びるエキパイは、ステンレスの1重管。一見マフラーに入ると同時に集合されている様に見えますが、しばらくはチャンバー室の中を赤円付近まで半集合しないまま進むようです。半集合????というのは、隣り合っている管同士を連絡する円い穴が、所々空いているんです。これは、消音のための穴とはまた別のものです。
サイレンサー部及び集合部までは、画像のように無数の小さな穴があいていて、共鳴拡張式により穴の外側に空間を持たせて高周波の排気音を消音している様です。これは、BROSの低い排気音に影響しているのではないかと思われます。
しかし、チャンバー内部の資料が無いので、内部で排気の反転による消音がどの程度行われているのか分かりません。予想では、恐らくチャンバー室は内部に集合も有しているので、排気が反転するための部屋(しきり)を設けるスペースはあまり無さそうです。このあたりが、他のバイクのノーマルマフラーより、やや音量が大きいと思われる原因ではないか、と思います。(比較実測したわけではないのですが)
このマフラー、取り外す際は問題なく外れるのですが、取り付けの際にコツを知らないとエライ苦労します。私も車検の時、POSHマフラーはJMCA認定のプレートなんかついてなかったので、換装しようとしたら死にました。
その手順とは、
1. エキパイが動く程度にフランジ固定ボルトは緩めておく 2. 右側ステップを固定している6角ボルト2本も適当に緩めておく 3. エキパイを差込み、ステップ部のボルトを仮止めする 4. チャンバー部のボルトを仮止めする。 5. エキパイをしっかりと差込む 6. チャンバー,ステップ,ステップ6角,フランジ,バンドの順で徐々にボルトを締め、固定する
という具合です。要点は、ステップを固定する6角ボルトを緩めるという事なのです。これを緩めないと、チャンバー部とステップでマフラー本体を固定するボルト2本が絶対に入りません。6角ボルトを緩め、各ボルトを徐々に締めていけば無理なく固定できるのですが、6角ボルトを緩めずに固定しようとしても、ボルト穴が絶対に合わないのです。この場合、もはや人力では絶対に無理だと思います。