
必修項目 ミシンの使い方「サイドバッグが欲しい......」これは、古からの私の願いでした。その訳は、私のNS50F-->VT250SPADA-->BROSというバイク遍歴に由来します。いずれのバイクもタンデムシートが小振りで荷物が積み難く、「収納スペース」とは本格的に遠出をする様になったSPADA時代より無縁の生活でした。しかし、市販のサイドバッグは高い〜!! ある程度の容量を追求すれば、どうしても15,000〜20,000円の出費を強いられてしまいます。
そんな訳で、中々私はサイドバッグの購入には踏み切れず、荷物の積載にはホームセンターで購入したコンテナを用い、更に上部へ荷物を積み上げてロングツーリングへと出かけていました。ただこのスタイル、上へ上へと荷物を積み上げる為、後部からみるとライダーの頭が見えません。おまけに、周りから「コーナーでビルがバンクしてるみたい」と言われる始末。慣れてしまえば操作性には問題無いものの、荷物を積むのに要する時間は、周囲に比べて余計に必要でした。
そんな折、私はkoh1さんのページを見て衝撃を受けます。なんと、市販のクーラーバッグを利用して、サイドバッグとして使っておられたのです。しかも費用は約3,300円! 早速、ホームセンターへクーラーバッグを探しに行ったのですが、時は既に夏の終わり。季節物の商品は売り場から撤収されており、納得の行くものは有りません。
ところがある日、何気なく釣り具の上州屋へ寄ってみると、条件を満たした物が見つかりました。釣り用のバケツです。私の考えていたマウント方法に都合の良い構造、元々内部に水を入れて魚を運搬する為完璧な防水構造と、結構理想的な逸品です。店内中を探し回った結果、1個1,680円の商品を2個購入し、早速制作に取り組む事にしました。
釣り具の上州屋で買ってきた、釣り用の「フタ付き角バケツ」です。サイズは400mmX270mmX250mmで、1つ約27リットル,左右では合計約54リットルの容積が有ります。本来は中に水を入れて魚を持ち運ぶ為の物らしい? ので、もちろん防水性には優れています。ただ、結露には少し注意する必要があるかもしれませんが。税抜きで1個1,680円でした。
本体を購入したら、次はブツをバイクへ固定するパーツを買わなければなりません。例によって、手芸屋さんへと突入。私が購入したのは、25mm幅の綿テープ(平織り紐)約6m、綿テープ用接続バックル5個、余分なテープをまとめるパーツ4個でした。合計1,880円でした。これらのパーツは、ケースバイケースで使いやすい様に組み合わせるのが良いでしょう。
必要な物を揃えたら、早速制作に取り掛かります。今回は、一般的な市販サイドバッグで採用されている、タンデムシートにバックルを取り付けたベースを巻き付け、そこへバッグを固定する方式を採用します。
最初に、バケツの手提げ紐を固定している部分へ、ベースへ接続する綿テープとバックルのメス側を取り付けます。バケツ側へは、綿テープを3重に折りミシンで縫い付け、基部より抜けない様にしました。バックルへは綿テープを通し、折り返して同様にミシンで縫い付けます。
次に、バッグ部をシート側へと固定するベースを作ります。綿テープを適度な長さに現物合わせして切断し、バックを固定するバックルのメス側を2個綿テープへ通して、両端に別のバックル1組を縫い付けます。
ベースをシートへ取り付ければ、取り敢えずバッグ部は車体へと固定できます。ただしこの状態では、バッグ部は片側だけで支持されており、全体がホイール方向の内側へと垂れ下がってしまいます。実際荷物を入れた時、これではかなりの負担が掛かってしまうので、左右のバッグに付いている手提げを利用して、もう片側同士を綿テープで連結し、バッグが垂れ下がらない様に釣り合わせます。
今回はミシンを多用しますが、注意点が1つあります。綿テープ自体の厚みが大きいので、重ねて縫い合わせる場合などに、ミシンの針が曲がりやすいのです。調子に乗って、縫うスピードを上げなければ大丈夫ですが、最終的には作業する人のセンスが問われる様です。私は1回曲げてしまいましたが、強引にペンチで矯正しました。(^^;
で、バイクへ取り付けるとこんな感じになります。長野の渋谷??と呼ばれる千歳町界隈へもこの状態で出かけてみましたが、予想に反して振り返る人はいませんでした。もし、奇異の視線を浴びるのならば、サイドバッグの存在を知っているバイク関係者か、釣り関係の人々だけでしょう。
プラスチックコンテナと組み合わせて、BROSへ実際に搭載してみました。サイドバッグ,コンテナ共に荷物満載+コンテナ上に約10kgのワインの木箱という状態で約250km走りましたが、走行になんら支障はありませんでした。荷はとても安定していて、荷崩れの心配とは無縁だった事をご報告しましょう。
必修項目 ミシンの使い方 koh1さんのサイドバッグ | 私が自作サイドバッグを作るきっかけになったkoh1さんのページ。クーラーボックスを流用したサイドバッグです。 |