Give Me a Number!!


注意
ここでは、251cc以上のバイクに限定して解説しています。


 個人売買に付き物なのが「名義変更」の手続き。バイク雑誌等にも、やり方が簡単に記述されているのですが、はっきり言って分かりやすいとは思えません。また、身近に経験者の友人がいれば都合が良いのですが、そう都合よくいかない時もあるものです。
 また、書類の記述が面倒ならば、代書屋に書類作成を依頼するのも良いのですが、大都市の陸運局ならいざ知らず、地方の陸運局では周辺に代書屋が見当たらない場合も考えられます。(長野陸運局の周りにはある気配はありませんでした)

 また、代書屋へ払うお金がもったい無いという貴方の為にも、揃えなければならない書類の解説を作ってみました。今回は東京陸運支局多摩検査場での例です。必要な書類は陸運局の敷地内にある、「陸運賛助会」で購入できます。確か\150位だった様に思います。書類等の細かい様式は違う事も考えられますが、記述する書類は以下の5点です。

ローンで購入されたバイクを名義変更する場合

 前オーナーから購入(譲り受けた)バイクがローンで購入されていた場合、手続きは少し複雑になります。バイク店からバイクをローンで購入した時など、ローンを返済している時点ではバイクの所有者はバイク店になるので、その場合所有者と使用者が別名義となります。ローンを返済し終わった時点で、前オーナーがバイク店に車検証所有者欄の書き換えを依頼していれば、所有者欄に記述する氏名は前オーナーのもので良いのですが、中にはローンを返済し終わっても、所有者欄がバイク店名義のまま現在に至ってしまっているバイクの存在も考えられます。その場合バイクの車検証には、所有者欄にバイク店の名前が記述されている筈です。

 もし、所有者がバイク店名義になっていれば、譲渡の際にバイクの代金を支払ったのは前オーナーだとしても、手続き上はバイク店から貴方への譲渡になってしまいます。という事は、書類にはバイク店の捺印が必要になってしまいます。移転登録(所有者変更)申請書や譲渡証明書、委任状にもバイク店の署名と捺印が必要です。唯一前オーナーの捺印と名前を記述する書類は、自動車税の請求先を変更する軽自動車税申告書だけなのです。

 この場合、事前に陸運局内の陸運賛助会に出向いて書類を購入し、バイク店に行って書類に捺印してもらわねばなりません。その際には、そのバイク店名義である事を証明する車検証と、個人売買の際の契約書が必要になるでしょう。

 バイク店が遠隔地にある場合、書類を揃えて返信封筒を同封し、依頼の手紙を添えて郵送して捺印してもらうのも良いでしょう。でも、返信封筒にはきちんと切手を貼っておく等、失礼の無い様に注意が必要です。この場合は、車検証と売買契約書はコピーを送ると良いでしょう。

移転登録(所有者変更)申請書
移転登録(所有者変更)申請書
 コンピューターで光学読み取りして使用する、事務処理用の申請書です。鉛筆で記入します。大抵の場合、新たな所有者と使用者は同一なので、購入した人の氏名、住所は所有者欄に記入します。今回は、一般的な個人売買による譲渡のケースを想定していますので、所有者と同一名義になる使用者欄は使用しません。
 住所は住所コードで記入します。住所コード一覧表は、陸運局に備え付けられています。希望自動車登録番号の欄は、自動車のみなので二輪には関係ありません。

手数料納付書
手数料納付書
 手続きの際にかかる手数料分の印紙を貼る用紙ですが、二輪の譲渡では手数料は不要なので、ナンバー、所有者の名称,氏名、出頭者の氏名を記入して、移転登録のチェックボックスににチェックをするだけです。

譲渡証明書
譲渡証明書
 譲渡証明書です。決められた様式のものが指定されています。これに車台番号などを記入し、譲渡人の住所氏名と捺印、譲受人の住所氏名、譲渡年月日を記入します。前述した通り、車検証の所有者欄がバイク店名義になっている場合は、バイク店の捺印が必要です。

委任状
委任状
 委任状です。バイクの買い手が手続きを行う場合必要になります。前所有者の住所氏名,名称を委任者の欄に記入して捺印し、受任者の欄に手続きを行う買い手の住所氏名を記入します。これも決められた様式のものが指定されています。前述した通り、車検証の所有者欄がバイク店名義になっている場合は、バイク店の捺印が必要です。

軽自動車税申告書
軽自動車税申告書
 軽自動車税申告書です。4月に市町村から徴収される自動車税の請求先を変更する書類です。新しいナンバーと引き換えに提出します。ローンで購入されたバイクを手続きする場合、この書類の旧納税者欄にはバイクを購入した人の住所氏名を記入します
 種別,用途欄のチェックは、「二輪の小型自動車」欄に行います。「主たる定置場」欄は記入しなくても良い様です。

 以上の書類が揃ったら、住民票,車検証を添えてナンバープレートを取り外し、陸運局の移転登録を行う窓口へ提出します。まだ車検が残っているバイクの場合、車検の有効期間を示すナンバープレートのシール(標章)は再利用するので、忘れずに剥がしておいて下さい。ここで書類を提出してしばらく待つと、新しい車検証と登録事項等通知書、ナンバーが変る場合は新しいナンバーの発行依頼の用紙が手渡されます。

次に、新ナンバー発行を行う窓口(多摩検査場では陸運賛助会内の窓口でした)に行き、発行依頼の用紙と軽自動車税申告書、新しい車検証に登録事項等通知書、古いナンバープレートを提出して新しいナンバープレートを受け取ります。この時ナンバープレート代\520円が必要です。新しいナンバーに剥がしておいたシール(標章)を貼り付けて、これで手続きは無事完了です。

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