Rスプロケット交換


 通常の乗り方をしていれば、スプロケットの交換頻度は多くても年1回程度だと思われます。よって、1年ごとにバイクを乗り換える様なバイクライフを楽しんでいれば、あまり交換する機会の無いスプロケットですが、長く乗り続けるのであれば、必ず交換の機会は訪れます。

 また、減速比の調整をする事によって、乗り味を変化させる時にもスプロケットの交換で対処しますが、リアスプロケットよりもフロントスプロケットの方が安価で変化も大きいので、私はリアスプロケットは消耗時のみ交換する事にしています。なおBROSのリアスプロケットは、他の国産車の物とは互換性は無く、BROS独自の物が使われています。

 スプロケットの交換と同時にチェーンも交換するのがセオリーですが、我が家にはチェーンカッターやカシメ器が無いので、今回はスプロケットだけ交換した後、すぐに15km程離れた「ラフ&ロード川崎店」まで負担を掛けない様に走行し、チェーンを交換してもらいました。

 最初に、邪魔なチェーンケースカバーを取り外し、ギヤを1速に入れてタイヤの回転を固定します。チェーンやスプロケ周りが汚れている場合は、チェーンクリーナーで洗浄して汚れを落とします。
スプロケマウントボルトを緩める  次に、スプロケを固定しているボルト6本を緩めます。なおこのボルト、頭は六角形状をしていますが、通常の短い六角レンチで緩めようとすると、ネジロック剤が塗株してある事もあり、トルク不足の為に緩めるのが大変です。よって、ボックスレンチセット等に付属しているアタッチメントを用いて、トルクの掛かりやすく長いハンドルを使うと、ボルトの頭をナメる事無く緩められます。

 ボルトを全部緩めたら、ギヤをニュートラルにしてセンタースタンドで後輪を浮かせ、チェーン調整の様にチェーンを最大まで弛ませます。

新旧スプロケ比較  チェーンを弛ませたら、スプロケからチェーンを取り外して地面に直接接触しない状態にし、緩めたボルトを取り外してスブロケを取り外します。右が古いAFAMのスプロケ、左が新しい純正のスプロケです。なお、純正スプロケの色がアルマイト加工した様な色になっていますが、撮影時に空の色が映り込んでしまった為です。

 新旧のスプロケを比較してみましたが、確かに古いAFAM製スプロケの山が鋭くなっています。重量を比較してみると、純正の約950gに対してAFAMは約650g。手にとって比べてみても、明らかな重量の違いを感じるので、これなら見栄え以外でもAFAMを選択する価値は十分ありそうです。今回はコスト面で純正を選択しました。両者の価格差は、約\2,000位です。

新品を仮止め  次に、新品をスプロケットを仮止めして、チェーンを掛けて適当な位置までチェーンを張り、ギヤを1速に入れて再びタイヤの回転を固定します。この時点では、ボルトにはネジロック剤をまだ塗株していません。

 誰か、ブレーキペダルを踏んで回転を固定してくれる人がいれば、この作業は必要ありません。その場合、直接ボルトにネジロック剤を塗株して本締めをし、チェーンを掛けて張れば完成です。

ピストンを戻す  チェーンを掛けたら、ボルトを1本ずつ取り外して清掃し、再びスプロケットに差込みます。全てのボルトにネジロック剤を塗株し終えたら、ボルトを対角線上の順番に本締めしてスプロケットを固定します。通常、ネジロック剤が固着する迄には1時間程かかるので、特段焦る必要はありません。

 スプロケを固定し終えたらチェーンの張りを調節し、チェーンガードを付け、チェーンオイルを塗株して完成です。

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