ニュートラルスイッチ交換


 総走行距離65,000kmを超えた頃からでしょうか、ギヤをニュートラルにしてもニュートラルランプが点灯しない症状が出てきました。最初はニュートラル投入2回に1回の割合で発生していましたが、どんどん確率は減少し、最後にはバイクの微妙な傾き角度によって点灯する状態になってしまいました。

 ただ、これらの症状から配線の接触不良は可能性として少ないと予想していたので、クランクケースに取り付けられるニュートラルスイッチを交換する事にしました。なお、ニュートラルスイッチの先端はクランクケース内のオイルに常時浸かっている為、そのまま取り外すとオイルがどぼどぼ漏れ出します。必ず予めオイルを抜いておくか、オイル交換時にオイルを排出させた後作業して下さい。

ニュートラルスイッチASSY  これがニュートラルスイッチASSYです。クランクケース内でオイルに浸かっている為、オイル漏れ防止の銅ワッシャーが含まれます。ワッシャー単体での発注は可能ですが、スイッチ単体での発注は不可能な為、ワッシャーを含んだASSYとして発注する事になります。2000年10月19日現在で800円でした。

ニュートラルスイッチへの配線とコネクタ  ニュートラルスイッチへ到達するには、まずシフトペダルのチェンジロッドギヤ側を取り外し、ボルト2本を緩めてドライブスプロケットカバーを取り外します。すると画像中央の位置に、ニュートラルスイッチへ至る1本の配線とコネクタが見えます。

コネクタを引き抜く  コネクタを引っこ抜くと、交換の対象となるニュートラルスイッチ本体が見えます。

スイッチを取り外す  スイッチが露出したら、14mmのソケットと延長ロッド、それにラチェットレンチ等を接続して緩め、取り外します。

新旧スイッチ比較  取り外したスイッチと、新品のスイッチを並べて比較してみました。右が古いスイッチですが、新品と比べて先端がかなり磨耗しているのが分かります。スイッチ先端が減ってしまった事によって、スイッチがニュートラルを感知不能になってしまったのでしょう。

ニュートラルランプ復旧!!  新しいスイッチに銅ワッシャーを装着し、銅ワッシャーが軽く潰れる程度にスイッチをクランクケースへ締め付けます。あまりトルクを掛け過ぎると、クランクケース側のネジ山をナメてしまいますので、程々の力加減で締め付けます。後は、スイッチにコネクタを接続して、ドライブスプロケットカバーとシフトロッドを元通り装着し、最初に抜いたオイルを補充して完成です。

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