フォークオイル交換


 フォークオイルの交換時期は、5,000kmとも1万kmとも人によって説が違いますが、いずれは交換時期が来てしまうもの。オイルシールの破損等によってフォーク表面に明らかなオイル滲みが出ていなければ、BROSは1Lのフォークオイルを買うだけで交換は可能です。

 BROSのフォークには、オイル排出用のドレンボルトがフォーク下部に存在しますが、ここではドレンボルトを使わないで、フォークを車体から外して交換する方法を取り上げます。何故かというと、この時入っていたオイルは「5〜6年放置&27,000km走行済み」という状態で、出来るだけオイルを排出させたかったから......というか、私がオイル交換をついつい先送りにしていたからなんです。(^^;

フォークオイル交換で、とりあえず重要なのは左右の油面を合わせる事です。一応マニュアルには油量500〜502ccが指定されていますが、これを量りとって入れた所で、残存しているオイルと合わさって油面バランスが狂ってしまいます。そこで通常はチューブと注射器で余分なフォークオイルを吸い取ります。

油面調整キット  ところが、私は注射器なんて私は持っていないので、人体真空ポンプを使う事にしました。チューブはホームセンターで量り売りしています。これを、なにか長い物に縛り付ける必要があるのですが、身の回りを探した所......、丁度カッターがあったので、刃を伸ばした状態でチューブを縛り付ける事にしました。

 マニュアル指定の133mmの所にマーキングをして、やや余分にオイルを注いだフォークにマークまで突っ込んで吸い上げれば、油面合わせはOKですね。(^^;

フォークボルトを緩める  センタースタンドをかけて車体を直立させ、取り敢えず一番最初にやる事は、フォーク上端のフォークボルトを少し緩めておく事です。フォークを車体から分離させた状態で初めて緩めようとしても、なかなか力を入れづらいので、車体に固定された状態で少し緩めておきます。
 次にフェンダーを固定しているボル4本を少し緩め、同様にブレーキキャリパーを固定している取り付けボルト2本も少し緩めておきます。メーターをトップブリッジに固定しているボルト2本も外し、メーターを少し前にずらします。

トップブリッジ割り締めボルトを緩める  フォークの脱着にはフロントホイールの脱着も不可欠なので、ホイールアクスルを固定している割り締めボルト4本,アクスルボルトも少し緩めておきます。

 また、フォークをトップブリッジ,ステムに固定している割り締めボルト4本も仮止め程度に緩め、ジャッキアップした後の不安定になりがちな状況下でも、左程力を加えなくてもボルトが緩む様にしておきます。トップブリッジ割り締めボルトの六角ボルトは、固着しているとナメがちなので注意が必要です。

ホイールを取り外す  オイルパン下部にパンタグラフジャッキを当て、ジャッキアップして前輪を浮かせます。本当はレーシングスタンドで車体後部を支持するのが安定面でベストですが、無い時にパンタグラフジャッキ1つで持ち上げる場合、特にジャッキアップ,ダウンの時にとても車体が不安定になるので、他の人に車体を支えてもらう必要があります。

 前輪を浮かせたら、ブレーキキャリパーを取り外し、アクスルシャフトを抜いて、前輪を前方へ抜き取ります。フェンダーも外し、キャリパーは適当な高さの台に載せておくのが良いでしょう。ホイールのサイドカラーは紛失に注意。

フォークを取り外す  後は、トップブリッジ,ステム割り締めボルトを緩めれば、フォークは下方向へ抜ける筈です。割り締めボルトは、完全に緩めてしまう必要はありません。

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