厨房
ここは、店主の日々の生活を書き綴った部屋です。
更新は不定期です。
1999 6/15〜7/12 7/14〜9/07 9/16〜12/28
2000 1/05〜6/01 6/02〜10/10 10/22〜12/20
2001 1/12〜3/31 4/23〜2002/3/31
2002 6/08〜8/212009 6/28
08/15
購入2ヶ月余で約1,500km。これが現時点でのカブ110の積算走行距離となりました。慣らしと初回点検も無事終え、ようやく自由自在にエンジン・車体と対話できるようになって約半月。この間の走行距離は約500kmです。私は常々思うのですが、ツーリングに出かけても最初の100kmはどうも体に余計な力が入っているらしく、何と無くぎこちない乗り方になってしまっているのです。これが大体100kmを超えて走っていると、脳が疲れない自然体を目指して回帰してくるのか、バイクとの一体感を存分に感じたまま滑らかなライディングを堪能できる様な気がしています。
従って、カブ110に対して私の中で求められていた結論「カブ110とは何か?」も、購入してすぐに得られる物でも無く、ここに至ってようやく定まってきました。ここまでカブ110と一緒に走って得た回答は、「カブ110とは最高の北海道マシーン」であるという事です。元々商用車として開発されたカブシリーズですが、全くノーマルの状態でこれを実感させられた事に、ホンダはかなりカブ110の開発に時間とリサーチを費やしているであろう事を想わせます。60km/h以上での安定した巡航性能と振動の少なさ、妙にせかされる事の無いエンジン特性、4速化により向上しているであろう登坂特性、低速巡航での気持ち良さと違和感の無さ、経済的な燃費など、カブ110の全てが北海道に向いていると私は感じました。
とは言え、万人に手放しでお勧めできるのかと言えばそうではありません。少なくとも、北海道が始めての方に勧められる物ではないのです。やはり最初は、もう少しパワーに余裕のあるバイクをお勧めしたい所。初回ともなれば色々と行きたい場所も広範囲にあり、道中の予定と見通しも中々予想しずらい物です。そんな環境で、いきなりカブ110はやはり相当日程に余裕が無ければ辛いと思われます。お勧めしたいのは、少なくとも2回は北海道ツーリングの経験を持ち、一通り辿ってみたけどまた北海道に行きたい......。そんな方には究極の北海道バイクではないでしょうか。私個人としては、慣れれば1日600km位の走行はこなせる印象です。
少々懸念される面もあります。小排気量空冷車故の、エンジンオイル交換インターバルの短さですが、ツーリング下の環境ならば3000kmごとの交換で十分コンディションの維持は可能です。ツーリング中に1〜2回の交換で事足りるなら、そう気に掛ける事でも無い気もしないでもないです。他には......、正直思いつきません。あえて言えば、タフアップチューブが装備されていない事なのでしょうか。しかし、これまで私はタフアップチューブと縁の無い生活をしてきましたし、幸いな事に一度もパンクと遭遇した事が無いのです。とにかく、カブ110を買ってから一番感じた事は、「これで北海道へ行ったらどんなに楽しいだろう......」という事に尽きます。このカブ110、間違いなく一生物のバイクになりそうです。
06/28
皆様、大変長い間ご無沙汰致しました。思えば7年ぶりの更新です。気が付けば、風呂酢楼開設から10周年ではありませんか。今こうして改めて見ると、レトロな時代を感じさせるレイアウトと手法です。今世間ではブログが当たり前、企業のサイトもブログを多用した造りの所もあって、以前では考えられない様相を呈していますが、こんな昔風のレイアウトも懐かしくていいかな......と勝手に自分で思っています。
思えば、7年間の間に色々とありました。勤務先が実家へ-->ヤマハのSDRを買う-->メイトのワンオフチャンバーを造ってもらう-->メイトがデトネーションを起こしピストンに穴が開く-->12Vメイトの電装を移植しようとして挫折-->96年式のV80Dを買う-->結婚する-->初めて新車の軽自動車を買う-->モンキーを知人から買う-->ブロスの車検が切れる-->もう一つ趣味が増える-->メイトのチャンバーをノーマルに戻す-->カブ110を買う。走馬灯の様に書き連ねればこんな具合です。
今回なぜ更新に至ったかと言うと、スーパーカブ110を購入したからです。新しい趣味のお陰で、軽自動車とメイト・モンキーが大いに役に立ったのですが、この趣味に使う移動手段に求められる性能が静粛性と長距離巡航性能、そして風景に溶け込めるという事。軽自動車は、車というジャンルの中では幸いにも全てを満たしていました。問題はメイトとモンキー。モンキーは静粛性には抜群で小回りもグリングリン効くのですが、長距離巡航性能に劣ります。片道100km程度の幹線巡航がいい所です。メイトは長距離巡航性能はまあまあですが、回転の頭打ちが早い為もう一声上の領域が欲しい所。風景への溶け込みは十分ですが、音がいけません。2サイクル独特の、太鼓を打つ様なアイドリング音は、環境環境環境環境と盛んなこのご時勢ではあまり聞かれなくなってしまいました。郵便事業会社のV50T・V80T・V90Tはほぼ絶滅し、ヤマハのラインナップからメイトが型落ちする始末。新聞配達用にギアが発売されて、私達の日常から2サイクルの音が消えてしまったのです。
そこへカブ110の登場です。私は大変食指を動かされ、インプレッションとその類をネットで探しまくったのですが、まだ情報は殆どありませんでした。しかし、このバイクなら正解と踏んだ私は、運よく店頭在庫車を手に入れたので、様子見の皆さんに情報を提供できればと思い、今回の再開に至りました。ここ最近のネットにおける私の活動は、この風呂酢楼を舞台にしたものではありませんので、カブ110が一段落した後の予定は未定ですが、しばらく更新を行う気力が出てきました。取り急ぎご挨拶まで。
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