厨房
ここは、店主の日々の生活を書き綴った部屋です。
更新は不定期です。
1999 6/15〜7/12 7/14〜9/07 9/16〜12/28
2000 1/05〜6/01 6/02〜10/10 10/22〜12/20
2001 1/12〜3/31 4/23〜2002/3/31
2002 6/08〜8/21
2009 6/28
04/06
前回「そうだ、私にはSVがあるじゃないか!」と書きましたが、弟がSV400Sを売ってしまいました。元々、盗難に遭ったCB400SFの代わりとしてやって来たSVでしたが、幸運な事にCB400SFは発見されました。車台番号が削られている等の極悪な仕打ちを受けていたCB400SFでしたが、彼の類稀なる努力によって陸運局にて職権打刻が為され、晴れて公道を走る日がやって来たのです。
その後、しばらくはSVと共生する日々が続いていましたが、学生の身である彼に2台保有は困難です。この場合、愛着があるのはどっち......という訳でCB400SFが残ったという経緯になりました。私は「SVは取り敢えず眠らせとけば? 勿体無い」と主張していたのですが、彼は現金化を選んだ様です。しかしその後、「やっぱ4気筒は面白く無いでしょ」とか「吹け上がり待つのかったるいでしょ」などと聞いてみると、「うん、SVの方が面白かった」と彼。大型免許も取りたい彼ですが、行く行くはTRXに乗りたいそうです。良いことです。
最近、そんな彼のCB400SFを見ていたら、ノロジーホットワイヤーが装着されているのを発見しました。「お、お、お前、こんな高級品どうしたんだ〜」と聞くと「結構良いよ」との事。羨ましく思いながらネットサーフィンをしていて、見つけた末に作ったのが自作ノロジーでした。
一応、発売元のサン電子からBROS用の専用コードは発売されてはいます。ところがこのコード、カムチェーン側のプラグキャップが短く、あの差し込みにくいプラグホールに対応できるか疑問でした。加えて、今は亡きP-TwoでSpritFireプラグコードに換装した時も、防水対策には苦労した物です。購入出来なかった一番の問題は、これらのリスクを犯しても見合った効果が得られるか......でした。
結局、今回自作ノロジーに掛かった費用は1,000円程度で、プラグキャップもノーマルを使用する事で防水対策も完璧。そこそこの効果もあって報われたのですが、プラグコードを加工しながら思う事がありました。ノロジーのホットワイヤー、傍目には大して複雑な構造ではありませんが、綺麗に仕上げるにはそれなりの手間が掛かる様に思えたのです。
要するに、1本7,500円の3,000円位は工場で働くオバサン達に渡ってるのではないかと......、いや、やっぱりブランドバリューってもんですかね。そんなにオバサン達へ還元されているのであれば、我が社のお酒はもう少し売れている気がする今日この頃です。
03/11
オークションで競り負けました......。ブツは、スーパートラップ4インチ2本出し。スリップオンタイプですが、1本出しと違って中々見かける事はありません。これが1万円の入札価格で推移していたのですから、考えた末に入札へ参戦しました。ところが、案の定これに惹かれた方がおられた様で、3万円まで競って諦めました。これ以上は、私の収入を思うとためらう所です。
大体、何故こんなマフラーが欲しかったのか? それは、「集合していない」という事に意義がありました。まだ私が「ツインとは何たるか」を知る前、ツインといえばハーレーでした。ギリギリまで回転数を落とし、体を震わせながらアイドリングする様は、何と無く興味を覚えた物です。その後、ブロスに乗りポッシュのマフラーを手に入れますが、そのサウンドはハーレーのそれと全く異なる物でした。もちろん、集合したツインのサウンドは大好きですし、それ自体街中で頻繁に聴ける物でもありません。
低回転ではシングルの様な音が、高みへ上るにつれて連続音へと推移する......。そんなマフラーと日々を過ごしていましたが、やはり心の何処かに1気筒それぞれの燃焼がはっきりと表現されるマフラーが欲しかったのです。間違っても、ハーレーの様なサウンドにならないのは承知の上です。そして「センタースタンド装着OK」という魅力。こうしたヌルい魅力に駆り立てられ、私は入札したのでした。
で、結局落札出来なかったのですが、今考えるとこれで良かったのでしょう。て言うか、私集合しないマフラーを装着したツインに乗った事がありました。弟のSV400Sです。彼のSVが装着しているアドバンテージのマフラーは、SVとしては比較的珍しい集合しない独立したタイプの物でした。そう言えば、そのサウンドは......歯切れは良かったものの、結局根本としては変わらなかった気がします。やっぱり、無理して落札しなくて良かった。そうだ、私にはSVがいるじゃないか! と。
結局、オークションでは78年式メイトの新品マフラーを500円で、これまたレアな75年式マフラーのサイレントピースを800円でGetしました。最近では、毎晩光り輝くメッキを眺めながらニヤニヤするこの頃です。我ながら思うのですが、安価で充足される趣味してますなぁ。こんな自分で幸せです。
01/04
12月中はご無沙汰しておりました。何せ、標高約700mの所に住んでおりますので、道路が凍結しっぱなしで危険なのであります。とは申せど、近隣の高校生などは朝から原付で学校へ通っておりますので、私が日和ると言えばそうなのですが......。でも、24年物の熟成タイヤが装着されたメイトで、会社終業後の暗闇に出かける勇気と無謀さは、私には無いのです。
その代わりとして、最近走行距離を伸ばしているのが4WDのセルボ・モード。「バイクがあれば車なんて......」主義の私、モデファイは最低限に留めようと思っていましたが、結局それなりに環境を整えてしまいました。CDデッキに聞いたことの無いメーカーのスピーカーを装着し、次なる野望はタコメーターであります。また実用車に不要な物を......とお思いの御仁も多数と思われますが、有れば有ったで便利なんです、これが。という訳で、車にはトンと疎い私が色々調べた結果、購入候補は日本精機の「DEFI」ってブランドに決まりました。
丁度良い事に、某イエローハットのキャンペーンで「DEFI」が25%引きだったので、そこで取り寄せ&取り付けを依頼する事にして某店舗へ赴きました。すると、偶々声を掛けた店員の胸には見習いのネームプレートが。何か悪い予感がしましたが、案の定タコメーターに関する知識はゼロ。点火CPUタコメーター用のパルスが来ているか? 等の点で取り寄せには後ろ向きの姿勢でしたが、最初は皆ここから仕事を覚えるんだ......と粘り強く、日本精機のサイトから適合表なんかを印刷して持参したりと、なんとか取り寄せに至りました。
その1週間後、タコメーター入荷の連絡が入り「1時間位で取り付けられると思います」との連絡が入ったので、会社が終わってから閉店1時間と少し前にセルボ・モードはピットへ入庫しました。私は、漫画を読みながらその様子をガラス越しに見守っていたのですが、それから閉店時間が過ぎて、メカニックが総動員されても作業が完了する兆しはありません。それどころか、メカニックが私に告げたのは「キャブ車はCPUにタコメーター用の信号が来ていないので装着できません。どうしましょう?」の一言。一瞬、私は「そんなバカな」と目眩を覚え、「じゃあ、電源だけでも配線しといて下さい」と、か細い声で依頼するのが精一杯でした。
シャッターの閉まった某イエローハットから帰宅する最中も、「タコメーターって点火用のIGN信号を拾えばいいんじゃないの??」との思いが頭中を駆け巡ります。たまらず途中のコンビニで車を停めて説明書を見ると......IGNコイルへの配線載ってんじゃん!!! これを見れば一目瞭然、という訳で翌日の昼休みに会社の駐車場へ車を引っ張り出し、30分程度で作業は終了しました。だって、コントロールユニットから出てるパルス検出用の配線1本を、IGNコイルの1次側(-)へ繋ぐだけですから。
という訳で、タコメーターというパーツに関する某イエローハットの技術力不足が、謀らずしも露呈してしまいました(何かそれ以前の問題な気もしますが)。いや、見習の店員さんは良くやってくれたと思います。慣れないパーツの発注に一生懸命だったり、スズキのディーラーへタコメーター用信号ラインの有無を問い合わせたり(らしい)。1つ明確になったのは、オイル交換やカーステ取り付けはお手の物ですが、ちょっと凝った物になるとお手上げな技術レベルですか。だったら「最初から自分で取り付けろ」と言われそうですが。
この様に紆余曲折有りまして、現在ではめでたく正常にタコメーターは動作しております。どうやらステッピングモーター駆動の様ですが、セルボ・モードのダルなレスポンスには無用な長物の気もします。隼の様に、IGNキーONでメーターが一旦振り切るのですが、想像していたのより少々安っぽい動作だな......と思う今日この頃です。明けまして、おめでとうございます。
11/25
ドン底の景気と叫ばれる昨今の世の中、皆さん日本の消費拡大には如何貢献されているでしょうか? 私はと言えば、ついに買いたくも無かった車を購入するに至ってしまいました。長野に住む以上、冬場の事を考えれば致し方無いのですが、一時はメイトに「DUNLOPのスノータイヤにチェーン装着作戦」等を真剣に考えたものでしたが、日常の生活に用いるには過酷すぎるので断念。代わりにやって来たのは、中古のスズキ セルボ・モード 4WD 平成3年式。価格はそれなりの28万円で諸費用込でした。より多く日本の消費拡大に貢献するならば、新車を購入するのが筋なのでしょうが、私の財務状況を考慮するとボツです。
そう、新車と言えばホンダから気になるバイクが出ましたね。すばり「ホーネット900」ですが、これは売れそうな予感がします。まぁ250のは置いといて、性能的にも申し分無い600がラインナップされていましたが、リッターバイク信仰の日本にあってはマイナーな存在でした。そこに900の登場ですが、余り有るパワー, 2本出しマフラーなどの車格と質感など、600の営業上におけるウィークポイントを克服したモデルと見ました。一瞬、私も「欲しいかも......」と思ってしまった程です。
そんな私を正気に戻してくれたのは、弟の「SV400を手放す」という知らせでした。以前盗難に遭い、幸いな事にその後戻ってきた弟のCB400SFですが、その姿は車台番号を削り取られた無残な物でした。通常なら、そこで執られる選択肢は廃車ですが、彼は陸運局に通い詰めて職権打刻という再生への道を勝ち取ったのです。
そこまでならば手放しで喜べるのですが、引き換えにSV400は手放される模様。確かに、学生の身で2台分の任意保険は過重な負担と言えます。が、恐ろしくパワーバンドが広く、VT250の400ccと言うべきSV400が......。スルスルと知らない間に車速が乗っているエンジンは、ンゴーっと唸っているだけの並列4気筒に比べて魅力に溢れていました。あくまで私個人の意見ですが、2次曲線的で官能的な吹け上がりよる恍惚よりも、最初からドバッとでるパワーな訳ですね。
そんな訳で、「ホーネット900と言えどもインラインフォアなんだよな,,,,,,。」と目が覚めた訳であります。補足しておくならば、私は以前友人TのCB1300SFを拝借し、フル加速とパワー、溢れるトルクを体感しています。しかしながら、ンゴーっと唸ってクォーンと吠える様は、私の感性とは合わない様子。やはり、パルス感を感じさせるエンジンが魅力な様なのですが、そんな中にあってSV400がドナドナされるのは悔やまれる所です。
「そんなに惜しいのなら、お前が買い取れば良いじゃないか」というご意見はもっともですが、前述した通り、私の財務状況がそれを許さない状況。全ては、景気が悪いの一言です......。ホーネット900って売れるのでしょうか? フロントのブレーキキャリパーだけは、ちょっと欲しい今日この頃です。
10/03
猛暑と言われた今年の夏も終わり、ツーリングには最高の季節となってきました今日この頃。秋も深まりつつある中、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか? 私はと言えば、毎日白樺湖方面へと向かうツアラーとすれ違いながら、「いいな〜平日なのに〜」とトラックを運転しながら羨ましがる今日この頃です。
そう、涼しい秋がやって来ました。ですが、私の住んでいる長野においては、私は既に冬の足音さえ感じ始めています。例えば、首都圏周辺では暑くも無く寒くも無く、丁度良い陽気に恵まれている事でしょう。日が落ちて夜が訪れれば、首都高を流すのもいいですね。国道246号線で多摩川を渡って神奈川へ脱出してみたり、いっそ湘南辺りまで足を伸ばすのも良いかもしれません。私もそんなバイクライフを営みたいのですが、長野は寒いのですよ。
最近何回か、深夜に50km程走行する機会がありました。ここ4年程東京で過ごしていた私は、ライダージャケットの下に長袖と半袖1枚ずつという装備で臨んだのですが......冬ですよ冬。家に着いたらストーブ炊きました。その次は、痛い経験を生かしてトレーナーも追加したのですが、根本的に解決とは成らず。夜間は8度付近まで気温が下がる日もあります。体感的には、冬の日中とあまり変わりませんね。そんな感じで、私の心はすっかり冬に備えたモードになっていました。ところが、今日私の畑へ久しぶりに行って気が付いたのです。「お、お、オクラが沢山出来ている......」
オクラと言えば典型的な夏野菜。最近畑の手入れをサボっていたのですが、「もうオクラも終わりだろうな」と思ってたのです。ところが、少々緑色の勢いが落ちているものの、夏と変わらない勢いで沢山出来ていました。そして、私はオクラに教わりました。就職して走行距離が少なくなり、季節に対して臆病になっていた事を。
今日の夕飯は、畑で取れた茄子とオクラと紫蘇の天ぷらでした。畑と共に有るバイクライフ、幸せです。
09/16
実は、BROS追突されました。と言っても8月も終わりの随分前でして、私は擦り傷1つせず、BROSは一見ダメージが判らない程度だったのが幸いでした。あの時、私は長野県北信地方と東信地方の人間が「千曲川堤防道路」と呼ぶ、国道18号線のバイパス的な道を北上していました。その道には途中一箇所だけT字路の一時停止があり、私の前方に2台、後方に1台の車がその地点へ向かっていました。
すると、偶々左右の道がクリアだったので、前方の2台は10km位の速度で停止せずに通過してしまいました。「おぃおぃ、お前ら停まれよな〜」と思いつつ停まった瞬間......「ゴッ」という衝撃と共にBROSは斜めになり、私は「あぅ」と地面に膝を着いていました。取り敢えず、イグニッションをOFFにしてBROSから離れると......BROSが車の前面に刺さっています。
どうやら、「バイクも停まらんだろう」と判断した車が、一時停止しないつもりで突っ込んできた様です。車のバンパーは折れ曲がり、内側のインタークーラーも潰れている様子。一方BROSはと言うと、タイヤが殆どの衝撃を吸収してくれた様で、損傷はシートカウルの割れ, ナンバーの曲がり, ブレーキランプの欠け, シフトペダルの曲がり、の軽傷で済みました。警察にも連絡し、最寄の警察署で実況検分もして頂きましたが、恐らく過失割合は10:0との事。まぁ、当然ですな。
この4月に東京から長野へ帰って来て思うのですが、長野県民って交通マナー良くないです。そう、特に東信地方で(上田, 佐久, 軽井沢一帯)。別に巡航スピードが速く、不法駐車が多いって訳では無いのですが、余りにも一時停止無視が多すぎるのです。経験上、少なくとも50%以上の車が無視している様に思います、老いも若きも。
幸い今回は軽度の損傷でパーツの交換も済み、元々荷物を積んだ為ボロかったシートカウルもめでたく新品になりました。相手の車は30万円程度の損傷らしいですが。まぁ相手の方には、日本の消費拡大に貢献して頂いたので良しとしましょう。
09/07
久しぶりに書きます。いや、何故に久しぶりになったのかと言えば、就職してからバイクに乗る時間が減ったというのが率直な所ですが、ホームページ更新の為に割ける時間が少なくなった、というのも有力な理由です。就職しても相変わらず車は所有せず、未だにBROSとメイトが私の足です。この2台で何処へでも行きます。正直言って、「車など全く欲しく無い!!」というのが本音です。とは言えども、もうじき長野にも冬が訪れて、嫌でも車を購入しなければならないので憂鬱なのですが。
そう、バイクは現在でも私の生活に深く関わっています。就職して変わったのは何か? と問われれば、間違いなく生活スタイルの変化でしょう。学生の頃は生活の全てがフレックスタイムでした。食事, 睡眠, ツーリング, 更新作業, そして少々の勉強......、何時でも好きな時に行い、好きなだけ時間を割けたものでした。夜の9時にパソコンに向かい、明け方近くまでページ内容を作成する。そんな集中作業の賜物で、初期の段階でも比較的多くのコンテンツを揃えられたのです。そう、更新作業には多くの時間が必要なのです。この日記の様な文章を書くのにも、ここまで30分が経過しています。
就職して何が変わったのか。会社は17時に終わります。大体17時15分頃退社して、歩けば2分で自宅に到着します。なんて幸せな環境!! と羨む御仁も多いかと存じますが、それは自宅へ直行した時の話。その前に、野菜畑へ行って雑草取りや芽の間引き、肥料を施したり収穫したりしなければなりません、日が暮れる迄。家へ帰れば食器を洗い、米を砥いでご飯を炊き、スーパーへ買出しに行ってから料理を作り、やっと夕食となるのです。
こんな生活ですから、夕食が終わると眠くなります。大抵の場合寝てしまう訳です。決してホームページの更新意欲が減少している訳ではありません。仕事と更新の両立が出来ていれば、そこには何の問題も無い訳です。更新意欲の前に立ち塞がる物、それは田舎の1人暮らし。せめて、せめて夕飯が自動的に出来ていれば......。ちなみに、コンビニ弁当は高いから嫌いです。
07/06
うちの会社は午後5時に終業となります。業務の性質上、残業は殆どありません。まだ陽の明るい時間ですから、さぞ暇だろうと思われるかもしれませんが、実はまだ仕事が待っています。畑仕事です。
会社から畑を借り、素人ながらチマチマと野菜を作っています。ただ、家と畑は少々離れており、重い荷物を持たなければならない場合、歩いて行くのは中々骨が折れます。そんな時に活躍するのがメイトです。
例えば、オクラの種を買ってきて育てるとしましょう。畑に直播しても発芽率が低いので、小さな苗ポットに畑の土を入れ、家の庭に持ってきて種を埋め、毎日水をやります。ポットは土を入れたら専用のトレイに載せ、家まで運ぶ必要があります。ポット1つ1つの重量はさした事ありませんが、数10個単位となると重くて一苦労。そんな時、郵政仕様のリアキャリアを装備した我がメイトならば、鼻歌を奏でながら一瞬で終わってしまいます。また、肥料や酸性土壌中和用の消石灰等を買いにホームセンターへ行く時などもしかり。大きな郵政キャリアのお陰で、20kg入の袋など余裕です。ただし、かなり重心がリア寄りになり、フロントが浮きそうな感じはあります。
かと言って、重量バランスを補正しようと意図的にシートの前部に座ると、かえって操舵性がフラフラになってしまいます。それよりも、シート後端へ座った方が、かえって違和感の無いコーナリングが可能です。マスの集中化というヤツでしょうか。こんな事からも、絶対的なリアステアであるメイトの性質が伺えます。もっとも、カタログの表紙には「ビールの箱を積んでる酒屋」がよく採用されていましたから、重量物の搭載はよく考慮された設計だと思われるのです。
けれど、度を越した重量物を積んでの運転は怖いのです。その最たる物が生身の人間。私のメイトは80ccのV80Dですから、タンデムステップが装備されて2人乗りが考慮されています。ただ、人間を載せた場合は直進安定性が著しく減少し、正直「怖かった」のが一度だけ試した印象でした。時々スクーターで「3ケツ」等に興じる若者などを見ると、「真っ直ぐ走るもんだな〜」と感心し、メーカーで開発する際のテスト項目として含まれているのでは......とも思ってしまいます。
まぁもっとも、郵政キャリアは幅が非常に広く、跨ろうとしてもタンデムステップまで足が届かないのが実際なので、当分は農機具オンリーなのですが。
06/17
前回綴った通り、北島商会を通してメイトのメインジェットを発注しましたが、ついでに色々な別のパーツも注文していました。BROSオフ会の際に脱落したハンドルバーエンドのウエイト、ラジエータのキャップ、メイトのフロントキャリア、そしてシート......。
ところがこのシート、ただのシートではありません。XJR1300も採用しているヤマハ独自の衝撃吸収剤、ワイラックスを採用したワイラックスシートなのです。現在の所、私の知る限りではこの素材を採用したシートを装備するのはXJR1300と、何故かメイトのV50は98年式以降だけです。既存のシートにワイラックスを入れるには、25,000円前後掛かると言われていますが、今回の購入金額は約7,000円。最初に見積もりを見た時は「ちょっと高いな......」とも思いましたが、後で張り替え時の金額を見てからは、なんか得な買い物した気分です。
シートが届き、早速床の上に置いて座ってみました。でも、床に置いたシートの上に座っても、到底ライディング時の使用感など分かる筈無いのに気が付き、間抜けな自分に暫し苦笑。次の日早速メイトに取り付けて、その座り心地を確認しました。最初の印象はやや硬質で、上から「ドカン」と腰を落としてもシートは殆ど沈みません。しかし、普通に腰をおろすとゆっくりシートが必要な分だけ沈み、中々快適な感触です。
「腰がある」というよりも「しっとり」とした座り心地。しかし、このシートが真価を発揮すべきシーンはクルージングでは無く、コーナリングにある事に気付きました。試運転に出かけると、何故かそれ迄のシートより格段に曲がりやすいのです。路面の状況が分かりやすく伝わり、荷重もかけやすい。なにか、タイヤのグリップ感が上がって安心した様な印象まで受けました。
タイヤは未だに22年前のモノだというのに(オィ)、コーナリング時の安心感が向上してしまうとは......。その効能を例にしてみると、不用な振動をキャンセルして「内蔵に良い」とか、半永久的にヘタらないなど良い事尽くし? これからは、「バイクと健康」もセールスポイントになってしまうのかもしれません。
06/04
近代日本の発展と共に、郵便制度は確実な文書伝達手段として確固たる信頼を築いてきました。安価で、簡単で、ほぼ確実。今や、現代社会において無くてはならない存在となっています。しかし、どんなシステムも構造や処理過程を理解せずに使用すると、思わぬ損害を被る事があります。今回の場合、まさに私がその典型例だったのかもしれません。
事の発端は、私の78年式V80Dメイトのエアクリーナーが納品された事でした。その筋では有名な北島商会へ「多分もう絶版になってるだろな......」とダメ元でオーダーしたのですが、生産中止になって15年以上が経過していたのに、いとも簡単に入手できました。
「こりゃラッキー」と喜び勇んで早速装着した迄は良かったのですが、セッティングはノーマルなのに、何故かアクセル全開域付近の混合気が薄くなってしまいました。ニードル段数等で誤魔化そうとも試みたのですが、結局メインジェットの番手を変えるしか方法が無さそうです。かと言って、ここ田舎の長野近辺には、メインジェットを単品バラ売りしてくれる店など有る筈が無いのです。
そこで、東京に住む弟へメイトに装着されているメインジェットを送り、コミネなりNAP'Sなりでオーバーサイズを購入してもらう作戦を考案しました。そこで私は、普通に売られている様な白封筒にメインジェットを入れ、封をして80円切手を貼り、定型郵便としてポストに投函してしまったのです。ところが、後日弟から連絡が来ました。「封筒は届いたんだけど、穴が空いていて中身が無いよ.......」
一瞬呆然とした私ですが、冷静に考えてみるとお間抜けなミスが浮上しました。形状が定められている定型郵便物ですから、集配局から中央局へ運ばれて選別される際に、当然の如く超高速区分機にかけられます。私などは、小学生の時に社会見学で郵便局で見た事があるのですが、ローラーによって郵便物が凄いスピードで選別されるヤツです。あ、ローラー......。
そう、穴を空けた犯人は区分機にある無数のローラーでした。ローラーによって上下からプレスされ、封筒に穴が空いてメインジェットは郵便局内に落下してしまったのでしょう。悔やむべきは、以前に社会見学によってこのシステムを理解していた筈にも関わらず、安易にメインジェットを定型郵便物として送ってしまった事です。う〜ん、一応小学生の頃は社会が一番得意だった筈なのに。肝心な時に、間抜けが故に役立ちませんでした。(^^;
05/15
今年も無事終わりましたね、BROSオフ会。今年度の参加台数は9台と昨年度より少なかったのですが、オフ会ともなれば様々なマフラーを装着したBROS達が集まる訳です。定番のモリワキツアラー然り、スーパートラップ然り、もちろんノーマルも然り、そして私の持っているPOSH等々。そう言えば、意外な事に今回はTwo Brother's Racingは見られませんでした。怪しいエキパイにOVERのサイレンサーが着いたマフラーのありましたが......。(^^;
という事で、私もPOSHのマフラーを4月に入って装着し、オフ会にと備えていた訳です。このマフラー、一説にはレース向けという話もあり、加速時にはまぁそれなりの音がします。その音色は偽DUCATIの如くであり、集合管に憧れて2ストの原付にカーボンマフラーを着け、日々ダブルアクセルに励みながら高校へ通う少年達にカルチャーショックを与えるには十分なのであります。もっとも、その眼差しは憧れでは無く、「?????????」という疑問に満ち溢れたものではあります。
そう、彼らが下校後に集うスーパーへ買い物に行く分には、POSHのマフラーの鼓動と音色は丁度良く、片道10分程度の道程ならば問題は無いのです。しかし、最近例によってPOSHのマフラーに飽きてきてしまいました。何故かと言えば、音量に気を使う余りアクセルワークを制限してしまうのです。ここで空けたら結構曲がりそう......といった場面でも、その音量故に空ける量をためらってしまう事もしばしば。レスポンスが良過ぎる事も、今一歩気持ち良く乗れないな......と思う最近でした。
ノーマルのマフラーには巨大な膨張室があります。故に結構な重量となり、「弁当箱」という批評も時折聴かれます。確かにノーマルマフラーから社外品に換装すれば、コーナーでのリーンは軽くなりますが、私のBROSはOHLINSを装着しているので、セッティング次第でノーマルマフラーのままでも軽快性を保つ事が出来、むしろ社外品のマフラーは安定成分が失われる気もするのです。あくまで日本の公道における、私個人の印象ですが。
POSHのマフラーを付けて四国へうどんを食べに行ったり、北海道へ行こうなんて考えられない訳です。一応スーパートラップ用のバッフルを着けて音量をかなり絞る事も出来ますが、そうしたとしとても結果は同じ。結局、ノーマルマフラーがやはり好きなんだ......という事実を再認識した今日この頃でした。かと言ってPOSHマフラーを手放すつもりは毛頭有りません。また気が向いたら楽しむ事もあるでしょう。センタースタンドの脱着を含めて、最近は交換作業に費やす時間が30分程度で済む様になってしまった今日この頃なのです。
04/23
無事に4年間でめでたく大学も卒業し、私は4月2日から社会人となりました。で、今住んでいるのがこんな町で、勤めている職場はここです。いわゆる「造り酒屋」ですが、得意先への配送や仕入れ、工場での洗瓶や瓶詰め、ラベル貼りからタイヤ交換等々......、なんでもやらせて頂いております。
職場の具体的なイメージとしては、原作がドラマにもなった「夏子の酒」が半分正解で半分間違いです。会社の建物は、最古の物で江戸後期からの物らしく、「夏子の酒」で描かれた舞台よりも古いかもしれません。あの作品における描写は酒造りの現場が殆どですが、それ以外にも瓶詰め工場や製品の配送など、酒屋における日常風景はまだまだ有るのです。
社員は全部で13人(杜氏さん等季節就労者を除く)、田舎にある小さな会社です。人数が少ないので、コミュニケーション状態も良好で、配達に出向けば小売店でお茶をご馳走になる事もあります。現在住んでいる家は社宅なのですが、これがなんと家族4〜5人は暮らせそうな一軒家。ここに私1人が住み、おまけに会社まで徒歩2分なのだから最高です。家の前はこんな感じで、通勤地獄って何??って生活です。う〜ん、田舎最高!!!!
さりとて特段不便がある訳でも無く、車で20分も走れば長野新幹線の「佐久平駅」があります。最近東京にお勤めの方々がベッドタウンとして利用し始めているので、駅周辺は異常な発達過程にあり、この近辺ならば大概の物が揃います。ここから新幹線ならば東京まで約1時間程、高速道路を使えば約2時間で練馬のナップスへ行けます。う〜ん、正に「便利な田舎」ですね。
田舎における最大の難点の一つに、娯楽の少なさが挙げられます。しかし、バイクを趣味とする私ならば、バイクを手入れしたりワィンディングを走っていれば良い訳です。もし趣味が無ければ、パチンコやゴルフにはまってしまう恐れも大いにありますが、幸いそんな事にお金を費やす事も無いでしょう。お金も貯まりやすそうです。田舎なのですが、結局かなり理想の環境で大満足。人と違う就職活動やって正解でした。結局「うんたら就職セミナー」は秋頃の2回しか行かなかったし、会社訪問して面接受けたのもここだけでした。あ、ちなみにもう募集はしてませんので、あしからず。
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