スーパーカブ 110 メイトとの諸元比較
Web上の写真を見る限りでは、ややボテッとした大柄な印象を受けたカブ110ですが、いざ実際に実車を前にしてみると、今まで慣れ親しんできたメイトと車格に大した違いが無い様に感じられました。そこで数値上でメイトと、ついでカブ90とで比較してみました。
| Cub110 | V80D | Cub90 |
| 車体長 | 1830 | 1840 | 1805 |
| ハンドル幅 | 710 | 660 | 660 |
| 車体高(ミラー除く) | 1040 | 1025 | 1015 |
| 軸距 | 1190 | 1170 | 1175 |
| シート高 | 735 | 740 | 735 |
| 最低地上高 | 140 | 135 | 135 |
| 最小回転半径 | 1.8m | 1.8m | 1.8m |
| 車両重量 | 93kg | 86kg | 86kg |
| 最高出力 | 8.2PS(7,500rpm) | 6.7PS(6,000rpm) | 7.0PS(7,000rpm) |
| 最大トルク | 0.86kg-m(5,500rpm) | 0.82kg-m(4,500rpm) | 0.79kg-m(5,500rpm) |
| 燃料タンク容量 | 4.3L | 5.3L | 4.0L |
| 燃料消費率 | 63.5km/L(60km/h) | 72.0km/L(50km/h) | 60.0km/L(60km/h) |
車体長はほぼ変わらず、ハンドル幅も実際に触れて見なければ分からない差です。軸距はやや大きいですが、最小回転半径は変わらず。シート高と最低地上高もほとんど変わらず、この辺りは実績に裏付けられた定石があるのでしょう。
変わって出力とトルクですが、メイトの最高出力発生回転数の低さが目立ちます。70km/hまでの加速は文句無いのですが、これが高回転域における頭打ちの早い原因でしょう。チャンバーの装着で改善はできましたが、あと一息はキャブ換装やポート加工等の手段も考えないと無理な状況でした。カブ110はカブ90より最高出力発生回転数と最高トルク発生回転数間の差が開いています。よりフラットなトルクの出方が期待できます。
燃料タンク容量は、カブ110が従来より増えたと言ってもカブ90より0.3Lプラスになった程度です。ですが、このクラスではたかが0.3Lされど0.3L。この0.3Lで15km程度余計にガソリンスタンドを探せるのではないでしょうか。
こうして見ると、メイトのタンク容量は更に大きいのですが、基本的なカブに比べて燃費に劣ります。遠乗りで40km/L前後なので、リザーブを使わないと走行可能距離は約130km。カブの期待値は、燃料計のレッドラインに入らない範囲で150km。レッドラインに入ってからの残量が1.25Lもあるので、もうすこし我慢すれば距離が伸びます。表の燃料消費率は、見かけ上メイトが良い様に見えますが、計測時速が50km/hなので単純比較できません。全開走行に近づく程悪化するので、恐らく60km/hではカブ110と90を下回るでしょう。
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