<ROGERS 昭和初期トランシット>

Sorry Japanese Only

 

<右前側面>             <左後側面>



<左前側面>             <右後側面>



<磁石盤面>




<収納箱>


<器械側面と下盤>



この器械は磁石盤面のROGERS LONDONの文字から英国ROGERS製ということしか解りません。
合掌方式は外焦式ですが、望遠鏡中心より接眼レンズ側に合焦ツマミがあるのに対物レンズが移動す
るタイプです。また、望遠鏡と鉛直目盛盤を一体として取り外すことができ、鉛直目盛盤が右側でも左側
でも操作できるようになっています。
望遠鏡に付いている棒状気泡管は、レベル並の大きい気泡管になっており、この目盛りは平盤気泡管と
共に2.5mm刻みでした。
上盤と下盤の固定方法もここに紹介しているものと比べると変わっています。
この器械をご存じの方がいらっしゃいましたら資料情報等を掲示板にてお知らせくださると大変有り難い
です。何も資料がないので昭和初期としていますがもっと古いかもしれません。

望遠鏡倍率 15倍
合焦方式 外焦式/像 倒像
最短合焦距離 2.8m程度
望遠鏡全長 26.8cm
対物レンズ有効径 28mm
水平目盛盤 約128mm
バーニャ20秒読み
鉛直目盛盤 約117mm
バーニャ20秒読み
磁針長 66mm
製造番号 [不明]
検定証年月日 不明
外の詳細は不明です。

この測量器は望遠鏡の内部にカビがあるのと十字線が欠損しており平盤気泡管が1つ無いのが大変
残念です、また三脚がありません。

 


 

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