<富士測量機株式会社 昭和初期トランシット>
Sorry Japanese Only
<右前側面> <左後側面>
<左前側面> <右後側面>
<磁石盤面>
このトランシットは、木箱に検定証が無く年代は不明ですが磁石盤面の方位NSEW
の文字が東西南北になっています、私はこの器械と同型でNSEWの器械を見たこと
があります、月刊測量2003年5月号(測量機器産業界の歴史を語る)では戦時中
に文字を代えたと言う話もあることから、昭和16年〜20年に作られた器械である
かもしれません。
磁針の長さは8.8cmなので3.5吋ですが器械の大きさは後期の4吋と同サイズ
です。望遠鏡付属の気泡管は片面気泡管です。
富士測量機株式会社は現在の旭精密株式会社ペンタックスのようです。
望遠鏡倍率 推定25倍程度
合焦方式 外焦式/像 正像
最短合焦距離 1.8m程度
望遠鏡全長 25cm
対物レンズ有効径 29mm
水平目盛盤 外径150mm
AB対抗バーニャ20秒読み
鉛直目盛盤 外径115mm
バーニャ1分読み
製造番号 [6639]
検定証年月日 不明
外の詳細は不明です。
写真のトランシットは、各動作部分は良好で、望遠鏡の十字線も綺麗ですので
状態はいいですが塗装の色剥げがあります。この器械も三脚がありません。
<戻る際はブラウザの戻るボタンをご利用ください>