<金剛八田スタンダード 昭和37年18吋Yレベル>

Sorry Japanese Only

 

<右前側面>             <左後側面>



<左前側面>             <右後側面>





<本機とB2o>





<収納箱>



このレベルは、昭和37年のY型レベルですが、望遠鏡の長さが約47cmも
あり最近のレベルと比較するとかなり大型です。
実使用しているB2oと並べると望遠鏡Y型台座の長さとB2oが同じです。

Y型のレベルは、望遠鏡の全長により、12吋15吋18吋と作られていました
が18吋のものは性能から用途は測量用と思われます。
私の、測量器便覧(昭和51年)には、この会社のYレベルはありませんが、
ダンピーレベルに似た同型とも思える望遠鏡(34倍)のものがありました。
倍率は、現在の業務用B2o(ソキア)32倍と比較してもまだあるようです。
気泡管は両面気泡管で砲工レベルになっています。
水平目盛盤はありません。
このレベルの十次線にはスタジア線がありません。
通常、Y型レベルは前後のピン2ヶ所で望遠鏡を台座から用意に取り外しできる
のですが、このレベルは前後のネジ2ヶ所づつで固定されています。
かなりガッチリした作りです。


望遠鏡倍率 推定34倍程度
合焦方式 内焦式/像 正像
最短合焦距離 3m程度
望遠鏡全長 46.5cm
対物レンズ有効径 43mm
棒状気泡管(ガラス部分)全長約110mm 外径16mm 気泡長40mm
気泡管感度は推定20秒〜30秒程度
水平目盛盤 無し
製造番号 [622250]
検定証製造年月日 昭和37年
外の詳細は不明です。

このレベルは、塗装の色剥げは少なくしっかりしており十次線もはっきりしています。
水平分度盤がなく望遠鏡倍率や気泡管感度の性能から測量用と思われます。

 


 

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