<東京測機株式会社 昭和中期T型レベル>

Sorry Japanese Only

 

<右前側面>             <左後側面>



<左前側面>             <右後側面>


このレベルは、前記の玉屋15吋Yレベル同様両面気泡管を採用しホーコーレベルの機能も
備えているようです。望遠鏡も内焦式になっており、後期測機舎のシンプルレベルと同サイズ
です、気泡管が望遠鏡の横に付けられている形状は、Yレベルの後期型に多いタイプで、チ
ルチングレベルに移行する前のようです。
レベル全体をカバーて包む前のタイプではないでしょうか。
Y型懸架の台座を採用していないので前記玉屋15吋Yレベルより後のものと考えられます。

望遠鏡倍率 推定15倍程度
合焦方式 内焦式/像 正像
最短合焦距離 2.0m程度
望遠鏡全長 23cm
対物レンズ有効径 26mm
棒状気泡管(ガラス部分)全長約70mm 外径12mm 気泡長28mm
気泡管感度 推定50秒程度
水平目盛盤 無し
製造番号 [5111]
検定証 無し
製造年月日 不明
外の詳細は不明です。

このレベルは、水平目盛盤が無く棒状気泡管が両面気泡管なので一般建築測量用と思わ
れます。
写真のレベルは木箱が無く、レベルの名称や型番等不明です。
棒状気泡管のカバーガラスがありません、又、数点欠品があるものの十次線は、大変綺麗
ですし良く見えますので望遠鏡の状態はいいです。
望遠鏡の横に東京測機のマークと製造番号が刻印されていました。

 


 

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