<金剛八田スタンダード 昭和48年レベルトランシットUS>
Sorry Japanese Only
<右前側面> <左後側面>
<右前側面> <左後側面>
このレベルは、昭和48年のレベルですが、この時代はチルチングレベルから
オートレベルへ移行していたころで、この時代としては珍しいY型レベルです。
私の、測量器便覧(昭和51年)の巻末にレベルトランシットとして製品紹介が
ありました、水平目盛盤のバーニャは、レベルでは見かけない1分読みで、木
箱にはルーペも付属しています。
メーカーのレベルトランシットと言う名称もそのためでしょう。
望遠鏡倍率 推定25倍程度
合焦方式 内焦式/像 正像
最短合焦距離 1m程度
望遠鏡全長 28cm
対物レンズ有効径 30mm
棒状気泡管(ガラス部分)全長約70mm 外径14mm 気泡長30mm
気泡管感度は推定40秒〜60秒程度
水平目盛盤 外径90mm
バーニャ1分読み
製造番号 [127022]
検定証製造年月日 昭和48年
外の詳細は不明です。
このレベルと全く同形状の整準ネジ4個のタイプがあるようです、色は全体が
黒色ですので、古い方かもしれません。
写真のレベルは大変綺麗で、ほとんど現場では使用されてなかったようです。
下げ振りやルーペは包装紙に包まれたままなので、新品同様の状態です。
レンズキャップだけがプラスチックなのでYレベルとしてはアンバランスです。
又、金剛八田のツートンカラーはこのころからのようです。
十次線もはっきりしており、実使用している、B2oと比較してもレベルの精度
は維持しています。レベルの点検でもOKでした。
オートレベルに慣れていると棒状気泡管を気にすることが実務では大変です。
やはりチルチングレベルの方がまだ扱い易いようです。
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