<測機舎 昭和中期12吋ダンピーレベル>

Sorry Japanese Only

 

<右前側面>             <左後側面>



<左前側面>             <右後側面>




<右側面>



このレベルは、木箱が無いので製造年数など不明です。
Y型台座の左側面に測器舎のマークと製造番号が刻印されていました。
ダンピーレベルの特徴は、望遠鏡がY型台座に固定されており、Yレベル
のように容易にY型台座から取り外して調整できませんが一端調整できれ
ば狂いにくい特性があります。
外見での判断では、棒状気泡管が望遠鏡ではなくY型台座に取り付けられ
ている点でしょう。
構造上、砲工レベルの機能は無いため両面気泡管は採用されていません。
望遠鏡は内焦式で、気泡管にはカバーガラスはありません。
月刊測量1989年3月号今昔測量機器にダンピーレベルが掲載されていま
したが測器舎ではないようでした。

望遠鏡倍率 不明
合焦方式 内焦式
最短合焦距離 不明
望遠鏡全長 32cm
対物レンズ有効径 28mm
棒状気泡管(ガラス部分)全長約70mm 外径14mm 気泡長34mm
気泡管感度 推定50秒
水平目盛盤 74mm
製造番号 [29967]
検定証 無し
製造年月日 不明
外の詳細は不明です。

このレベルは、接眼レンズ部分が欠品しており覗いても見えません。
望遠鏡の大きさから倍率は25倍程度と思います。
水平目盛盤があるので一般建築測量用ではないでしょうか。
写真のレベルは木箱が無く、レベルの名称や型番等不明です。
外見は、塗装の色剥げが一部あります。
欠品があるのが大変残念です。

 


 

<戻る際はブラウザの戻るボタンをご利用ください>