一般にはヒーターを入れたほうがいいと思われがちですが
水温は5℃以下にならなければ死ぬことはないと思われる。
 しかし、10℃以下になると冬眠状に入るのでエアを少なめ
にしてエサは入れてみて食べる事がないのを確認したら冬眠
させた方が良いでしょう。
 秋にたくさんエサを食べさせておけば水温の上がるまで持ち
ます。そうする事によって自分の今までの経験から言って色が
良くなるように思えます。(ただし、小さい5cm以下は別です。)
 ヒータは最低温度にセットしてください。(エサも同じです。)

 
 水温が上がってきたら少しエサをあげて食べるようであれば少
しずつ量を増やし、春の脱皮に間に合うようにしたところです。
 それと同時に天気の良い日を見計らって上部の水1/4をバケ
ツに残し水槽の中の砂を洗うのですが、その時、完全にきれいに
するのではなく2・3回ゴミを取る位にかきまぜ、あとは水を入
れて流すくらいにした方が良いと思われます。

 ヤビーの場合30℃位までは大丈夫です。しかし砂・水が汚れて
いる場合バーンスポットが出る場合があるので、暑くなる前に春
と同じようにして下さい。
 そして、その夏の暑い時期には週1・2回半分水換えをした方
が良いと思います。これで充分!! 
 残暑の時、1/2水換えをして、エサを多めに与え余ったら取
り除くようにしてください。
1日〜3日おきに与えるエサ

 ・キャット2〜3個 ・ニンジン角切り大きめ1個 ・ホウレン草(煮たも
  ののくきの方)・ザリガニのエサ ・プレコ ・ユリドラス ・ランチュ
  ウのエサ
 ・その他・・カブ、カボンバのくき、米粒(生)、イカ、大豆、ウィローモ
  ス、トマト、
常に水槽に入れておく物

 ・流木 ・タマゴの殻(よく内膜を取って細かく砕く)

水槽に入れるエンビ管は太目の物を入れておく。
 100%はありえないが、いきなり大きいヤビーだと失敗する確率が高い。
 自分のやり方だが、1匹ずつの場合、前年に生まれたヤビーをオス・メス
そろえ最低90cm水槽で小さいうちからのペアリングをお薦めします。
 メスは夏くらいに生まれたもの・オスは成長が早いので秋の初めの大きい
子供を使います。
 1年目の冬は水温16℃〜18℃に保ち上部フィルターでちょっと水を減らし、
落とし水にしてメダカを10匹程度入れて毎日ローテーションを決めて腹いっ
ぱい与えてください。(エサが残ればメダカが食べます。)
 このようにしておけば、来年繁殖期には間に合います。ヤビーは成長が早
いので、1年以内でも繁殖は十分できます。私の場合の失敗のやり方はこの方
法です。いきなり大きいヤビーでやると脱皮の失敗やはオスはメスを選ぶの
でうまくペアリングできないと食べてしまうことがありリスクは高いです。先
に紹介した小さいうちからのペアリングをさせてやれば強引に相性を合わせて
しまうので失敗はありません。
 来年、メスが卵を持ったらメダカは水槽から出してください。せっかくの卵
がたべられてしまいますよ。
 これは、あくまでヤビーの繁殖で私が今まで失敗したことが無いだけの話で
すが、これまで失敗している方、ぜひ試してみてはいかがですか。
 成功の確率は高いと思えます。 (店主)