ガイド記録


             

 
 
   初級   ☆ ☆ 中級  ☆ ☆ ☆ 健脚向


      
  

     

 
  
 






 

 

 






 

その4へ
ガイド期間 5〜10月  歩程   7〜8時間   2万5千地図  ”茅が岳”   登山口  廻目平
 
ガイド期間 5〜11月 歩程   4〜6時間   2万5千地図  ”茅が岳” 登山口    白須 
 
 
日向山 
 (1660m) 
  ☆ ☆

 北巨摩の南アルプス前衛にあってまず著名な山は日向山であろう。遙か甲斐駒へと連なる尾根上にあって、不自然に北面を白く抉り取られた斜面がある。雁ヶ原と呼ばれるこの砂礫地は風化した花崗岩の成れの果ての姿であり、特異な形をした岩塊が群がっている。白砂の照り返す山頂からは八ヶ岳、奥秩父の峰々が甲斐の盆地を挟んで対岸に浮かぶごとくであり、振り返れば甲斐駒が悠揚と迫る。なお三角点は登山道やや手前にあり、さらに尾根をたどれば鞍掛山、大岩山へと続く。

ガイド期間  通年  歩程   3時間〜4時間   2万5千地図  ”茅が岳”   登山口 下芦沢


太刀岡山  
 
(1295m)

   

 この山を含め近くの黒富士、曲岳は火山群であった。黒富士の東側に国の天燃記念物に指定されている燕岩岩脈と呼ばれる溶岩流の露頭がある。「甲斐国志」によれば日本武尊(ヤマトタケルノミコト)凱旋の折、太刀をこの山の窟中に置き去ったことに由来し太刀置山とも言われた。
春のミツバツツジの頃、全山薄紫の色につつまれる。また秋の紅葉の頃は落葉樹の自然林が多いため、素晴らしく趣がある。山麓の登山口駐車場から見上げるハサミ岩の絶壁が見事である。

ガイド期間 5〜11月  歩程   4〜5時間   2万5千地図  ”茅が岳”   登山口    観音峠
 
曲岳・
  黒富士
 (1642m)

   ☆ ☆

 敷島町の奥、大野山林道の観音峠からの登山口を利用するのが便利のようだ。日本百名山の茅ヶ岳の背面に位置するこの山は、数年前山梨百名山に選定され、季節のよい週末などはかなり訪れる人が増えた。一度この山域の魅力にとりつかれると、付近の山を含め足繁く通う人も多くいるようだ。黒富士は旧火山でもあり、このコースは荒々しい岩場あり、緩やかな尾根歩きあり、曲岳庭園と呼ばれる多種のツツジの群落などもあって登山者を楽しませてくれる。また途中の升形山も含めて各ピークからの展望は第級の価値がある。

    
金峰山
(2599m


 ☆ ☆ ☆
 

 奥秩父山塊の盟主である。稜線は優美にして根張りは大きく、懐は深い。日本山岳の先達小暮理太郎をして「裸百貫の貫禄を具えた山の中の山である」と感嘆せしめた。山頂には甲斐の山々のうちで最もシンボリックな霊岩五丈石が屹立し、古の民はこれを畏れ敬って登拝した。南面の山梨県側には風化した花崗岩塊が処々に湧き上り、静寂の原始林が山麓を覆っている。甲信二州にまたがる展望は言を俟たない。這松の押し寄せるのびやかな山頂では登山者が憩い、若人が五丈石に攀じ登る。その陰にあって、かつての信仰を偲ばせる石祠がたたずむ。   


茅ケ岳

 (1704m)

 
  ☆ ☆
ガイド期間 通年  歩程   4〜6時間  2万5千地図  ”茅が岳”  登山口   深田駐車場 

 山頂直下、深田久弥の急逝により一躍有名になったこの山は本来金ヶ岳山塊の前衛峰の性格を持っている。かつて八ヶ岳をまだ知らぬ登山者が中央線に揺られて韮崎に差し掛かる頃、しばしばこの山を八ヶ岳と見間違えたことから偽八ッの異名をとるようになった。確かにその山容は複雑で、裾野には日照の多さで知られる明野村が広がっている。南アの展望台としても知られ、特に鳳凰山、甲斐駒の林立が眉に迫り来る。登山口深田公園には「百の頂に百の喜びあり」の碑文静かに佇んでいる。毎年4月第3日曜日に深田祭が行われる。   

 





 

その3