やってきましたリトルワールド! 全国遊園地の案内本で中部地区として地味に紹介されているこの施設、聞くと見るとでは大違い。世界の料理、民芸品も買えて楽しめる立派な博物館なのだ。勘違いされては困るのだがリトルワールドの「リトル」はミニチュア(実物の何分の一サイズ)の建物が展示されている訳じゃないよ。世界の人々の暮らしがこの敷地に詰まっているんだね。さぁ、あそこが入口だ! 行ってみよう! |
ゲートを通過したとこはこんな感じだよ。屋根もあるから帰りの待ち合わせなんかいいね。左は屋内展示のある本館。一階はお土産屋さんがあるよ。右の上の階にもお土産屋さんがある。屋外にある展示物はこのまま階段を上っていくんだよ。右手にクラシックタイプの園内バス(有料)の停留所があるんだ。正面は石垣島の家(沖縄)だよ。 あ!足元に亀たんがいるよ! や〜いらっしゃい |
このリトルワールドがどんなに広いのかわからなくて、地図を見る限りずっと上りのようだ。今日は特別定額運行とかでバスに乗ることにした。ひとつひとつの展示物は近いのでゆっくり回ればそれほど坂も苦にならないと思うよ。 |
バスで一気に一番奥にあるドイツ・バイエルン州の村に到着だ。生演奏で出迎えてくれるよ。ビールにソーセージうまそう〜! |
引き続きドイツの村の画像だよ。左は礼拝堂だよ。ここで結婚式をするカップルもいるんだよ。真ん中の画像は家畜の水呑場だ。 ワインもたくさん売ってるね。でも最近ではスーパーにもたくさんあるし安かったりするから後でがっくしなんてことも。けろたんそんなこと言ったら・・・。あ、すまにゃい。 (父さん僕のセリフにするのはやめてくれよ by けろたん) |
さぁ、次は隣のフランス・アルザス地方の家だよ。納屋とかあって農耕具が置いてあったよ。ドイツは賑やかだったけどこっちは静かで落ち着いて見れるね |
わぁ〜い。アルベロベッロここにあるんだー。淡路ワールドパークおのころは屋根だけだったけどね。小人が出てきそうだよ。あら、ほんとに”コビト”が出てきた。小学生の校外学習よ〜。ネットで検索したら周辺の子供たちは学校行事でよく来るみたいだね。アルベロベッロの街は南イタリヤにあるんだって。イタリヤは地図でみるとブーツの形をしているけどカカトのあたりになるそうだ。左が母屋で右の画像は畜舎だよ。白い壁が人の住むほうなんだね。ちなみにアルベロベッロって”美しい木”って意味らしいよ。リトルワールドは勉強になるなぁ〜。父さん家帰ってビール飲んだら忘れてしまうんじゃない?いいかいケロタン?とんがり屋根を”トゥルッロ”その屋根を持つ家屋の集まりが”トゥルッリ”と言うんだよ。アルベロベッロは単に街の名前なんだね。 |
ここからはまた上りになってるよ。アルザス地方の家の裏庭にはぶどう畑があるのだ。 お!何か動物がいるよ こんにちは〜 |
やー、けろがこ!何か恵んでくれよ〜。ダメだよ”エサをあげないで”って書いてあるもの。お腹こわしちゃうよ。木曽馬の池月号(いけづきごう)と飛駒号(ひこまごう)だよ。どちらもオスなんだ。え?ふたりとも彼女がほしいの? 木曽馬は絶滅の危機にさらされている日本在来馬なんだって名鉄(リトルワールドの親会社)さんは出資して彼らの仲間を守っているんだ。そしてフタコブラクダさんだね。ここは"ラクダ広場"だから彼らが主役なんだよ。 |
さて動物達とお別れして隣にあるのは"テント村"だよ。6カ国(6種類)の民族のテントがこのドームの中にあるんだ。皆、様々な工夫をしているね。ベドウィン族(シリア)、サーミ族(スェーデン)、モンゴル族(中国)、レンディーレ族(ケニア)、ベルベル族(モロッコ)、シャイアン族(アメリカ)のテントなんだって。 |
テント村からはちょっとキツイ坂になってきたね。でも思ったよりか距離は短いから休憩いれるほどのものじゃないよ。カーブを曲がると南アフリカのンデベレ族の家だよ。ここがリトルワールドの一番奥になるみたいだね。ハイカラな水性塗料で塗られているのは開拓者である白人の影響を受けているそうだ。左の画像に入りきらなかったけど右端の建物のようなのが左にもあるんだ。右のは娘の部屋、左は息子の部屋で真ん中のちょっと大きいのは両親。奥の三角屋根はお婆さんの部屋なんだって。そして右の画像はワニ肉が食べられるエスニック料理のサファリプラザだ!興味はあったけど私たちは別に食べたいものがー!次回はきっと! |
こ、これはなんだろう!西アフリカのカッセーナ族の家の集合体だよ。四角いのは男の人の家で丸いのが女の人の家だよ。昆虫の巣みたいだね。 |
境界になる塀やテーブル、腰掛みたいのがあるね。家の中は収納できるような物が作られているよ。この不思議な空間はかくれんぼにぴったりだね |
ここからは道が平坦になり、後は下りだったように思うよ。ネパールの仏教寺院だよ。中は仏様やマンダラがびっしり書かれていて神聖な雰囲気に包まれている。右はチョルテン(仏塔)です。 |
ほ〜ら軽い下りになってきたよ(反時計方向に回った場合) インドのケララ州の村です。もともとリトルに行こうと思ったのはここでインドカレーが食べたかったからなのだ。ワニ肉も我慢したのはこのため。道のそぱにあるのはインド系の民芸品店ケララだよ。衝動買いしそうな物がいっぱいあるんだ。とにかく腹ごしらえだ。インド亭にGO!いらっしゃいまし〜!インドのコックさんがニッコリ出迎えてくれたよ。 |
チキンカレー&チキンカレーナン! うみゃーい でも量的に物足りなーい! \800もするのだ。へなへな 場所代を考えても500円くらいが希望 |
おにぎり型のサモサ。シシカバブ、タンドリーチキン、シナモン味の焼菓子バトゥーラです。チャイとセットで\450、ドリンクはビール。うみゃかったけど、トータルで3600円ほどしたろうか うう。うまいよ確かにうまい! しかし1口パクっと食べて約\500はどうかね。カレーは\500ぐらいがいいなー。リトルの飲食はほんと高くつく! クイズやスタンプラリーにお金を取るのはどうだろうね。他のとこはふつう無料だよ。平日の客数を考えたらやってられないのだろう。 |
ナヤール(地主)の家だよ。玄関入った正面には"ナドミッタム" 死者をここで洗い清め火葬後もここで供養する場所なんだって。真上の天井からは空が見えている。入口小さな穴が開いてあってね。精霊が通る穴なんだって。階段には一段動く板があるんだよ。これは2階の人に誰か上がってくることを伝えるためのモノなんだって。それぞれの民族の生活感などを特徴的なモノを表現しようとするとある程度力のある(資産)裕福な方の住まいが展示されているわけで庶民となると、どの国も似たような住まいになってしまうわけね。 |
変わった標識があるよ。説明はなかったけど"児童飛び出し注意"みたいなモノかな? 右は"はた織りの家" インドの衣装(サリー)が着れるよ。 |
左はタイのランナータイ地方の高床の家屋だよ。右は石垣島の家つまり一周して来たんだけどバスに乗ったから半周は見てないんだよね。山の中にあったモノもこのタイや石垣島の家も外から見ただけ。リベンジするぞ! おぼえていろよ! リトルめ! 父さんなに喧嘩売ってるの? |
そして、そしてやってきました本館最後の間"神々の部屋"だ。その広さや数の多さに圧倒する。父さんは鳥肌がたったよ。30分は出てこなかったな。よっぽど好きなんだよね。そうさ、ここはすごいぞ何か語りかけてくるようにさえ思う。BGMがまたいいんだ! アンビエントミュージックのブライアン・イーノ。ここで惚れてしまいCD買いあさったよ。が、ぶっとんでる曲も多くて結局のところ"オンランド"と"アポロ"ってアルバムだけがお気に入りであるのだ。 |
左はニューギニアの祖霊。右は室内の雰囲気 広い!膨大! |
如何でしたか? ほんの一部しか紹介していません。3時間ほどしかなかったので全部回ろうと思うなら朝から行くほうがいいですね。たっぷり楽しめますよ |