巷説百物語 原作案内。。。


1・巷説百物語 京極夏彦 角川文庫

内容

小豆洗い
白蔵主
舞首
芝右衛門狸
塩の長司
柳女
帷子辻

※こちらのシリーズは、事件が中心。こちらの事件に、続・巷説で書かれている百介の設定を加えたものが、アニメシリーズでは核になっているようです。


2・続巷説百物語 京極夏彦 中央公論社

百介ファンの方には、コチラがオススメかも///キャラクター中心で、百介が主人公っぽいです。読み易いですよ〜

内容
野鉄砲 百介が実は武家の生まれで、幼少の頃商家に養子に出されたことが分かる話。
そして百介にはお兄ちゃんが(ほとんど会った事が無いのに、百たんを溺愛している。)
狐者異 百介が、大店の生駒屋の若隠居であり、店の者達に溺愛されているエピソードが(笑) 
自分を役立たずだと思い込んでいる百たんが切ないです。離れで一人もの思いに耽っていると、又市が初めて百介の部屋を訪ねて来ます。
そして前話の野鉄砲で知り合った兄の友人にも溺愛される百介(〃∇〃)
飛縁魔 百介の事が大好きという貸本屋の平八が、百介を喜ばせようとする話(←違う気が…)
平八に頼まれ事をした百介は、又市の助けを借りたいと、又市の住むらしい長家を一人で訪れるのですが…
岡場所にシケこんでいた又市(笑)。 そこの女郎の台詞↓
「オヤ、(又市を)誘うても 誘うても、ちっともその気になりやせぬと思うたらーー何じゃ、又さんこっちの方かえ」
ホモだと誤解されたまま、 百介と又市は女郎屋の2階に二人でシケこむことに(笑)。
船幽霊  ラストの大掛かりな話しである七人みさきの序盤的な話しです。
死神〜或は七人みさき〜 シリーズのラスト山場。なので、ちょっと恐さとグロさが増しています。でも百介がすごく頑張っています! そして老人火の話しを読むためにも、我慢して読んでください(∋_∈)
老人火 最後。最後の話。百介の切なさが…(T□T)

3・後巷説百物語 京極夏彦 角川書店 ハードカバー

内容
赤えいの魚 いくつになっても、アイドルで総受けな百介に萌えv …なのですが、この話しは、かなりグロくて拷問系です。(T◇T)。苦手な方は御注意! 出だしだけ読んで飛ばしましょう。
天火 落ち込んでいる又市と、何もできないままの百介。そして又市が大変な事になった後の百介の反応は…
手負蛇 毎回思いでに浸る百介が愛しいです(T◇T)。又さんの台詞『先生のお呼びとあらば何を横にどけたってすッ飛んで参りやすよ』←ラブラブです!(≧□≦)!照れる!ッ
山男 又市と百介が、ラブラブしながら旅をしたというエピソード(小右衛門さんのデバガメ付き(笑))が。。。そして百介の「人殺しの片棒を担いだのか、与次郎さんはそうお訊きになりたいのでしょうか」この台詞で又市と百介の関係を考えさせられました。又さんはずっと辛かったでしょうね…。
五位の光 又市のことを毎日想って、消息を少し知って…もしかしたら百介のことも、何処かで見ていてくれたのだろうか。と願うように思う百介が切なくて切なくて…(T□T)
風の神 泣きました…。本当に、百介は又市のことが大好きで大切な存在だったんです。そして又市がどれだけ百介を想っていたか…。このお話で泣くには、『続巷説百物語』の 老人火 を読む必要があります〜。皆様の語りが聞きたいです(涙)

原作は、見た目が分厚いですが、ツルツル読めるので気軽に読みはじめてくださいv
読みはじめれば読み易いので、自然と最後まで読めるようになっています〜
京極作品はその当りが魅力でもあります。オススメですv …見国かや。
アニメ版 巷説百物語の萌えポイントは、遊亜さんが解説して下さる予定です〜♪

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