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かぎの炭焼き工房

かぎの炭焼き工房では、わりばし炭・もみがらくん炭・竹炭をやいています。やいているのは「生ゴミリサイクルサークルみずばしょう」の方々。平均年齢は70歳を越えるでしょうか・・?とてもとても元気に炭焼きをしています。焼いた炭と木酢液は、循環ネットでも販売しています。

* 炭焼き体験受付中! *
2007年8月の炭焼き予定
(みずばしょう代表 清水廸敏)
日時: 8月28日(木)9:00〜
場所: (集合場所)
かぎの炭焼き工房    作業場所はこちら >>
準備: 汚れてもいい服装、軍手、昼食

炭焼きに参加したい方は、事前に循環ネットまで連絡をお願いします。半日の参加も可。

連絡先
〒940-0029 新潟県長岡市東蔵王2-1-10 市民生活工房内
TEL.0258-34-4450  FAX.0258-34-3722 E-mail.jnet@ba.wakwak.com


* 新しい炭焼き窯が完成しました (2005年9月) * 
2004年の大地震によって、柿の炭焼き工房も大きな被害を受け、炭窯も崩壊しました。
あれから一年、里山の再生の夢も終わりかと思われましたが、多くの人達のご支援で、炭窯を再建することができました。
2005年9月に新しい炭焼き窯が完成しました。

窯の口の右上に「かぎの炭焼き工房」「2005.9.17竣工」と彫ってあります。

* 炭の作り方 * 
 〜材作り〜
里山から伐採した、樹木や竹材を炭窯の高さにチェーンソー、丸鋸などで切断します。
径の細いものはそのまま丸炭にします。
太いものは油圧式薪割機やマサカリ(斧)で二つ割りまたは四つ割りにします。
炭材を根部と頂部をそろえて結束し、雨のあたらない場所に貯蔵集積して含水率10〜12%くらいにします。
 〜炭材の窯入れ〜
窯奥の排煙口側から、良質の炭材を、根部を下にして立てて入れます。
入口側には、節のあるものや、樹皮のはげたものをつめます。
窯の頂部と炭材のすきまには、端材(上げ木)を着火材として、びっしり詰め込みます。
 〜口焚き〜
窯口に石やレンガで、燃材(薪)の投入口と通風口を残して全面に練った焼土を塗ります。
投入口から焚付け、炭材の着火するまで薪を投入口に投入します。
 〜着火〜
端材(上げ木)に着火すると投入口(窯口)から辛み臭のある煙が吹き出し、上げ木の熱分解が始まります。
排煙口の煙も一本の煙になって立ち上ります。
口焚を止め、通風口の部分を残し薪の投入口をレンガなどでふさぎ焼土を塗ります。
この時の排煙口の湿度は約250〜280℃で樹木のセルローズが分解され木酢液が煙突のヒョットコから落下し始めます。
焚付けからの時間は2〜3時間くらいです。
 〜炭化と消火〜
通風口のみを残して窯をふさいでから約22〜25時間くらいで煙突の煙が白色(水煙)から紫色に変わります。
これは樹木や竹のニグリンが約300〜350℃で熱分解、つまり炭化します。
この時強い刺激臭があるのでタール分が混じらないよう木酢液の採取は止めます。
煙が薄紫色になったら窯の煙突に手をかざして湿気を感じなかったら、窯口の通風口と煙突をレンガでふさぎ焼土を塗り完全に密封します。
 〜出炭(黒炭)〜
窯を密閉してから7〜10日間経過したら窯口を開き、火が残っていないか確認し出炭します。
火災防止のため約1日はそのままにしておき安全を確かめてから梱包します。
 〜白炭〜
炭化で密閉する前に窯口から空気(酸素)を送り込んで、窯の中で木ガスを燃焼させ、湿度を約1000〜1200℃まで上昇させ精練します。
この白熱した炭を「エブリ」という棒を使って素早くかき出して「消粉」をつけて消火します。
炭にこの消粉の白さが残るので白炭と呼び非常に堅いのが特徴です。

* 炭窯の作り方 *
 〜資材の準備〜
昔から山土、山砂、焼土など現場で調達するのが基本的ですが、最近では少し高価となりますが耐火ブロック、耐火レンガ、耐火セメント、セメント、焼土を準備します。
 〜炭窯の周壁枠をつくる〜
炭窯の大きさにより、約50pくらい広くブロックで周壁枠をつくり、床面全体に耐火レンガを張ります。
 〜窯壁をつくる(煙道を含む)〜
炭窯の形に耐火レンガを積み上げ、耐火セメント、焼土をコンクリーミキサーでよく練ったものを塗り、固定します。
 〜天井(鉢)づくりの準備〜
炭窯の中に丸太、角材などで骨組みをつくり、その上に板を張り、端材(切子)で卵形のカーブをつくり、麻袋などで覆い、土が落ちないようにします。
 〜天井(鉢)をつくる〜
耐火セメント、セメント、焼土をコンクリーミキサーで十分練り込み、木槌、木ゴテ、手ゴテなどで叩き締めながら、しだいに頂部に積み上げます。
天井の厚さは頂部15p、下部30pくらいとします。
 〜炭窯の断熱〜
窯壁と周壁枠の間に土砂(焼土がよい)を入れます。
保温性がよくなり、歩留まりが高くなり、炭質もよく、燃料材の節約にもなります。
 〜胴焼(空焚き)〜
炭窯の中で焚火をして、天井に使用した型枠材を燃しながら炭壁を乾燥させれば窯のできあがりです。
文:亀山弘喜


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