本種の記載は19世紀と古いが、生息地が分からず長い間幻のベタとされていた。2007年2月に日本人により採集され持ち込まれた。本種の生息地はスマトラ島北部のアチェ州で、薄いブラックウォーターの流れる細流に生息している。
本種の飼育は他のワイルドベタに準ずる。飼育、繁殖自体は難しくはない。幼魚期は左の写真の様に青色の発色が強い。左上の個体がオス、右上の個体がメスである。
本種は卵を口内保育するマウスブリーダーで、稚魚は7から10日程度で親の口より稚魚が出てくる。吐出された稚魚はブラインシュリンプを捕食できるので育成は容易である。
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