カブトエビ見つけた | |
カブトエビとは初夏に水田等に発生する生物である。一時期は農薬や除草剤の使用で僕の家の周りで見かける事が少なくなった時期もあったが、最近はまた見られるようになってきた。寒くなると成体は死んでしまい卵の状態で寒さと乾燥に耐える。そしてまた次の初夏に水田に姿を見せる何とも神秘的な生物である。カブトエビは田んぼの中で、肢(あし)を絶えず動かし、泥を掻き分けて、穴を掘って体を泥の中に埋めたり、泥の上を這うように前進する。この行動が人が田の草取りをしているかの様に見えることから「田の草取り虫」とも言われる。 |
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