ベタ・クラセンス

学名:Betta crasens

 

 本種はプグナックスグループに属する大型ベタでスマトラ島及びバンカ島のの丘陵地帯の熱帯雨林から湧き出す細流等に生息している。写真の個体はバンカ等で採集された個体である。
 飼育はワイルドベタの仲間では容易な方であるが、10cm程度に成長する為に最低でも45cm水槽以上は用意をしたい。餌は何でも食べ、人工飼料にも餌付き易い。左上の写真の個体がオス、右上の写真の個体がメスである。
 本種は卵を口内保育するマウスブリーダーで、稚魚は約2週間程度で親の口内より吐出される。吐出された稚魚はブラインシュリンプを捕食できるので育成は容易である。

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