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A-2 |
建築士の解説 |
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建築士とは建築士法で定めれた資格で、一定の規模以上の建築物を設計、工事監理するのに必要不可欠な資格である。建築士法では建築物の設計、工事監理等を行う技術者の資格と記述されている。 建築士には一級建築士、二級建築士、木造建築士の三資格がある。この三資格の違いは主に取り扱うことのできる建築物の規模によるものである。
建築士は要約して言えば建築物の設計資格である。工事監理とは設計図通りに工事が問題なく進行し完了することを確認し必要に応じて検査記録する業務である。現場監督の仕事とは違う。 現場監督の仕事は工事管理業務(施工管理、現場管理)と言い文字が一文字違うので紛らわしい。これは設計図に基づき工程計画を立て職人、作業員、材料を手配し、実際に工事を指揮監督する業務である。これには別に建築施工管理技士という資格が定められている。建築士と同じように一級、二級の違いがある。(建設業法では監理技術者、主任技術者と呼ばれている) ◆建築士の実状 全国の建築士資格登録者は統計上は約84万人いる。統計上というのは建築士を管轄する当の国土交通省もその実数を把握していないからだ。建築士資格は自動車運転免許のように定期的な更新制をとっていないので資格登録者本人が現役を引退したり、死亡しても分からないのである。 現役の一級建築士の実数は17万人から20万人くらいと推測されている。その中で実際に設計業務に従事しているものは何割にも満たないともいわれている。(設計従事者は推定85000人程度) 建築物は資格を取ればすぐ設計ができるほどやさしい仕事ではない。それなりの経験と実績がなければできるものではない。教科書をいくら読んでも飛行機の操縦ができないのと同じだ。 資格は受験秀才なら比較的簡単に取れるものであるが、(事実20代で取るものが多い)経験と実績は努力以外に得る道はない。資格を取ったら即開業というわけにはいかないのが現実だ。
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