あとがき

 わたしがこの小説を書き上げてホームページにアップしたのは、昨年の5月3日でした。
 4月25日発売の写真週刊誌で疑惑事件を知って9日後ですから、いつも書くのがのろい私がどれだけ超特急でこれを書いたかおわかりいただけると思います。(しかも、最初の何日かはなにがなんだかわからずただ呆然としていたのですから、実質書いたのは5日くらいです)
 でも、それだけ焦って書いたので、小説を書き終えたあとになってから、結構重要な事実にいろいろと気がつきました。そしてそのことについて、ずっと、「付け足してそのことを書こうかなあ、でももう終わったことなんだからいいのかなあ」と考えていました。
 ですが、最近、小説中でわたしが「リアル」と名付けた写真週刊誌『FOCUS』が来月で休刊するということを知りました。
 「リアル」の殴り込み事件についての記事は、良くも悪くも今回の騒動の大きな立役者でした。また、「リアル」はその後、「流出!! ”あまつ風介”の乱痴気ショット」というイヤ〜なタイトルで、実は”あまつ風介”擁護の記事も書いてくれ、この事件では終始、実に重要な役割を果たしてくれたのでした。この事件を報道した雑誌・新聞のなかで「リアル」は、まさに別格に信用のおける雑誌だったので、「リアル」がはっきり”あまつ風介”を擁護してくれたこと(?)は、まあ助かりました。
 その、文字通り心臓がばくばくしながら記事を読んだ読んだ『FOCUS』も来月にはなくなってしまう。ちょっと感慨深いものがあります。
 でもそれで、ふんぎりがつきました。自分の記憶もそのうち曖昧になってしまうだろうし、やっぱり今のうちに、わたしが気がついたことだけは全部書いておこうという気になりました。

 さて、では、わたしがあとから気づいた、この事件の事実です。


まず、この疑惑報道を知ったときから、わたしは、『海の神様』というお笑いグループのNという人の事件と似てるなあ、と思っていました。なにか関係があるのかと思いましたが、そのときの感覚では、アボガドによるプルート殴り込み事件の方が、Nの事件より先に起こったような気がしました。
 それでももっとよく調べればよかったのですが、そのときはあまつのことで頭がいっぱいで、とてもNのことまで調べる気力が湧きませんでした。ですが、そのときこのことを調べておけば、アボガドがプルートに殴り込みをした理由が恐喝目的であることは、簡単に説明できたのです。
 実はなんと、実際に「アボガド」による「プルート事務所」殴り込み事件が起きたのが3月8日(小説中では4月10日としてあります。小説中ではすべて、実際の日付より1ヶ月と2日、日を遅らせて書いたのです)。そして、Nの暴行疑惑というのが各スポーツ新聞に一斉に報じられたのが、その前日の3月7日だったのです。これは偶然でしょうか。Nの事件をスポーツ新聞で読んだアボガド社長が、「こういう手で恐喝できる」と学習したと考えるのが自然でしょう。

また、殴り込み事件を報じた最初の『FOCUS』で、アボガド社長は、自分たちがプルートに殴り込んだ理由について、こう述べています。
 「”田沼とあまつが付き合っている”という情報がわたしに入ったので、”大事な時期に何をしてるんだ”と彼女を叱ろうとしたら、”実はあまつと、その友達に3回も輪姦された”と告白した。彼女の友人も被害にあったと言う。私は頭に来て、その足で乗り込んだわけです」
 説得力があるのかどうか、案外これで「それなら腹も立つだろう」と思った人もいるようなのです(yahooの掲示板でそういう意見を見かけました)。ですが、これはデタラメです。小説にも書きましたが、3月8日の時点では、彼女の友人が被害にあったことは田沼にもアボガド社長にもわかっていません。そのことがわかったのは、そののち田沼が告訴してからの事情聴取中なのです。ですが、アボガド社長は3月8日に殴り込んだときの動機としてそのことを織り交ぜて話しています。人間は、殴り込むほどの怒りの動機を、そんなに簡単に取り違えるものではありません。『FOCUS』の取材に対し、とにかくあまつ達を悪者にしようとして話していることがよくわかります。

また、アボガド社長が田沼に、「あまつとつきあっているのではないか」と問うきっかけですが、これは、上の文章中にもありましたし、『東京スポーツ』でも、アボガド社長のコメントでは一貫して「そういう噂、または情報を聞いたので」ということになっています。そして、これもさきほどの文章中にありましたが、アボガド社長はその情報を聞いて、「大事な時期に何をしてるんだ」とまずは彼女を叱責しようとするのです。これは、どういう状況でしょうか。
 彼女はその前に、嫌々ながら3回も暴行を受けている。どうにかして逃げたいが、「来ないとマスコミにばらす」等の脅迫を受けて何度もあまつのところに行ったことになっているのです。繰り返しそういう目に遭っている女性は、いったいどういう状態になるものでしょうか。
 4月26日付(実際は4月25日夜発売)の『東京スポーツ』によれば、田沼はアボガド社長に「(もしもこの暴行が続くのであれば)わたしは自殺しようと思った」と言ったといいます。また『FLASH』によれば、彼女は「いつも落ち込んだ状態でいる」ということです。逃げたい相手から逃げられず何度も暴行されたら、当然そうなります。ものすごく落ち込んで、たぶん食事もろくに摂れなくて痩せるでしょうし、近くにいる人間なら「どうしたの、なにかあったの?」と聞かずにはいられない状態になるでしょう。田沼はアボガド事務所で一番のタレントです。その大事なタレントにそれほどの変調があったら、周囲がそのことに気がつかないはずはありません。社長さんは、誰からなんの情報を得ないでも、「田沼、最近痩せたんじゃないか。なにかあったのか」と聞くのが当然です。
 しかし、社長さんは、誰かからか「田沼があまつと会っている」という話を聞いて、やっと田沼にそのことを聞くのです。それまで誰も、田沼がおかしいとはちっとも思わなかったのです。つまり、田沼高子はそのとき、全くなんの変調もきたしていなかった。元気だったわけです。社長さんが「大事な時期に何をしてるんだ」と叱ろうとしたくらいなんですから、元気も元気、むしろ、彼女はその時、普段より浮かれていたくらいだと考えるべきでしょう。これは、嫌々何度も暴行を受けている女性の状態ではありません。
 田沼高子は社長に叱責を受けるまでは、元気に浮かれていたのです。おそらくあまつのところへ遊びに行くのは、彼女にとって楽しいことだったに違いありません。(この点は、小説中『PACHI』と名付けた写真週刊誌『FRIDAY』に、「彼女を知る芸能関係者の話」として、「彼女があまつの所に行くのを写真に撮られたいと言っていたらしい」と載っていますし、今更ですが、社長の言ったことをよく考えただけでも推理できたわけです)
 ところで、社長に対して、「田沼があまつと付き合っている」と情報を流したのは、誰でしょうか。
 田沼は3回あまつのところに言ったけれど、3回とも違うタレント仲間の女の子と行っている。「タレント仲間」と言っても、そうたいしたタレントであるわけがなく、もしかしたらアボガド事務所所属の女の子ではないかと考えると、その女の子の誰かが、社長に気に入られてひとりだけいい仕事を貰っている田沼をやっかんで社長を告げ口をした、なんていうことも考えられないことではないと思います。
 あと、わたしは、田沼が落ち込んでいる、自殺も考えたというのは、嘘ではないだろうと思っています。小説中にも書きましたが、それは、アボガドによるプルート殴り込み事件のあと、心にもなくあまつを告訴して嘘をつかねばならなくなった田沼の、正直な気持ちではないかと思うのです。田沼はおそらく、アボガド社長に、こんな嘘の告訴はしたくないと訴えたことがあると思います。(その気持ちは社長に通じませんでしたが)

というわけで、全体を通じて考えますと、まず、田沼はあまつの部屋に、1月、2月と三度ほど遊びに行ってはいました。
 また、アボガド社長の言っていた田沼主演の映画の話は全くほんとうの話で、少なくとも事件が公になった4月末の段階では、田沼はその撮影も済んでいたそうなのです。わたしは見ていませんが、その映画は社長の言うとおり、8月頃、東映で、極道の妻たちシリーズかなんかの併映で、ちゃんと映画館にかかりました。ですが、これはわたしがネットで調べただけですが、どうやら田沼の映画がかかったのは新宿の一館だけで、しかも二週間くらいだけだったようです(ちょっとはっきりわかりませんが)。
 その映画のデータには、プロデューサーのひとりとして、アボガド社長の名前が載っています。アボガド社長の作ったばかりの、田沼の所属するタレント事務所は、なんでも梅宮辰夫の所属する事務所の傘下にあるということなので、なにか少しは東映にコネがあったものと思われます。
 しかし、全く無名の田沼高子をいかにたったそれだけしか映画館にかからないような映画とは言え、東映の劇場用映画の主演にしてもらったんですから、それはお金がかかります。おそらく、タレント事務所を作ったばかりでほとんど素人同然のアボガドの社長がその映画のプロデューサーという地位を与えられたのは、映画資金を出す約束をしたからではないでしょうか。田沼主演の映画のお金を作るためにも、アボガド社長にはお金が必要だったのです。

 さて、田沼は、その映画の撮影中か、それとも撮影が終わってからかはわかりませんが(その映画を見れば季節感でわかるとは思うのですが……)、あまつの部屋に遊びに行っていた。その話を誰からか告げ口されたアボガド社長は、田沼に怒ったでしょう。とにかく彼は、大金を出資して田沼のために(自分のためでもありますが)映画主演というたいへん大きな仕事(しかし、残念ながらお金がかかる割に案外人に知られない)を用意していたのに、当の田沼は浮かれて遊んでいたんですから。
 相手のあまつに対しても、むろんアボガド社長はすごく腹を立てていた。そこへちょうど、お笑いグループ『海の神様』のNの暴行疑惑の記事が報道されました。アボガド社長はこれだ、と思った。そして、田沼とのことをNのように記事にされたくなかったら金を出せと言ってプルート事務所に押しかけようという計画を立てたのです。けして、「暴行されたと知って怒りの余りその足で殴り込んだ」のではないのです。だいたい、もし何度も田沼の所にあまつから何度も電話があったなら、その脅迫の電話を録音して、「脅迫を止めないとこのテープをマスコミに公表する」と反撃するというようなことを、田沼本人が一度も思いつかなかったというのが不自然です。中学生でもそれくらいは考えるでしょう。殴り込みには大人の男が5,6人もいて、そういう、あとで自分たちが有利になる証拠をつかまえておこうという発想を誰もしないわけがありません。電話のことは、はっきり『FOCUS』に載っていますが、全くの嘘です。
 とにかく、田沼出演の映画のこともあり、アボガド社長にはかなりの金が必要だったと想像されます。金のあるプルート事務所なら簡単に金を出すと、アボガド社長は踏んで、恐喝に乗り込んだのでしょう。

 で、小説とかぶりますが、もう一度簡単にここのいきさつを説明すると、こうしてアボガド社長以下5,6人の男達がプルートに殴り込みに行った。その席にはあとからあまつ本人と田村本人も呼ばれたが、田村は泣いてばかりいた。そんな殴り込み事件も、その後の告訴も、アボガドはマスコミには報じなかった。むろん、それは、アボガドの目的が脅迫だったからだった。しかし、殴り込み事件は『FOCUS』によってかぎつけられてしまった。『FOCUS』はアボガドに殴り込み事件について取材した。驚いたアボガド社長は、とにかく自分に有利に話をして、殴り込みの動機についてもむろん嘘をついた。そしてそのとき、実際は殴り込みの時点で知るはずもないもうひとりの女性の話まで持ち出してしまった。
 FOCUSの取材のあと、あわててアボガド社長はFLASHに話を入れた。自分に都合のいい話だけを記事にしてもらうつもりだった。写真週刊誌とは名ばかりで、全く取材力のないFLASHは、暴行は嘘だろうとは思ったがとにかく田沼があまつを告訴していることは事実なので、その話は売れると思って、本来ならプルートにも取材しなければならないのに、そちらの取材は抜かして、それでもなるべく自分たちにとばっちりが来ないようとは気をつけながら記事を作った。そして、ぎりぎりでFOCUSと同時発売号に間に合わせて発売した。また、アボガド社長はすぐに東京スポーツにも記事を売った。東京スポーツはいよいよ記事に信憑性なんか気にしないから、喜んでそれを記事にした。一番最初にこの事件の記事を作ったのはFOCUSだったが、新聞である東京スポーツは、即日発売できるから、発売は東京スポーツが先になった。また、FOCUSはアボガドがFLASHに記事を売ったことは知らなかったので、FOCUSもFLASHも記事に「スクープ」がつくことになった……。
 
 とまあ、小説にも書きましたが、この流れはまず間違いがないところです。他で全くスクープ記事のないFLASHが、このときだけいち早く報道したのはものすごく怪しい。
  FOCUSのほうでは、自分たちの記事がきっかけでなにが起こったのか、この流れがほぼすべて想像できたと思います。実はわたしは「あんた達が取材したのがきっかけで大騒ぎになったんだから、FOCUS責任取って。アボガドがどんなに怪しいか調べて載せて!」と願っていたのですが、そのわたしの願いのかなった(?)『FOCUS』の記事のタイトルがはじめに書いたように「流出!! ”あまつ風介”の乱痴気ショット」だったときは、めまいがしそうでした(笑)。読んでみたら内容はよかったのですが、たいていの人が新聞の見出ししか見ないことを考えると、いまでも心境は複雑です。どうせならタイトルももっとあまつに有利にしてくれればよかったのに〜。おそらくFOCUSの気持ちとしては、「アボガドは悪いヤツだが、プルートの味方をしてしまっちゃ写真週刊誌の雄・FOCUS様の名がすたる」、といったところだったんでしょう。
 この、アボガドによるFLASHへの記事の売り込みの動機は、いまでも世間一般には「映画主演する田沼の売名のため」と理解されていますが、AVではあるまいし、東映の映画で主演するような女優には品格が必要ですから、売名のために「暴行された」と言い出すなんて、まずあり得ません。どんなに興行成績が悪かろうが演技が下手だろうが、田沼にはこれから「東映の劇場用本編で主演デビューした」という、すばらしい(?。今どきこれがすばらしいかどうかはわかりませんが、二十年くらい前ならたいへんにすばらしい)肩書きがつくことが決まってるんですから。(ちなみに、『海の神様』のNの場合は、タレントとして田沼とは全く比較にならないくらいレベルの低いところにいる女の子が、自らNを訴えたものです。よく調べたわけではありませんが、その人は、AVにも出たことがある、という程度の、「お店の女の子」というレベルだったようです)
 とにかく、いまをときめくプルートのタレント達が、ごくごく若い頃から下積みをしてきて今の栄光の地位にいることや、プルートのタレントに限らず、人気がブレイクするようなタレントは、目立たなくてもそれまでにちゃんと地道な仕事をたくさんして実績をあげていることを考えると、モデル以外ほとんど仕事の実績のない田沼に、タレントとしてまずは小さくても良質の仕事をたくさん与えるのではなく、いきなり「東映で主演」という時代錯誤な大仕事を与え、みずからそのプロデューサーという地位についたアボガドの社長は、こつこつしたことが大嫌い、人に頭を下げるのが大嫌い、威張るのが大好きな性格だったろうと思います。こんな彼はいつか大失敗したでしょうが、最初の仕事からこんなとんでもないことを引き起こし、田沼高子をタレントとして再起不能にしてしまい、おそらくは自分もたいへんなことになりました(少なくとも、プルートから金は取れず、東映には金を絞られるだけ絞られてちっとも儲かりませんでした。やくざっぽい弁護士を雇っていましたが、弁護士に払った報酬も馬鹿にならなかったと思います。ちなみにアボガド社長はFLASHで「7人体制の弁護団を作る」と言っていましたが、いつも弁護士はひとりだったようです。そういう、かっこいい洋画みたいなことを言うのが好きなんです)。
 わたしは、そののち、あまつの不起訴が確定する直前ですが、この、FLASHの記事が売名のためでないことを、アボガドの関係者自身が語っている記事を目にしたことがあります。それは『あさひゲイノウ』という、ゴシップばかりのくだらなーい雑誌だったのですが、そのなかで、アボガド社長本人ではなく、アボガドの関係者が、「田沼はもう引退するかも知れない」と語り、「そもそもこの騒動は田沼の売名のように思われていますがそうではない。写真週刊誌に載ったことが発端だ」と困惑して語っていました。それを読んだとき、「ああこれは本音だろうなあ」と思いました。
 騒動の発端は、恐喝をFOCUSにスクープされたアボガドの、なんの考えもない行き当たりばったりの悪あがきでしかありません。

その他にも、わたしが想像したことがあります。
 ひとつは、ちょうどこの騒動の直前、週刊ブンシュンが、アンチ・プルートのキャンペーンを張っていたことについてです。
 FOCUSがイヤ〜なタイトルながらあまつ風介擁護のために(?)書いてくれた記事のなかの「事情通」氏によれば、アボガド社長はアンチ・プルート的な(笑)言動をしていたそうです。わたしはたぶん、アボガド社長は週刊ブンシュンのアンチ・プルート記事の熱心な読者だったろうと思います。そして、アボガド社長は、FOCUSにスクープされたあと、FLASHや東京スポーツとともに、週刊ブンシュンにも記事を売り込んだのではないかと思います。
 アボガド社長は、アンチ・プルートキャンペーン中のブンシュンは、この記事に飛びつくと思ったと思います。ここでまた「プルートタレントのとんでもない犯罪」発覚ということになれば、ブンシュンとしては都合がいいはずだ、と。それは社長にもたいへん都合がいいはずでした。
 しかし、ブンシュンは、そのとき逆に、アンチ・プルートキャンペーンがプルートよりとんでもなく危ないものを引き寄せてしまったことに気がついたと思います。
 なんと、ブンシュンのアンチ・プルートキャンペーンは、ちょうどこの騒動がはじまったときに、この騒動にはなにも触れないまま終わったのです。あれだけささいな喫煙写真だとか、プルートで目のでなかった少年研修生のお母さんの話とか載せてアンチ・プルートを煽っていたのに……。

最後の話になります。FOCUSのイヤ〜なタイトルの記事(しつこいですね)には、3年くらい前のあまつの写真と、当時彼がつきあっていた女の子の写真が載っていました。この女の子のことは、3年前当時「PACHI」にもふたりの遊園地での2ショットが載ってしまいました。でも、「おしゃべり」という名の女の子向け雑誌にロングインタビューを受けたときに、あまつ本人が、つきあっていたときの話から別れに至るまで語ってくれたことがありますから、ファンなら、もうすでにふたりがつきあっていないことは知っているはずです。ですが、このときFOCUSがあまつにはちゃんと彼女がいると報じたことじたいは、そう悪いことではなかったと思います。それからしばらくして「PACHI」が、ふたりはもうつきあっていない、としてふたりが別れた顛末についてなどを載せたこともありますが、あまつは男友達と遊ぶほうが楽しくなってきてだんだん会う時間が短くなったというような内容で、それもべつだん悪いものではありませんでした。
 あと、もうちょっと、今度のことで写真週刊誌を読んでいてわたしが気がついたこともあるのですが、それはもういまさらどうでもいいことの範疇なので、止めておきます。
 ああ、箇条書きでちょっと書けば終わるかと思ったけど、長くなってしまった(笑)。
 固有名詞が虚実ないまぜたものになってしまい、これではたぶん、なんの話だかわからないですね。ごかんべんください。
 

(2001.7.5)