ひるね日記 2001年 12月

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ちびっ子のいない夜(12.26)
 hongming先生が末っ子を連れて一泊旅行に行ったので、今晩うちは、わたしと、高校生の娘と中学生の息子のみです。
 上の二人はさすがに幼稚園生とは違い、晩ご飯の後は自室に行って勝手なことをしたり、塾に出かけたりして、たいして手間がかからないので、今日の夜は、わたしもかなり自由に過ごせそうなので、昼のうちに本屋に行って、充実した夜を過ごせそうな本を数冊買って来ておきました。
 数冊と言うか、具体的には四冊なんですけども、その内訳を書きますと、全部文庫本で、荒俣宏の帝都物語の新装版の第伍番と六番。あと、森茉莉の文章の抜き書きである「マリアのうぬぼれ鏡」というの。それから「フランス名詩選」。
 どれも本屋で見かけてなんとなく買ってしまっただけですけども、むろん、本を買うにはどんなちょっとでも理由があるわけで、まず、「帝都物語」は、十何年か前、流行っていたときに人から借りて全編読んだことがあったんですが、本屋で見かけたら、また終わりのあたりを読んでみたくなったために買ってみました。
 荒俣宏は、他にも小説、ちょっとした博物学の手引き本など結構読みましたが、たぶん「帝都物語」は、荒俣宏最初にして最高にして最後の傑作小説になるんではないでしょうか。……と、わたしは思います。よく出来た話です。つい、荒俣宏は伝奇ものを書くなら、他の話を書かないで、「帝都物語」を太らせる方向で書けばいいのになあと思ってしまいます。でもひとつのヒット作にいつまでもしがみついてる作家というのも悲しいものですし、それで面白い話が書けると決まったもんでもないですからね……。
 とりあえず「第伍番」の冒頭を読んでみました。舞台は戦後の新宿のうろんな酒場、三島由紀夫こと平岡公威の身辺から話は始まっていました。こういうとこ、ノベルス版でもあったかなあ。ずっと前に一度読んだきりですから忘れてました。
 この小説は、伝奇のなかに、実在の人物を入れた具合が絶妙で、よーく考えてみると、架空の人物である主人公達より、実在の人物の話のほうが面白い……(^^; どうせなら、全部実在の人物で描けば良かったのにと思うくらい。
 とりあえず三島の背後霊が誰なのかわかるくだりだけ読んで、本を置きました。

 それから手に取ったのが「マリアのうぬぼれ鏡」。
 これ、前にも本屋で手に取ったことがあったんだけど、どうせ元ネタの森茉莉の本はだいたい読んでるんだから……、と思ってそのときは買わなかった。でも、今回買ってみて読んだら、よい本だった。森茉莉と読者の間に、森茉莉の文章を抜き書きしてテーマ別に並べた編者がひとり入ってる訳なんだけど、それが全然気にならなかった。でも、その編者の書いたあとがきはよくなかった。こういう本のあとがきには、情緒的なことでなく、事務的なことをサクサク書いたほうがかっこいいのに。わかんないかな!?
 しかし、この本を読んで思ったこと。わたしってほんとにミニミニ森茉莉だな……。怠け者なところと言い、寝転がってばかりいるところと言い……(^^; ぼんやりして世間知らずに育つと、ある種の女はどうしてもこんなふうになってしまうらしい……(^^;
 森茉莉は七十過ぎて精神年齢が十二才と言われたことがあるらしいけど、そこまではいかないけど(?)、わたしもいつまでも中学生くらいみたいなんだよなー、頭が。奥様どうしの会話の時は、年齢相応のふりしてるけど、ほんとは、どうしても実務的なことに頭が向いていかないの。本のこととかになるとどうにか頭動くんだけどね……。
 そう言えば、わたしらはV6に夢中だけど、それと全く同じ感性で、森茉莉はB&Bの洋七に惚れてましたね……。

 フランス名詩選。これは買わなくてもよかったな。ロートレアモン伯の詩とか、一度読んでみるかと思ってしまったんだけど。どうせなら、日本人の詩集にすればよかった。

 ってことで、ひとり静かに本をめくったりしてたんですが、やっぱせっかく時間があるんだからV6のビデオでも見るかという気になって。(結局本はあんまり読まなかった……)
 「SPACE」を取り出して見てみました。なんか、前はこのビデオの剛くんソロのところ、恥ずかしくて見られなかったんだよね(バカ)。でも、つくづく見てしまった。妖精のようにきれいだったにゃあ〜(バカ)。
 ミックスジュースのバックで、剛くんだけダンスが入ってないのがツボっちゃツボだった。でもとにかくバックダンサーって好き。准くんはすっかりトニと同化してた。
 このころはコンの最後、全員上半身ハダカだったんだなー。上半身ハダカカムバーック!!
 それからむかーしのアイオンのビデオとか。公開で1時間やったとき、ラストの「PGF」で出てくるみんなの水玉のスーツ姿がかっこよかった。「PGF」もかわいい曲で大好きだー。
 あーあ、アイオンとかMJとかやってた頃はよかったなー。今はレギュラー番組があっても、歌とダンスを見せられる場がほんとに少ない……。コンサートでやったダンスを披露できる番組が欲しい、欲しいのよー……。
 ジャニーズデビュー組全体で一番組でいいから、深夜に20分、コンサートのダンスを見せられる番組を持てませんかね。貴重な文化遺産だと思うんだけど(真面目よ!)。
クリスマスネタ……?(12.24)

●パーティーバーレルのお皿の絵。

 ここんとこ毎年、我が家のクリスマスイブの夕食はいつも、ケンタッキーのパーティーバーレルと決まっています。
 子どもは喜ぶし、飲み物を用意してご飯ものをちょっと作るだけだからわたしも楽。
 しかも、チキン食べた後はケーキは食べられないから、付いてるデザートでみんな満足するので、ケーキを買うより割安だし、とても助かってます。
 ってことで楽しく食べてるんですけど、今年ふと、「なんかお皿の模様がヘンだなあ」と気がついて、毎年付いてくるお皿の模様をしげしげとながめてみました。
 そしたら、おととしまでのお皿は、いかにも「昔のケンタッキーあたりのクリスマス」って感じのかわいい図柄だったのに(大草原のローラの挿絵みたいな素朴な絵)、去年から図柄の中にカーネル・サンダースおじさんが登場するようになってしまっていたの! 
 なんだろ、不況だからお皿の図柄も宣伝に使うことにしたのかしらん。でもいやだあ。おじさんかわいくないんだもん。来年もきっと買うから、お皿におじさんの絵はやめてね、ケンタッキー……。

●ナイトメア ビフォア クリスマス

 数日前、BSで「ナイトメア ビフォア クリスマス」をやったのを見ました。いやー、すごかった!
 それでなくともたいへんな人形アニメ、そのなかでも難しいと言われてるミュージカル仕立て……。(先に作った歌や曲にアニメの動きを合わせるのがたいへんなんだよね) こういうの作る人、ほんとすごいね! 驚きでした。子どもに見せようと思ってビデオにとったのに、結局ずっと自分が見てしまった。
 それにしても、全編見終わっての感想は、「クリスマスよりハロウィンのほうがロマンチックなんだ〜」。うーん、こういう感想でいいのか。
 せっかくのクリスマスイブの日に、こんなくだらないクリスマスネタ二題で申し訳ありませんでしたm(_ _)m
Jフレンズ5thシングル「ALWAYS」発売日(12.19)

 だいたいさ、「ALWAYS」ってトニセンに同名の名曲があるじゃないねー。あれは小文字だっけか。
 初回版と通常版では、どっちがよかったのかなー。とりあえずわたしのは初回版で、飛び出す絵本に笑ってしまいました。なんじゃよこれはー。あっはっは。V6は踊っちょりますなあ(笑)。

 ざっと聞いただけだけど、「僕の持つ愛のすべて」というほうがインパクトがあるような。なんかかなりしょった男の子の歌だけど(笑)。

 留守電メッセージは楽しいね♪ もっかいよく聞こ♪
「恋の400Mカレー」発売日(12.5)
 昨日のうちに買うのを忘れたので、タリモのCDを今日購入しなければならない。
 今日は電波ジャックで忙しいのに! とはいうものの、他にも見なければならないものがいろいろあるので、11時頃家を出て、あちこちお店を見て回る。
 加湿器を見たり、クリスマスツリーを見たりしていた途中、子どもが欲しがってたベイブレードというものがひとつだけあったので「これでいいのかなー?」と買ってしまった。すると別のお店に行ったところで幼稚園のお母さんに遭遇。買ったベイブレードを見せて、これでいいのか聞いたところ、「そんな高価いの買うことない、土日にはもっと普通のがいっぱい出る」と言われ、急いで前のお店に戻って返品。
 そんなこんなしてたから、今日は幼稚園1時帰りだし(いつもは2時)、CD買う時間どころかお昼食べてる時間なかったよ(;_;) 
 しかし、幼稚園の帰り、子どもがそのお母さんのおうちに遊びに行くことになり、おかげさまでひとりでCDを買いに行くことができました。
 アンド、疲れておなか減ってコーヒー飲みたくってたまらなかったので、ひとりきりでさびしかったけどミスドでカレーまんとコーヒー。ほんとは今日は、グリーンカレーとは言わないけど、なにか本格的なカレー食べたかったんだけど……。(豆入りとかさ)
 ミスドの前は歩道で、あんまり自転車を置いちゃいけないんだけど、急いでCDを買いに行って、CD屋のレジの横にGOタリモ&ミニカレーが表紙の「oricon」があったのでそれも買って、ついでに足をのばして夕食の食材まで買ってしまい、やっと自転車の元に戻る。ここでハッ!!
 自転車の鍵がない……。うそ……。と思って荷物をどかしてよく見たら、子供用の座布団の上に鍵が鎮座ましましていました。こんなところでGOタリモさまの御利益が。ありがたや。
 心で拝みつつ家に帰る。CDはまだ聞かず、ビデオのチェック、をしつつ「ジャスト」を見る。ジャストでは元シブガキのふっくんが「ワンチャン訪問」みたいのをしてて、ちょうどコーギーで「もも」と言う名前のが出てたので、なにか剛くんに関係してくるのかと思ったけど、なんにも関係なし。そんな名前つけるなー。そのあとの変身コーナーも長い〜。
 ビデオのほうは、「エクスプレス」の6:50と7:43を確認。ちび歌姫に聞いたGOタリモのコーナーで、ちび姫達が「仕事だから遊んでくれるんだよ」というのがかわいかった。
(ちなみに「はなまる」はリアルタイムで見ました。「子どもは嫌いです」という剛くんかわいかった。お風呂の写真で「裸がよかったね」と言う岡江さん、あなたいいこと言った)
 ジャストの最後の最後になってGOタリモ登場を見てから、子どもを迎えに。車ではじめてCDを聞く。
 迎えに行ったらよその奥さんもいて、わたしも上がり込み、みんなでお金のない話や子どもの話で盛り上がる。
 5時過ぎ帰宅。この頃風邪気味で食欲がないのであんまり料理を作る気がせず、実に簡単な夕食だったけど、誰も文句言わず夕食終了……。ありがたや……。
 oriconはとてもかわいい記事。瀧さんが歌姫をあやしながらついでに剛くんもあやしてくれたというのがホントかわいい。衣装、こんなふうだったんだと衣装も初めてしげしげと見た。
 ちびちゃんたちの頭飾りはどこか七五三の髪飾り風。タリモの衣装も、金地の帯地みたいのが使ってあって、結構和風だったのだった。
 このCDどれくらい売れるかなあ。ミミセンで5万枚は売れたんだから……、でもあれは3人がかりか……(^^; うーん、あんま考えないようにしよう。とにかく売れるといいな、と。
 ちび歌姫の写真をよく見ると、それぞれファンがつきそうな(?)キャラをしてるので、そのへんがキャラ立ちすればなー。おとなしい優等生タイプが好きなら朋ちゃん、ハートのいい子が好きならくるみちゃん、生意気なのが好きならaikoちゃんとか……。ってどんなファンだ(^^; いえ、男性より女性のほうがそういうところ細かく見るものですよね。

 ……明日カミコンだよっ。