9.再会





さて、メルセトで分かれたあの少年の将来に多大なる不安を抱きながらも、アカギミズキコンビと合流するべく、メルセトからエルイール跡地に戻ってまいりました。

そしたら、こんな人里離れた場所で日光猿軍団もどきをやっている不幸そうな若者を一人発見。

ロジェ「こら、言う事きけって!」

お魚「S_}ZBN<+zxcl(_Δ_)」

彼らと会話を成立させようと努力するのは勝手ですが、我が子も襲うようなバイオレンスなお魚さんに果たして説得が効くのかどうか。


説得できずに喰われるに1票。


とロジェの末路を予想して遊んでいたら、見つかってしまいました。

それどころか、奴はこいつら頼むぜーと言い残してお魚さんたちを置いていってしまいました。

ペットは責任もって最後まで飼うのが飼主の義務だろうが貴様!!!

あの今どきっぽい頭の軽そうな若者には、いずれ社会のルールというものを骨の髄まで叩き込んでやるとして、今はともかくお魚軍団を料理しなければなりません。

こうしてアカギとミズキを待つついでに、経験値稼ぎをすることになりました。


が。



まさかここでアンダルクの呪詛が発動するとは想定の範囲外も甚だしい。



あのフリーズする呪いは、百目お化けに遭遇しない限り避けられると思っていました。

しかし幼き頃より7年間

「お魚になったあなたのお父様を殺しちゃてすいません、あのお魚はウォルター様だったのに、私はざっくり殺っちまいました。お魚パパを刺しちゃってすいません。お詫びに私は一生アナタに憑いていきます。アナタの後を憑いていきます。絶対に離れません…(ぶつぶつ)」

と毎日のように聞かされてきたトラウマは、百目お化け限定という生易しいものではなかったようです。



魚人にトドメが刺せないよ!!?Σ(‖゜ロ゜)ノ



幼い頃からの特技であったトドメ刺しが出来なくなるとは、げに恐ろしきはアンダルクの呪詛。

ラプソディア真の敵はアンダルクの呪い

そう思ってしまうほど、徹底的にキリルは魚人が駄目なんです。

どんなに味方がピンチに陥ろうと、たとえ自分が囲まれて袋叩きになろうと駄目なんです。

クリティカルを連発しようが、協力攻撃で一網打尽を狙おうが、魚人相手にキリルが絡むと駄目なんです。

残りHP1まで削っておきながら、

キリル「だめだ……できない……っ!ヾ(。。lll)ゞ(ガタガタガタガタ)」


トドメの似合う男という肩書きが泣いています。



でも、HP1だろうが生きてると動くんです。お魚は。

魚「ヒレアターック!」 (べいし!)

キリル「あにすんだこの魚類!!」 (ザシュザシュ)

魚「ヤメテッコロサナイデッ(T◇T)」

キリル「うわああああっ!!!おとうさーーん!!!(しゃがみこむ)」



もう……どうしろと?_| ̄|●




で、ウォルター魚を殺っちまった当の本人のアンダルクはといえば、自分が呪いをかけたキリルの横で容赦なくお魚軍団に雷を落としていたりします。

お前のせいでキリルが役にたたなくなったんだから、倍は働け。

先陣切って雷属性の地面に立ち、魚寄せのエサになれ。

ちなみに魚相手だと役に立たないキリルですが、人間相手には今までと変わらず応対できるらしいので魚軍団の反対側にいた人間軍団を相手に、存分にトドメを刺してきて貰いました。


こうして予想外の呪いが発動したものの、なんとか魚も人間も全て血祭りに上げて戦闘は終了。

バトル中に参戦したアカギとミズキとも無事に合流。

ミズキがリノさんからの伝言を話してくれましたが、耳に入ってきません。

いきなりイスカスが出てきたりもしましたが、なにをしゃべったのか記憶にありません。

再会したいのは貴様じゃねえ(_Δ_)

心はもうオベル。

会いたいのは4様。

オベルに戻ってリノに会い、4様の情報を!

今度こそ4様をお迎えに!

4様4様4様ーーーっ!!!!