1.昔ラズリルという町で



ぎゃああああっ!! なんだこの可愛らしい子4様を攫いたいー!!ぎゃーぎゃーぎゃ!!!(床ばんばん!)

という阿鼻叫喚から始まりました、ラプソディア。

まさかどしょっぱなから子4様と子スノウに遭遇するとは思いませんでした。

ツカミはオッケイです、オッケイですよコナ●さん。良い仕事をしています。


しかし夜中に子供が出歩くのは感心しません。

特に歩く身代金(スノウ)と子供アイドル(4様)の2ショットなんて、素晴らしすぎです。美味すぎです。

金目当ての海賊から見ても、萌え目当ての我々から見ても、この2ショットは危険度マックス。

マックスハートがプリティーでキュアキュアです。(番組混戦中)

カモネギを遥かに超えたこの美味しい状況を、今後はフォアグラに乗ったキャビアと表現することにします。

フォアキャビです。言いにくいですがどうせ誰も口には出さないでしょうから良いのです。



さて。

まず最初はSRPGをやったことがない人の為に、簡単なレクチャー戦闘があります。

子4様と子スノウによる、もさもさ退治。

もさもさ……はまがりなりにもモンスターだから、身体一つで戦うのは良いとしても、

子4様。

あなた。



薪。



スノウがパパブレードを振り回している横で、



薪。



装備が薪で初陣。

未だかつてこれほどしょぼい初期装備の
主人公にはお目にかかったことがありません。


貧乏人と金持ちの差を如実に語っているこの違いに、目頭が熱くなるのを押さえ切れませんでした。

きっとスノウの後を追いかける時に、あわてて近くにあるものをひっつかんで来たのでしょう。

この事から、子4様のお部屋の近くには薪小屋があったということが推察されます。

もしかしたら、薪小屋が子4様のお部屋だったのかもしれません。

なんとも予想通りの不憫な子供時代を過ごしている片鱗を見えかくれしておりますが、「包丁とおたま」とか 「ほうきとチリトリ」 とかをひっつかんで参戦してくるよりは、薪の方がマシというものです。

それに薪の形状は近似値 「剣」 とも言えますし、世の中には竹で作った剣もあるくらいですから、薪ごときで驚いていてはいけません。日本人なら動揺してはなりません。


それで肝心の初陣ですが、もさもさには勝ちました。

子4様が撲殺して勝ちました。

おそらくこれから10年後あたりに出版される海王セト様物語(仮題)の中で、「彼のはじめての戦いの相手はもさもさだった。その手にはしっかりと双薪が握られていた」と書かれることでしょう。

かたや立派な剣を持っているのに、子スノウは一撃でもさもさを倒せませんでした。

腕が痛くて動かなかったのかもしれません。



そんなことをやっていたら、物陰から怪しい影が!

え!?もしかして人攫い!!?子4様を売ってくれ!! スノウ付で!!!

これが瞬時にプレーヤーの頭に浮かんだ単語でした。

ラプソディアを何のゲームだと思ってるんでしょうか、この人。

しかしプレーヤーが馬鹿な事を考えても、ゲームは冷静に進みます。システムは決して脱線しません。

脱線しなかったおかげで、ようやくラプソディアの主人公と出会えました。


見ず知らずの子供に自己紹介をする変なおじさん、それがウォルター。

上司が挨拶したら、部下も倣うのがサラリーマンの勤め、それがアンダルク。

そんな融通のきかない男どもに合わせてやる、それがセネカ。

まだなんにも考えていないのでパパのマネをしました、それがキリル。

しゃべりません、いるだけです、存在用途=かわいい、それがヨーン。


以上、主役たちの第一印象です。

犯罪率のものすごく低いまったりとした田舎から出てきました〜〜みたいにおっとりしているこの人たちに、世界の平和を任せてよいのか不安です。

不安になりましたがストーリーは勝手に進みまして、裏路地での戦闘再開。

今度は大量のもさもさに囲まれますが、戦闘能力が高い大人が3人いたので楽勝。

子スノウがちょっと死にかけたくらいで済みました。

わざとじゃありません。彼にトドメを刺させてあげようという親心で残りHP5のもさもさに仕掛けさせたらスカりやがったんです。(その後のターンでもさもさアタックを食らって瀕死)

幼き頃より期待を裏切らない男、それがスノウ。

キメるべき土壇場に弱い男、それがスノウ。

肝心な時はいつでも腕が痛くなるんです、それがスノウ。(謎)



で、戦闘が終わってお魚人間と成立しない会話をやって、ヨーンと無言で会話やって、子スノウと子4様が帰宅の途につき、この面は終了。

子4様の「おやすみなさい」に喀血するほど萌えすぎて、その後のウォルパパたちの会話がイマイチ記憶に残ってません。

紋章砲の謎じゃなく、子4様を追ってくれぇっ!!!

これが、この時、このシーンを見ていたプレーヤーの心の叫びであったと記しておきましょう。

ラズリルという町で記憶に残ったもの、それは子4様。

物語の根幹である紋章砲の謎とかキリルたちの今後ではなくて、子4様。

子4様のおやすみなさいに僕らのハートはメロリンラブヘ( ̄ー ̄ヘ)(ノ ̄ー ̄)ノ


これよりラプソディアをプレイする目的は、紋章砲の謎を解くことではなく、大人4様と再会することに変わりました。

プレイを開始してからわずか40分後のことでした。恐るべし、カリスマ主人公。

……あ、ちがう。 主人公はキリルでしたっけ。今、思い出しました。

第1幕の印象は子4様にかっさらわれてしまいましたが、キリルには今後の成長を期待したいと思います。(しかし以上のインパクトはそうそう世の中にはないと思う)