楽しい話 55

ハワイサイドストーリー5



朝、起きたらMZが水に漬かっていた。

と書くとまるで漬物妖怪(なんじゃそりゃ)みたいだが、要するにマンションにあるプールに入っていたわけだ。

そう、このマンションには専用のプールがついていて住人なら誰でも何時でも利用できるのだ。

わしはとにかく血圧が低く、朝風呂すら体力をぶんどられるような人種なのでプールは遠慮し、その間はご飯をつくって遊んでいた。

朝のプールの後に優雅に朝食。

まるでリゾートの様だ。(謎)

そして本日は、ほんまもんのリゾートを見ることになったのだった。

なんでかっちゅーと、昨日御茶をご馳走してくれたご夫妻が、今日はドライブに連れていってくれることになっているからさー♪

連れていってくれたのは、ガイドブックには載っていない地元の穴場ビーチ。

一つは3キロくらい延々と続くビーチで、こっちも綺麗だったんだがもう一つ、ハワイの田園調布と言われる超高級住宅街のところにある浜辺は、これはもう……口でも文字でも表せないくらいスペシャルに美しい!(机どん!)

地元の人ですらめったに来ないらしく、ゴミひとつ落ちておらず、おまけに人もほとんどいない。

正に俺様ビーチ状態だ。

なにせパノラマで写真を取っても、誰も映らないんだ!(床ばし)

海も空も浜も爽やかテイスティーコカコーラのCMが100本くらい撮れるような美しさだ!(謎表現)

そんなビーチで暫くのあいだ野放し…いや、自由に遊んでおいでという旦那さんの有り難い御言葉に従い、わしらは浜辺を散歩した。

いやもう、浜辺ダッシュなんて青春やってる場合じゃなくて、ただほてほて歩くだけで充分っちゅーか。

で、歩いていたら田園調布のぼんぼんさん(だってそうだろ:笑)が「靴なんか履いてないで脱げ脱げ」とおっしゃるのでこれまた素直に靴を脱いで波打ち際で遊ぶ遊ぶ。(既に幼児化)

いや、ほんと、綺麗過ぎてあそこなら一日ぼけーっとしてても良いと思ったね。

頭スカーンって感じで。(笑)

そんな綺麗なところを見た後は、またもや買い物しに街まで繰り出したわけだが、この日はちょっとアクシデントが。

簡単に言うとだ、わしのカードが限度額をこえちまったんだな。

旅行前なのに限度額を上げておかなかったのも馬鹿だったが、その前に夏のイベント用にカネコ服を買い、大阪でも買い物をしていたのをすっかり忘れていたのも馬鹿だった。

しかし、どうしても欲しいものがあったのでカード会社に国際電話を!

が、時差の関係で会社は終ったあとだった!(゚ロ゚) ←かける前に考えろ

こうして、明日もう一度会社に電話をすることを心に誓い、美しい砂浜に洗われてちょっとだけ清くなった心と、思いっきり素直な物欲に囲まれて、ハワイ5日目の夜は終るのだった。