美容院。
そこは言うまでも無く髪をどうにかしたい者たちが集まる断髪の聖域。(謎)
でもって、大抵の女の人の場合は行きつけの美容院というものがある。勿論わしにもある。
わしは頭………違う、髪の伸び率が非常によろしいので、(頭が伸びたら大変だ。それこそ妖怪ぬらりひょんにも圧勝するぞ) 一ヶ月に一度はいかないとそりゃあもうすげーことになる。
でもって先日も行ってきたんだが、その時わしのおとなりに座っていた見知らぬ女の人と、その髪をカットしていたヘアメイクのおねーさんの会話。
ヘアメイク 「まあ、頭の形がすごく良いんですね〜」
女性客 「え?そうですか〜?」
ヘアメイク 「はい、もうボウズ頭にぴったり♪(^▽^)y」
……………………刈りたいんですか?
というか、それは100%褒め言葉のつもりで言ったんですか?
要望を実践する気はなかったとしても、ハサミをしゃきしゃきさせながら微笑まないでください。
女性客さん完璧なまでにフリーズしてます。
いや、そんなことよりも。
気が付いたら、わしのカットをしていたおねーさんが、鏡の向こうから物言いたげな顔をしてこちらを見て言るのがものすごく恐い!!! (/‖゚ロ ゚)/
わし 「…………何スか?」
姉さん 「……Hさん、すぐ髪の毛伸びるよねえ…………」
わし 「 駄目。」
姉さん 「………………………………気持ち良いよ〜………」
わし 「 駄目ったら駄目じゃいっ!! 」
姉さん 「………………そうよねえ。」
とか言いつつ、なにハサミをシャキシャキ鳴らしてんだアンタ!!(゚ロ ゚‖)
諸君も想像してみてくれ。
床から持ちあがった椅子の上、でっかいケープをかぶせられ身動き取れない状況で、背後によく斬れる凶器を持った奴にたたずまれる恐怖を!
そして無言の戦いが繰り広げられるそのとなりでは、バトルの発端になった女性客とヘアメイクさんの会話が復活していた。
女性客 「でも………………気持ちよさそうですよねえ………」
ヘアメイク 「さっぱりすると思いますよ〜」
女性客 「………………………………ですよねえ……」
ですよねえって、もしもし? 騙されてませんか??
そうこうしているうちに、わしはシャンプー台に拉致されてしまったのでその後の単語は聞けなかったんだが、彼女が何と答えたのか気になって眠れない夜は今夜も続く。
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